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【質問募集中!】関西Ruby会議2017で「Rubyistと技術記事」という発表をします #kanrk2017

お知らせ

2017年5月27日(土)に開催される関西Ruby会議2017で発表することになりました。
僕の発表テーマは「Rubyistと技術記事 ~なぜ書くの?どう書くの?何が起きるの?~」です。
だいたいこんな感じの発表をする予定です↓

Rubyistと技術記事 ~なぜ書くの?どう書くの?何が起きるの?~


私は自分のブログやQiitaで長年技術記事を書いてきました。

この発表ではなぜ私が技術記事を書くのか、いつもどうやって技術記事を書いているのか、そして技術記事を書くことで自分に何が起きるのか、を説明します。

テクニカルな話ではないので、Ruby初心者の方でも気軽に聞ける発表になると思います。
みなさん、ぜひ聞きに来てください!

開催情報
日時
2017年5月27日(土) 10:00 - 17:00
会場
大阪産業創造館 4F イベントホール(地下鉄堺筋本町駅から徒歩5分)
参加費
無料
公式サイト
関西Ruby会議2017
申込みページ
https://rubykansai.doorkeeper.jp/events/59706

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【ご協力のお願い】アンケートにお答えください

今回発表するにあたって、みなさんからの質問を発表のインプットにさせてもらおうと考えています。

技術記事やブログの執筆について、「普段からこんなことが気になってる」「伊藤さんにこれを聞いてみたい」という話があれば、ぜひその質問を聞かせてください。
もしかしたら発表の中でその質問にお答えするかもしれませんよ!

アンケートは以下のリンクからお答えください。
関西Ruby会議2017に参加しない人でも、誰でも自由に回答可能です。

give IT a try 読者アンケート 2017
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アンケート項目は以下のとおりです。

  • Q1. 技術記事やブログの執筆に関して、伊藤さんに聞きたいことはありますか?
  • Q2. これまでに読んだ伊藤さんの技術記事やブログの中で、一番印象に残っているものがあれば教えてください。また、その理由も簡単に教えてください。
  • Q3. その他、日頃の感想やメッセージ等があればご自由にどうぞ。

Q2とQ3は関西Ruby会議2017と無関係な質問ですが、純粋に読者アンケートとして「みなさんが僕のブログを読んでどんなことを考えているのかなー」ということが気になって追加した質問です。
みなさんの感想をぜひ聞かせてください!

まとめ

というわけで、このエントリでは2017年5月27日(土)に開催される関西Ruby会議2017の発表内容を告知させてもらいました。
たくさんのご参加をお待ちしています!

アンケートの回答もぜひ!😆

タニタの体重計RD-903とiPhoneアプリ・ヘルスプラネットが結構いいよ!という話

はじめに

最近、体重計を新しく買い換えました。
タニタのRD-903という体重計です。

「体重計を買い換えたい」と言い出したのは僕の妻です。
どうやらスマホアプリと連動して、自分の体重や体脂肪率を簡単に管理できるところに魅力を感じたようです。

タニタの健康管理アプリ ヘルスプラネット

タニタの健康管理アプリ ヘルスプラネット

  • TANITA HEALTH LINK.INC
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

ただ、このアプリのレビューを見ると、なんかイマイチ評判が良くない。
ロクな評価が並んでいません。

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なので、アプリにはあまり期待しないでおこうと思いつつ購入したのですが・・・なんだよ、全然問題ないじゃないか!
我が家では普通に使えています。操作が特別難しいということもありません。
妻も「便利!すごい!」と喜んで使っています。

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というわけで、アプリのレビューを見て不安になっている人はあまり気にせずに購入しちゃって良いと思います。

ですが、もうちょっと詳しい情報を知りたいという人もいると思うので、アプリの使い勝手や購入時の注意点等を以下に書いていきます。

アプリの使い勝手について

本体とアプリの初期設定が終わったら、こんな感じで毎日体重を計ります。

①アプリを起動して、「データを入力」ボタンをタップする
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②体重計の電源が自動的に入る
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③アプリ側も待機状態になる
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④体重計に乗る

⑤自動的に体重や体脂肪率の情報がアプリに転送されて記録される
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体重計本体のボタンに触れる必要はありません。
スマホの操作だけですべての操作が完結しますし、各種の数値も自動的に記録されます。

