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プログラミング、リモートワーク、田舎暮らし、音楽、etc.

平日の昼間にTwitterをやってる時間が減った理由を考えてみた

はじめに

僕はブログだけでなく、Twitterもやってます。
一時期はTwitter中毒みたいな時期があって、四六時中ツイートを読んだり書いたりしてる時期がありましたが、その頃に比べると最近はかなり頻度が減りました。
特に平日の昼間、つまり仕事中にTwitterをやってる時間がグッと減った気がします。


なんでTwitterをやらなくなってきたのかな〜?ということを考えてみると、やはりソニックガーデンに入ってから仕事の密度が濃くなり、集中できる時間が増えたからだと思います。


じゃあ、なぜ仕事の密度が濃くなったのか?なぜ集中できる時間が増えたのか?ということをさらに掘り下げて考えてみました。


今回はその理由をリストアップしてみます。


Tweet - The Twitter bird has escaped ...


仕事の密度が濃くなる理由

残業をしなくなった

ソニックガーデンは残業を良しとしない社内文化を持っています。
「残業時間を減らしましょう!」というスローガンを掲げながら、実際はみんな残業している・・・なんて会社を時々見かけますが、ソニックガーデンのメンバーは本当に残業しません。
7時を過ぎると一気に人がいなくなります。
ちなみにソニックガーデンは10時始業なので、9時始業の会社でいうと6時でみんな帰るイメージです。
自分だけ遅くまで働いていると本当に空しい気持ちになってきます。


なので、定時にキリよく終わらせようと思うと、自然と仕事の密度が濃くなります。


時間をかけすぎることを良しとしない

残業をしないことにも関連しますが、ソニックガーデンでは時間をかけすぎることを良しとしないポリシーもあります。
すなわち、残業しまくったり土日に働いたりして、自分のタスクを終わらせたとしても、ほとんど評価されないのです。
そういうことをすると、本人のスキルが不足しているか、タスクの設定をミスっているか、本質的にムダなことをやってるか、そんなふうに疑われます。


なので、自分のタスクをできるだけ時間をかけずに終わらせようと思うと、自然と仕事の密度が濃くなります。


マネジメントされない

社長の倉貫さんはよく「ナレッジワーカーに一番効率よく働いてもらうための最善の方法はマネジメントしないことだ」と発言しています。
実際、社内では基本的にプログラマ各人の裁量で仕事を進めています。


「こういう進め方がソニックガーデン流」という暗黙知みたいなものは存在しますが、それが絶対的なルールになっているわけではありません。
自分のタスクや働く時間はプログラマが自由に決められることになっています。


また、社長や副社長がことこまかくプログラマの働き方をチェックして注文を付けてくることもありません。
ソニックガーデンではメンバーが少ないこともあって、お互いの仕事がある程度見えるので、ちょっとマズそうな気配が漂うと、プログラマ間で自発的にアドバイスしたり、救いの手を差し伸べたりします。


なので、プログラマが自分たちで自分のベストな仕事の進め方を追求すると、自然と仕事の密度が濃くなります。


締め切りドリブンではなく、信頼と期待ドリブン

上で述べてきたことと少し重複しますが、ソニックガーデンでは基本的に「xxまでにxxを絶対終わらせる」という締め切りを設定しません。
もちろん、事前にある程度計画は立てますが、「絶対死守」ではなく、「ベストエフォート」を前提とします。
残業や土日出勤がないのも、死守すべき締め切りが設けられていないからです。


こうやって書くと、「じゃあ、ダラダラ仕事できるやん」と思うかもしれませんが、それは逆です。
締め切りがないのは「コイツらに任せれば、わざわざ締め切りを設定しなくてもこれぐらいはやってくれるはず」という期待や信頼関係が社内のメンバーやお客さんとの間に存在しているからです。
計画の死守ではなく、ベストエフォートが許されるのは、文字通り「最善を尽くしたんだから仕方がない」と、思ってもらえるからです。


なので、メンバーやお客さんの信頼と期待に応えるために最善を尽くすと、自然と仕事の密度が濃くなります。


1週間単位で計画が決まる

ソニックガーデンでは1週間単位でやることを決めます。
「xxヶ月後にxxをリリース」という青写真があっても、具体的な作業を計画するのは1週間単位です。
「3ヶ月以内に100のタスクを終わらせろ」と言われるよりも、「来週までに8つのタスクを終わらせること」を考える方が簡単です。
しかも、それぞれのタスクは1日以上かからないようなタスクにします。


