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QiitaにRails 5.1とVue.jsで作るサンプルアプリケーションの記事を書きました

お知らせ

前回のエントリでも「QiitaにRails 5.1の記事を書いたよー」というお知らせをしましたが、もう一本新しい記事を書きました。
今回書いたのは「【動画付き】Rails 5.1で作るVue.jsアプリケーション ~Herokuデプロイからシステムテストまで~」という記事です。

どんな内容なの?

Rails 5.1で追加されたJavaScript関連の新機能を使って、下のような簡単なVue.jsのアプリケーションを作成するチュートリアル記事です。
ローカルマシンで動かして終わり、ではなく、Herokuにデプロイしたり、システムテストを書いたりするところまでカバーしています。

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さらに、文章で説明するだけでなく、動画でも手順を説明しています。


Rails 5.1で作るVue.jsアプリケーション ~Herokuデプロイからシステムテストまで~

コードもGitHubで公開しています。

なので、僕のようにモダンなJSフレームワークに不慣れな人でも、きっと躓かずにサンプルアプリが作れるんじゃないかなーと思います。
ぜひチャレンジしてみてください!

執筆裏話

もともとは前回のエントリで紹介した、Rails 5.1の変更点のまとめ記事システムテストの記事でRails 5.1関連の記事はおしまい、と思っていました。

しかし、ネットで「Rails 5.1を使うとVue.jsやReactがめっちゃ簡単に作れる」という話が話題になっていたので、僕も試してみたところ、本当にびっくりするぐらい簡単に作れました。

その簡単さに感動してしまったので、つい勢いで動画付きのQiita記事を書いてしまいました。
執筆のペースとしては、

  • 07:30-08:15 => 動画収録
  • 08:15-10:30 => 記事の執筆&公開

みたいな感じで、3時間ぐらいで書き上げたのが今回の記事です。
動画の収録も含めて3時間でこれだけの記事を書けちゃうなんてすごいなー、僕。(自画自賛)

まあ、他の人が書いてくれた記事やコードを参考にしている部分も多いので、全部自分の力というわけではないですけど。
(そもそも簡単に作れるようにしてくれたRailsがすごい!)


とはいえ、このRails 5.1の新機能、全面的に賞賛できる話ばかりではない、という記事も上がってきています。

僕はあまりJSフレームワーク周りに詳しくないので、これからはもうちょっとこのあたりの話もしっかりキャッチアップしていかないとダメですね。
Rails 5.1はまだベータ版なので、正式リリースまでにこういう問題もきれいに解消してくれたら嬉しいな~と思います。

まとめ

というわけで、このエントリではQiitaで公開した「【動画付き】Rails 5.1で作るVue.jsアプリケーション ~Herokuデプロイからシステムテストまで~」という記事を紹介しました。
この新機能、メリット、デメリットはあると思いますが、とりあえず「モダンなJSフレームワークをローカルマシンで動かす」という最初のハードルをぐっと下げてくれたところは少なくとも「すごい」ところだと思います。

みなさんもぜひこの記事を見ながらサンプルアプリケーションを作ってみてください!

あわせて読みたい

その前に公開したRails 5.1関連の記事もよろしくお願いします~。

Rails 5.1関連の記事を2本、Qiitaに書きました

お知らせ

Qiitaに「Rails 5.1の変更点まとめ」と「Rails 5.1のSystemTestCaseを試してみた」という記事を書きました。

前者はRails公式ブログの内容をベースに、Rails 5.1の主要な新機能や変更点を説明した記事です。

後者はRails 5.1の新機能の中から、新しく導入されたシステムテスト(SystemTestCase)の使い方を説明した記事です。

Rails 5.1は(マイナーバージョンアップなのに)結構いろいろ大きな変更が入るので、みなさん早めに予習しておきましょう!