妻は今まで別のアプリに手入力で値を入力していたので、それに比べると極めてラクに数値の管理ができるようになった、と喜んでいます。

ちなみにホーム画面はこんな感じです。
体重や体脂肪率以外の値もいろいろ表示されます。

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数値の変化をグラフとして表示することもできます。

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ただ、縦軸の目盛り間隔がイマイチで、グラフだけ見るとめちゃくちゃ体重が増減してるように見えてしまうのが玉にキズです。
(上のグラフは僕のデータですが、こんなグラフでも僕の体重は0.5kgぐらいしか変動してないです)

「同じような品番がたくさんあってよくわらない問題」について

タニタのRDシリーズは似たような品番の体重計がいっぱいあります。
「どれを買えばいいんだろう?」と迷った場合はタニタのWebサイトへ行くと、機能比較ができるようになっています。

体組成計・体脂肪計|タニタ

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たとえば、RD-902、903、906、907で比較すると、

  • RD-902、906 = 基礎代謝量、体内年齢、体水分率の測定ができない
  • RD-903、907 = 基礎代謝量、体内年齢、体水分率の測定ができる

という違いがあります。

903と907で比べると、907の方が新しい製品ですが、Webサイトに載っている製品仕様を見る限りほとんど機能は同じです。
(というか、付属品に「レシピカード」が増えている点以外、違いが見当たらない)
なので、903の在庫があるうちは903と907で安い方を購入すればいいと思います。

また、RD-905というモデルもありますが、これは販売店によって品番が異なるだけで、中身は全く同じものだそうです。

参考: RD-903とRD-905はどう違うの?タニタお客様サポートセンターに聞いてみた

こうした情報を総合して、我が家ではRD-903を購入することにしました。

「100g単位測定と50g単位測定、どっちを選ぶの問題」について

RD-903には100g単位で測定するモデルと、50g単位で測定するモデルの2種類があります。
価格を比較すると、50g単位で測定できるモデルの方が若干割高です。

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ここはどっちにすべきか迷ったところなのですが、我が家では結局50g単位の方を購入しました。
「どっちでもいいけど、毎日、何年も使うことを考えたら、ちょっとぐらい高くても誤差の範囲かな」と考えたのがその理由です。

とはいえ、50g単位モデルを選べば「65.6kgではなく65.55kgと表示されるので、なんとなく気持ち的にうれしい」という小さな特典は付いてくると思います(苦笑)。

家族で体重計を共有する場合の注意点

スマホアプリのヘルスプラネットは、メールアドレスごとにアカウントを管理します。
なので、家族が4人いる場合は4つのメールアドレスが必要になります。

また、ヘルスプラネット内でアカウントを切り替えようとすると、その都度ログイン・ログアウトの操作が必要になるので面倒です。
なので、現実的には「iPhone1台につき、1アカウント(かつログインしっぱなし)」で利用することになると思います。

それから、体重計1台につき、数値を管理できる最大人数は4人です。
5人以上家族がいる人はちょっと注意が必要かもしれません。

まとめ

というわけで、今回は最近購入したタニタのRD-903という体重計を紹介してみました。
App Storeのレビューはトホホな感じですが、ちゃんと使えている人もいるよ!!ということで使用レポートを書いてみました。

購入を検討されている方は参考にしてみてください!

2017.6.13追記:2ヶ月後の体重の変化など

タニタの体重計を使い始めて2ヶ月、体重がちょっとずつ減ってきました!
毎日簡単に記録できて、グラフで変化が確認できるのがいいですね。
モチベーションが維持しやすいです。

あと、ITエンジニアの方であれば(って僕もそうなんですが)、APIを使ってチームメンバー間で体重を共有したりすることもできるようです。
すごい!