「3ヶ月以内に100のタスクを終わらせる」計画を立てると、たいていの場合、最初の方はのんびり始まり、徐々に遅れて、後半で挽回しますと言いながら、最後に火を噴くパターンで終わります。(永遠に終わらない、なんてケースもしばしばあったり・・・)


なので、1週間ぶんの小さなタスクを上手に配分すると、自然と仕事の密度が濃くなります。


プログラマはプログラムを書いてナンボの商売です

当然と言えば当然ですが、ソニックガーデンのプログラマはプログラムを書くことが第一の仕事です。
プログラムを書いてこそ、プログラマとして評価されます。


これは逆に言うと、プログラマが意味のない全体会議に参加したり、フォーマット偏重のドキュメントを書いたり、打ち合わせで頻繁に外出したりすることを良しとしない、ということを意味します。


なので、プログラミングに集中できる時間が増えると、自然と仕事の密度が濃くなります。


情報管理やタスク管理が楽になった

ソニックガーデンでは情報共有のツールとして、自社サービスであるyouRoom(ゆーるーむ)を積極的に利用しています。
メールをメインの情報共有のツールとして使っていた前職までは「メールをさばく」ことにかなりの時間を費やしていましたが、youRoomを使うようになってからはそのような「情報をさばく」時間がかなり短くなりました。


またメールとは異なり、youRoomはタスク管理ツールとして活用することもできるため、情報共有とタスク管理がシームレスに行えるようになりました。


なので、「メールをさばく」時間が減ると、自然と仕事の密度が濃くなります。


開発用PCが速くなった

現在は開発用PCとしてMacBook Pro Retinaディスプレイモデルを使っています。
ソニックガーデンの入社前は家庭用のインターネットPCとして購入したMacBookを使っていましたが、それに比べるとかなり速くなりました。
普通に開発している限りは、PCの処理が終わるのをイライラしながら待つ、ということがほとんどありません。


正直に白状しますが、昔は「PCの処理が遅い → 処理が終わるまでネットを見る → 面白そうな記事やツイートを読みふける → 思ったことをTwitterでつぶやく」という悪循環が頻繁に発生していました。
しかし、今では「処理が終わるまでネットを見る」という悪循環の入り口を塞ぐことができました。


ちなみにこの開発PCは会社で購入してもらったものです。
以前は何世代も前の鈍重なPCを割り当てられて、最新PCを仕事で使うなんて夢のまた夢でした。
しかしソニックガーデンに入社したら、あっさりと最新のPCを購入してもらえたので、とても感激したことを覚えています。
もちろん、これで開発効率の悪さをPCのせいにはできなくなりましたが。。。


というわけで、開発用PCが速くなるとヒマ潰しの時間がなくなり、自然と仕事の密度が濃くなります。


以上のことから仕事上の不満が激減した

Twitterでツイートしたくなる動機って、けっこう「不満」がその引き金になることが多いんですよね。
「良かった!ハッピー!幸せ!」という気持ちよりも、「なんやねんいったい、この不条理は〜〜〜!!(怒)」という負のエネルギーの方がツイートの原動力になりやすいことは否めません。
しかし、これまで述べたような理由から、ありがたいことに現在では仕事上の不満がほとんどなくなりました。


数少ない仕事上の不満と言えば、「思うように開発を進められない自分のふがいなさ」だったりします。
不満の原因が他人ではなく自分にあると、わざわざ不満のツイートはしないんですよね〜。
そんなことしても単に自滅するだけです、はい。


なので、仕事上の不満がなくなるとツイート欲求が減少し、自然と仕事の密度が濃くなります。


まとめ

というわけで、平日の昼間にTwitterをやってる時間が減った理由を自分なりに分析してみました。
フォロワーさんもちょっとずつ増えてきてるので、なんか面白いツイートしないと悪いな〜と思うのですが、ふと時計を見ると「あ、今日もほとんど終わりやん」と気付くことが多いです。


まあそんなわけで、ツイートの頻度は減ってきていますが、僕は毎日元気にやっています。便りがないのは良い便り、ということで!


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アジャイルサムライとは大きく異なるソニックガーデンの見積りと計画作り - give IT a try
上で挙げた「締め切りドリブンではなく、信頼と期待ドリブン」に関連するエントリです。


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youRoomのことをよく知らない方はこちらのエントリをどうぞ。


【働き方の教科書その5】ソニックガーデン 倉貫義人社長:ナレッジワーカーの働き方 | メリービズ
倉貫さんの「ナレッジワーカーは管理すべきでない」という発言はこちらにも載っています。