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【告知】オープンセミナー2018@岡山に登壇します(2018年5月12日・土) #oso2018

お知らせ

登壇のお知らせです。
2018年5月12日(土)に開催される「オープンセミナー2018@岡山」に、僕・伊藤淳一が登壇します。
岡山で登壇するのは今回が初めてです!

公式ページ:http://okayama.open-seminar.org/
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本イベントの概要は以下のとおりです。

イベントテーマ
「エンジニアの生存戦略と働き方」
日時
2018年5月12日(土)10:00 〜 18:00
場所
さん太ホール(岡山市)
参加費
無料
(懇親会参加費は社会人4000円、学生2000円)
申込みページ
https://oso.connpass.com/event/82152/

僕の登壇内容

詳細は未定ですが、イベントテーマが「エンジニアの生存戦略と働き方」なので、こんなお話をしようかな~と考えています。

「したたか?天然?なんかうまくやってるITエンジニアの生存戦略」


もともとミュージシャンになりたくて就職する気などさらさらなかった私が、なぜかプログラマになり、14~15年経って田舎でリモートワークしたり、Rubyの本を執筆したりするようになりました。
そういえば私は今年で41歳になりますが、「35歳定年説?ああ、そんな言葉もあったねー」というぐらい、今でも現場でコードを書き続けています。
そんな私に明確な生存戦略はあったのでしょうか?
「ふと気づいたらこうなっていた」というのが率直な感想ですが、もしかしたら気づかぬうちにしたたかな生存戦略を遂行してきたのかもしれません。
私のITエンジニアとしてのキャリアをふりかえりながら、一緒に「伊藤さんの生存戦略」を考察してみましょう。

上の説明文にも書いたとおり、僕自身が現時点で「生存戦略?うーん、あると言えばあるような気もするし、ないと言えばない気もする」という印象なので、スライドをこしらえながらじっくりこれまでのキャリアと「生存戦略的なもの」をふりかえってみようと思います。

いやあそれにしても、当日はトップバッターなので、ちょっと緊張しますね~💦

2018.4.17 追記:事前アンケートも募集しています!

この発表で聞いてみたい内容があれば、ぜひ教えてください。
詳しくは下記のエントリにて。


まとめ

このイベントには僕以外にもIT界隈で著名な方々や個性的なキャリアを持ったエンジニアさんが多数登壇されます。
岡山近辺の方はもちろん、東京や大阪といった、ちょっと離れた地域の方も観光がてら足を運んでもらえると嬉しいです。

みなさん、よろしくお願いします!

macOSの「文字ビューア」で絵文字を入力する😄

はじめに:絵文字についておさらい

TwitterやGitHubなど、最近はいろんなサービスで絵文字が入力できるようになってきています。

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Twitterであれば絵文字の一覧が、GitHubであればコロン( : )に続けて文字を入力すれば絵文字の候補が挙がってくるので、入力が簡単です。

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絵文字自体は普通の文字の一種なので、TwitterやGitHubに限らずどこでも使用できます。
たとえば、はてなブログ(※このブログもはてなブログです)の記事を書くときに入力することもできます。

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ただ、はてなブログには絵文字入力用の機能が用意されていないため、これまで僕は「Twitterで絵文字を検索&入力して、絵文字をコピペ」という面倒な手順で絵文字を入力していました。

しかし!

そんなことをしなくても、macOSの標準機能で簡単に絵文字を検索&入力する方法があることを最近知りました。

「文字ビューア」を使えば手軽に絵文字を入力できる

macOSには「文字ビューア」という機能があり、command + control + spaceというショートカットで文字ビューアを起動できます。
そして文字ビューアから絵文字を検索&選択すれば、絵文字を入力できます。

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いや~、便利。
今まで毎回他のサービスから絵文字をコピペしていた自分がバカみたいです(苦笑)。

僕と同じように絵文字の入力に苦労しているMacユーザーのみなさんはぜひ利用してみてください😄(←文字ビューアで入力してみた)

余談:この記事を書いた背景

実は「文字ビューア」については、同僚である大野さん(@pi_cha_n)が書いたこのブログ記事でその存在を知りました。

元記事は「文字ビューアを無効にする」のが目的だったのに、この記事を読んで「へ~、文字ビューアって便利じゃん!」と思ってしまったのが、何とも皮肉ですねw

で、社内のRemottyの掲示板で「文字ビューアって知ってた?」とみんなに聞いてみたら、「知らなかった」「初めて知った」という人がほとんどでした。

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冗談半分で「自分のブログに書きたい」と言ったら、大野さん本人から「どうぞ」と言われたので、ありがたくネタを頂戴しました(笑)。

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というわけで、ネタを提供してくれた大野さんに感謝の意を表します。
ありがとう、大野さん😚