あわせて読みたい

最近は夫婦そろって、日常的な運動や体重の変化に気を配るようにしております。

GitHubのサポートに「2段階認証のSMSが届かない」と伝える場合の英文例

はじめに

今朝、ちょっとした用事で手元のiPhoneからGitHubにログインしようとしました。
僕は2段階認証の設定をしているので、IDとパスワードを入力すると2段階認証の画面が表示されます。

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いつもだったら数秒後に認証コードが載ったSMSが届くのですが・・・あれ?いつまで経っても届かない。
"Re-send the code"ボタンをクリックしても届かない。

なんでだ~、おかしいぞ~!
というわけでGitHubのサポートに「なんかおかしいんだけど」とメッセージを送りました。

GitHubのサポート連絡用フォームはこちらにあります。

Contact GitHub · GitHub

送信した内容はこんな感じです。

Subject: Cannot receive SMS for two-factor authentication


I input email and password from sign-in page and two-factor authentication page is shown, but I cannot receive SMS. I am clicking "Re-send the code" button, but nothing happens.


In my mailbox I received it on 16th Jan. Why can't I receive it today?

20分ほどすると、GitHubから返信が返ってきました。

Hey Junichi,


Sorry to hear about the trouble receiving those messages. It sounds as though there may be an issue with our primary SMS provider's ability to communicate with your mobile network.


I've just switched you to a backup provider now, which may have better luck getting those authentication codes to you. Can you try requesting another code now and letting me know if you still have trouble receiving it?


Best,
Justin

どうやらちょっとしたトラブルが起きていたっぽいです。
このメッセージを受け取った前後に再ログインしてみるとちゃんとSMSが届いたので、今回SMSが届かなかったのはGitHub側の問題だった、ということで良さそうです。
あ~、よかったよかった。

・・・で終わってもいいのですが、せっかくなので、今回送信した英文の内容を少し詳しく説明してみます。

送信した英文メッセージのポイント

僕が送信したのはごくごく単純な中学校レベルの英文です。
しかし、中学校レベルとはいえ、ちゃんとした内容を書けば十分相手に伝わります。

ざっくりと内容を確認してみましょう。

件名

Cannot receive SMS for two-factor authentication

件名では主語の"I"を省略していますが、別に入れても構いません。
「(私は)2段階認証用のSMSを受信できません」というのが今回の件名です。

本文その1

I input email and password from sign-in page and two-factor authentication page is shown, but I cannot receive SMS.

ここは以下の3つの英文でできています。

  • I input email and password from sign-in page
  • two-factor authentication page is shown
  • I cannot receive SMS

それぞれの英文はごくごくシンプルですよね。

  • 私はサインインページからメールアドレスとパスワードを入力した
  • 2段階認証ページが表示された
  • SMSが届かない(私はSMSを受信できない)

それらを接続詞でつなげると、冒頭の一文が完成します。

  • 私はサインインページからメールアドレスとパスワードを入力した
  • すると(and)
  • 2段階認証ページが表示された
  • しかし(but)
  • SMSが届かない(私はSMSを受信できない)
本文その2

I am clicking "Re-send the code" button, but nothing happens.

ここは2つの英文でできています。

  • I am clicking "Re-send the code" button
  • nothing happens.

日本語に訳すと、こうなります。

  • 私は"Re-send the code"ボタンをクリックしています
  • 何も起きません

"nothing happens"の"nothing"は、「何もない」「何でもない」という否定の意味を持った無生物主語ですね。
直訳すると「何でもないことが発生します」という意味になりますが、自然な訳にすると「何も起きない」という意味になります。

あとは前後関係を逆接の接続詞butでつなげば完成です。

  • 私は"Re-send the code"ボタンをクリックしています
  • しかし(but)
  • 何も起きません
本文その3

In my mailbox I received it on 16th Jan.

「過去にはちゃんと届いてたんですが」ということも伝えておきましょう。
内容は以下のとおりです。

  • メールボックスを見ると(In my mailbox)
  • 1月16日にSMSを受信しています(I received it on 16th Jan.)

日付を表すときは前置詞のonを使います。
あとアメリカ英語は日付、月名の順で書くことが多いですね。
確信がなければ、日本人がよく使うフォーマットの"2017/01/16"と書いても伝わると思います。

本文その4

Why can't I receive it today?