あと、5.1がリリースされるとRails 4系は基本的にメンテナンスされなくなるので、手持ちのRailsアプリをRails 5にアップグレードしておくこともお忘れなく。
(といいつつ、僕もまだアップグレードできてないRailsアプリがいくつか残ってたりしますが・・・)

Qiita記事執筆裏話

この2本の記事を何を考えながら書いたのか、簡単にメモしておきます。

「拙速は巧遅に勝る」というアプローチ

「Rails 5.1の変更点まとめ」はもともとRails公式ブログの内容を全部翻訳しようと思って着手しました。

ところが、翻訳を始めてしばらくすると、見慣れない言い回しがいろいろ出てきて翻訳が難航し、「やばい、このペースで翻訳するとなかなか終わらへんぞ」という予感がしてきました。
そこで「全部翻訳する」という方針を変更し、「技術的な内容だけをピックアップして、極力簡単な内容にまとめる」ということにしました。

内容をまとめているときに、サンプルコードなんかもきれいに載せていこうかなと思ったのですが、これもやはり時間がかかりそうだったのでいったん諦めました。

というわけで、「Rails 5.1の変更点まとめ」はスピード重視で記事を書いていきました。
これはソニックガーデンの中でよく言われている「拙速は巧遅に勝る」というアプローチです。

自分の強みを活かすアプローチ

一方「Rails 5.1のSystemTestCaseを試してみた」の方は、Rails 5.1の新機能の中で、自分に興味があって、得意分野で、なおかつ他の人があまり書かなそうな分野は何か?と考えた結果、選択したトピックです。

興味だけでいうと、JavaScript関連の新機能も興味があるのですが、フロントエンド系の技術はそこまで得意ではないですし、Rails 5.1の目玉機能で他の人が記事を書きそうなので、今回は見送ることにしました。

「テストコードを書くのが大好き!」っていうプログラマは比較的少数だと思うので(感覚値)、SystemTestCaseについて技術記事を書く人はしばらく出てこないんじゃないかなーと思ったりしています。

というわけで、こちらは自分の強みを活かすアプローチで執筆してみました。

まとめ

こんな感じで2本のQiita記事を書いてみました。
Railsプログラマのみなさん、よかったら「いいね!」や「ストック」をよろしくお願いします-。


あわせて読みたい

自分の強みを見つける方法については以前こちらのエントリで書きました。
よかったらこちらもどうぞ。

平成28年(2016年)度分の確定申告をしてきたのでメモをあれこれ

はじめに

先日、税務署に行って平成28年(2016年)度分の確定申告をしてきました。

参考までに、僕がどんなふうに確定申告したのかいろいろメモしておきます。

確定申告が必要な理由

確定申告は妻のぶんと僕のぶんで二つあります。

妻は自宅で小さなパン屋さんをやっています。
妻は個人事業主(いわゆる自営業)なので、毎年確定申告する必要があります。
僕は経理に詳しいので経理担当として妻の店のお手伝いをしています。

また、僕は会社勤めをしていますが、電子書籍の売上や雑誌の原稿料など、副収入があるのでやはり毎年確定申告しています。
副収入がない頃は確定申告もせず、会社に年末調整やらもろもろをお願いしていましたが、ここ数年は源泉徴収票だけもらって自分で全部確定申告しています。

決算書の作成は自宅で、確定申告の書類は税務署で

以前は決算書(損益計算書や貸借対照表)の作成も、確定申告の書類もすべて自宅で作っていましたが、ここ数年は決算書だけを作成して税務署に出向いています。
税務署にいくと、税務署で電子申告(e-Tax)ができます。
その際、税務署の職員さんが横について操作方法を詳しく教えてくれます。

いや、操作方法を教えてくれるというよりも、「まずこのボタンをクリックしてください。次にここに名前を入れてください。それから・・・」と最初から最後まで操作方法を指示してくれます。

当然ですが税務署の職員さんは確定申告に関する知識が豊富です。
僕が1人でやっていたら「えーと、ここには何を入力したらいいんだ?」「住宅ローン控除の金額を入力するのは一体どこなんだ??」と迷いそうな部分も、職員さんはサクサクと手際よく入力を進めてくれます。
結果として自分1人で確定申告するより圧倒的に速く終わるので、「確定申告は税務署で電子申告するのがベストだ」と考えています。

ただ、税務署でこんなに丁寧に応対してもらえるのは、僕が田舎(兵庫県西脇市)に住んでいるからかもしれません。
都会の税務署だと人が多すぎて、こんな応対はしてもらえないかも?