新卒社員向け?転職直後にメール送信でやらかしてしまったときのお話

はじめに

早くも4月になりましたね。
今月から新卒で働き始める新社会人の方も多いのではないかと思います。
(新社会人のみなさん、ご入社おめでとうございます!)
そんな新社会人のみなさんに向けて(?)、かつて僕がやらかした失敗談を紹介します。
反面教師としてぜひ参考にしてくださいw

やらかしちまった失敗談

これは僕が前職の会社に転職した直後の話です。
前職の会社は外資系の半導体企業で、世界各国にあわせて1万人以上の社員がいました。
僕はその会社に社内SE(社内エンジニア)として入社しました。

僕はとある社内アプリケーションの運用担当者にアサインされました。
数日後にそのアプリケーションの新バージョンリリースがあるので、そのアナウンスを同じオフィス内の全社員へメールで送ることになり、僕はメーラーを開きました。

オフィス内の全社員へメールを送信する際は、"TO_XXX_JPN_ALL"のようなグループアドレスを指定して送るのですが、僕は一覧からアドレスの選択を間違ったのか、知らない間に「世界中の全社員に送信するグループアドレス」を選択していました。

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そして、これまたまったく記憶がないのですが、無意識に?もしくは間違ってボタンをクリックして?または偶然ショートカットキーを押して?そのメールを件名も本文も空のまま送信してしまったのです!

僕は何も気づかないまま、文面を考えるためにパソコンの前に座っていました。
すると、同僚の社員から「ちょっと伊藤さん?なんか伊藤さんから変なメールが送られてきてるんだけど・・・」と声をかけられました。

げげーーっっ!!!

僕はこのときはじめて自分がメールを誤送信していることに気づきました。
しかも、あろうことか世界中の全社員に・・・。

「あわわ、これはヤバい、入社してまだ数日なのに、こんなヘマをやらかしたらクビにされるううう😱」と青ざめながら、上司に自分の失態を報告しにいきました。

幸い、クビになったり、減給されたりはしませんでしたが、「ちょっとこれは対処のしようがないねえ。さっきのメールは間違いです、ともう一度、全社員にメールを送るしかないんじゃないか」と言われました。
そこで、上司と相談しながら日本語と英語で謝罪のメールを作成し、もう一度全社員に送信したのでした。

いやはや大変でした。なんとかこれにて一件落着・・・ではありません。
本当の問題はそこからです(苦笑)。

世界中で「やめろやめろのリプライ合戦」が勃発

しばらくすると、世界中からこんなメッセージが届き始めました。

「おい、いったい何なんだ、このメールは?」
「誰がこんなメールを送ったんだ」

みたいなリプライ(全部英語)が大量に届き始めました。
しかも、あろうことか、これまた「全社員にリプライ」しているのです!
なので、「このメールは何だ!?」というリプライが繰り返し全社員に届くのです。

「おい、こんなメールを俺に送ってこないくれ!!」
「いや、これは間違いメールだからみんな無視しろ」
「なんなんだよ、このメールは!」
「みんな黙れって言ってるだろ!!」
「もうたくさんだ、これ以上送ってくるな!!」
「だからもう返事をするな!!」
「ここで全員返信は終わりだ!!みんなやめろ、PLEEEEEEEEEEEEEEEASE!!!!!!!」

みたいなメールが次々に送信されはじめ、世界中で「やめろやめろのリプライ合戦」が始まってしまったのです(ひえー😭)。
その様子をただただ画面の前で眺め続けるしかない僕の気持ちといったらもう・・・。

ちなみに、ちょっと興味深いのが、当時は日本とアメリカとイタリアにオフィスがあったのですが、リプライを送ってくるのは全員アメリカ人でした。
日本語やイタリア語のリプライはゼロ。
さっきは「世界中でリプライ合戦」と書きましたが、厳密にいうと「実際にリプライを投げあっているのはアメリカ人だけ」でした。

社内の人曰く、「いや、彼らは絶対わかっててリプライ送ってるわw」だそうです。
はあ、これが国民性ってやつですかね~(苦笑)。

結局、翌日の朝になってもリプライ合戦が鳴り止まなかったので、最終的にはアメリカ本社のシステム管理者が何らかの手段で強制的にリプライを停止させることで、事態はようやく収束しました。
あ~、怖かった!!

まとめと教訓

というわけで、これが僕の失敗談です。
この一件から得られた教訓を上げるなら次のようになるでしょうか。

  • 一斉メールを送るときは、最後までメールアドレスを入力するな。
  • できれば送信ボタンを押す前に同僚にチェックしてもらうべし。
  • やらかしてしまったら、すぐ正直に報告しろ。

以上、この春から社会人になる新入社員に向けた、僕の失敗談でしたw