これは「なんで今日は届かないんでしょうか?」という英文です。
"can't I ~?" なので否定の疑問文(~できないのか?)になっています。

おさらい

全部つなげるとこんな意味になります。

Subject: Cannot receive SMS for two-factor authentication
(2段階認証用のSMSを受信できません)


I input email and password from sign-in page and two-factor authentication page is shown, but I cannot receive SMS.
(メールアドレスとパスワードを入力したあと、2段階認証ページが表示されましたが、SMSが届きません。)


I am clicking "Re-send the code" button, but nothing happens.
("Re-send the code"ボタンをクリックしていますが、何も起きません。)


In my mailbox I received it on 16th Jan.
(メールボックスを見ると、1月16日にSMSを受信しています。)


Why can't I receive it today?
(なぜ今日は受信できないのでしょうか。)

ネイティブの人が見ると、多少不自然な点が残っているかもしれませんが、こちらの状況や要望を伝えるだけであれば、このレベルの英文でも十分であることがわかると思います。

おまけ:その他のトラブルシューティング方法あれこれ

GitHubのサポートに連絡する以外にも、原因が他にないか調べていました。
以下は今回調べた内容です。

Twitterで検索する

他にも困っている人がいたら「SMSが届かない!」という叫び声がTwitter上にあふれかえっているはずです。
というわけで、"github sms"というキーワードでTwitterを検索してみました。

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ちらほらとお困りのツイートが見えますが、大混乱という様相ではないので、大規模な障害が発生しているわけではなさそうです。

GitHubのステータスを確認する

GitHubで障害が発生している際は以下のサイトで状況が報告されます。

GitHub System Status

また、ステータスを報告するTwitterアカウントもあります。

GitHub Status (@githubstatus) | Twitter

ですが、今回は特に障害報告はありませんでした。

SMSの受信フィルタの設定を確認する

もしかすると、SMSの受信フィルタが悪さをしているのかも?とも思いました。
僕はauを使っているので、以下のページを参考にして受信フィルタの設定を確認してみました。

迷惑SMS(Cメール)防止方法 | トラブルを未然に防ぐ | au

ですが、特に受信フィルタの設定はしていませんでした。
そもそも1月にはSMSが届いていて、この2ヶ月の間に何か設定を変えた記憶はないので、その可能性はもともと低いはずです。

GitHubがSMS認証をサポートしている国を確認する

GitHubがSMS認証をサポートしている国は以下のページで確認できます。
もちろん、日本も含まれています。

Countries where SMS authentication is supported - User Documentation

ネットを検索していると、ときどき「GitHubは日本にSMSを送信できない」と書いてあるようなページがあったのですが、僕はこのあいだまで受信できていたので、これも可能性は低いと思っていました。
もし突然サポートから外れていたら、きっと日本中の開発者が大騒ぎしていたはずだと思います。

しばらく間を空けて試してみる

実はこのブログを書いてる最中にもう一度ログインを試したら、またSMSが届かなくなっていました。
「え~、またサポートに連絡するの~!?」と思いつつ、2~3分ほど時間を空けて試したら、今度はSMSが届きました。

サポートに連絡を入れたときは2~3分待ってもダメだったんですが、状況によっては一時的に受信できないケースがあるのかもしれません。
(それでもすぐに届いてもらわないと困るけど・・・)

まとめ

というわけでこのエントリでは、GitHubのサポートに「2段階認証のSMSが届かない」と伝える場合の英文例を紹介しました。

日本人はよく英語が苦手だと言われますが、日本人に一番足りないのは勇気や度胸だと思います。
とりあえず当たって砕けろの精神で英文を書けば、あとは相手ががんばってこちらの意図をくみ取ってくれます。
遠慮せず相手の努力に頼りましょう。
向こうのサポートの人も、へたくそな英文メールはたくさん読んできているはずです。

その次に足りないのは「自分が英語で書けるレベルにまで、頭の中の日本語を単純にする」というステップでしょうか。
頭の中に浮かんだ日本語をそのままきれいに英訳しようとすると、たいていの場合、ハードルが高すぎて死にます。
なので、自分が持っている英語のボキャブラリーの範囲内で表現できるように、日本語を単純化することが重要です。

このあたりの話は過去のエントリでも書いたので、こちらも読んでみてください。

プログラミングと一緒で、英語も書いたり読んだりする機会を増やすほど、どんどん表現力(と勇気や度胸)が増えていきます。
「英語か・・・書けねえ。やーめた」ではなく、へたくそでもかまわないのでどんどん英語を書いて海外の人とコミュニケーションしていきましょう!

あわせて読みたい

英語力の向上については、こちらのエントリも参考になると思います。
よかったらこちらもどうぞ。