あと税務署は確定申告の締め切りが近づくほどよく混む、という噂もよく耳にします。
なので、短時間で済ませたいなら、できるだけ早い時期に出向く方がいいと思います。

決算書の作成は「やるぞ!青色申告」を使っています

前述のとおり、決算書は自宅で作成しています。
決算書に使っているのは「やるぞ!青色申告」というソフトです。

なぜこのソフトを選んだのかというと、「Macで使える会計ソフトはこれしかないから」です。
Macだとこれ以外に選択肢がない・・・。

クラウドで使える会計ソフトはどうなの?

ちなみに、最近ではクラウド上で管理できる会計ソフト(Webサービス)もありますが、数年前に利用した際はあまり使い勝手が良くなく、すぐに「やるぞ!青色申告」に戻ってきました。

パン屋さんの経理(仕訳入力)って、結構ややこしいんですよね。
フリーランスのプログラマとか、毎回シンプルな入力で済む業務ならいいのかもしれませんが、当時の印象では歴史の長い会計ソフトの方が小回りが利くな、という印象でした。

クラウド上のWebサービスも今はもう少し進化しているのかもしれませんが、「やるぞ!青色申告」の操作にすっかり慣れてしまったので、別にこのままでいいかなーと思っています。

決算書を作るなら簿記3級の知識がほしい

僕は簿記2級の資格を持っています。
自分で決算書を作る予定なんて全然なかったんですが、「プログラマでも会計の知識は持っておいた方がいい」という話を聞いて、簿記の資格を取ろうと思いました。

ところが結果として簿記の資格(=簿記に関する知識)が日々の会計業務や決算書を作るときに大活躍しています。
簿記の資格を持ってて良かった!
ただし、小さなパン屋の経理をするぐらいであれば、簿記3級の知識があれば十分です。

いざ簿記の知識が必要になったときに勉強を初めても遅いので、「今は必要ない」と思っていても早めに勉強しておくことをオススメします。

ちなみに簿記2級を取ったときの勉強法は以下のエントリにまとめてあります。
この勉強法は簿記3級を取るときにも参考になるはずです。

配偶者(妻や夫)なら委任状なしでマイナンバーが利用できる

今年から確定申告の際にマイナンバーの入力が求められるようになりました。

マイナンバーは重要な個人情報として見なされるため、扱いがいろいろ面倒です。
本人であれば「通知カードと免許証」ぐらいを持っていけば十分ですが、今回は妻の代理で僕が税務署に出向かなければいけません。

「もしかすると委任状やらなんやらを持っていかないと受け付けてもらえないのかな?」と思ったのですが、調べてみたところ配偶者や家族であれば大丈夫みたいです。
念のため、妻の通知カードと免許証のコピーを持っていきましたが、それで十分でした。

確定申告するときに税務署に持っていったもの

確定申告するときは税務署にこんなものを持っていきました。

  • 決算書一式(損益計算書、減価償却費計算書、貸借対照表等)
  • マイナンバー通知カードと免許証(現物、自分用)
  • マイナンバー通知カードと免許証(コピ-、妻用)
  • 源泉徴収票(自分用)
  • 控除の申請に必要な書類(生命保険控除証明書、住宅借入金等特別控除の申請書、住宅ローンの残高証明書等)
  • 確定申告のお知らせハガキ(前年度に電子申告している場合に届く。e-Taxログイン用のIDが載っている)
  • 前年度の確定申告書類の控え(まれに確認が必要になる場合がある)
  • 印鑑(その場で記入内容を修正したりする場合に備えて)

 

まとめ

というわけで、このエントリでは僕が持っている確定申告に関するマメ知識をあれこれ書いてみました。
平成28年度分の確定申告の受付期間は2017年3月15日までです。
まだ確定申告していない、という人の参考になる内容があれば幸いです。

あわせて読みたい

その昔に書いた確定申告に関する記事です。
こちらもあわせてどうぞ。