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僕だったらどうやって洋書が読めるように努力するか

語学

はじめに

JavaBlackさんのこちらのエントリにインスパイアされて、プログラマと英語、そして洋書についてちょっと何か書いてみたくなりました。


日本人技術者が洋書を読まなければならない時代 - カレーなる辛口Javaな転職日記


まず、元ネタになってるこちらの記事。


明暗くっきり、オライリーと技術評論社


僕も数日前に読みましたが、スルーしました。
誰が書いたかわかんないし、明暗くっきりとかいう割には客観的なデータも示されてないし、釣り記事のレベルを超えてないな〜というのが感想でした。


なので、オライリーと日本の出版社がどうこうという話には深入りしません。
てか、どちらもがんばって!

英語苦手度チェック

さて本題。
JavaBlackさんのお話は大方Agreeです。
プログラマとして頭ひとつ抜けようと思ったら、最低限英語を読むスキルは必須だと思います。(書く、話す、聞くは二の次だとしても)
そして、英語の情報源(技術書であれ、ネット上の文献であれ)が日本語に翻訳されるのを待っていたら、半年以上待たされるか、永遠に翻訳されないかのどちらかでしょう。


洋書を読むのは確かにちょっとハードルが高く思えます。
まあ、実際清水の舞台から飛び降りるつもりで買ってしまえば、そうでもないんですけどね。
洋書を買ったことがないはOKだとしても、以下のような基準にあてはまる人は英語が苦手な人なんじゃないでしょうか。

  • 英文を読むぐらいなら、自動翻訳の日本語を読んだ方がマシだと思っている。
    • 自動翻訳の日本語というのはたとえばこんなのです。
  • Googleで探している情報が見つからない場合に、日本語のキーワードを英語に置き換えて英語サイトの検索結果を引き当てようとしたことがない。
    • 例えば「ASP.NET GridView webコントロール 動的に追加」を「ASP.NET GridView adding webcontrol dynamically」に変更して検索!みたいな感じです。


全部当てはまる人!
もう、何やってんすかー!そんなんじゃダメでしょ?!
今日から死ぬ気で英語勉強してください!!


・・・なんて言ってもたぶん勉強できないですよね。
英語嫌いな人はたぶんとことん嫌いだと思うんで。

僕だったらどうするか?

僕自身は昔から英語が好きだったし、英語は一番の得意科目だったので*1、英語が苦手な人の気持ちを完全に理解することはできません。
でも、もし僕が英語が大嫌いなプログラマだったら、どうするかな〜?というのを妄想してみました。

まずはモチベーションから

まず持続可能なモチベーションがないと始まらないと思います。
僕だって元から英語好きだったとはいえ、この業界に入った時に最初からわざわざ英語の情報源をあさろうとは思いませんでした。


プログラマにとって英語が重要だと本当に感じたのは、Hibernateを使ったJava案件に放り込まれた時ですね。
当時、Hibernateなんていうフレームワークが存在するなんてこれっぽっちも知りませんでした。
時期的にもHibernateWEB+DB PRESSで紹介されたばかり、みたいなそんな時期だったと思います。


そんな当時ではまだマイナーだったフレームワークを会社の先輩が果敢にも選択したんです。
僕は先輩の言う通りに実装したり、困ったことがあったらすぐ先輩に聞いたりしていました。
僕の質問相手は日本人(=先輩)でしたが、先輩の質問相手は英語のリファレンスマニュアルでした。
案件で初めて使ったHibernateはすごく便利なフレームワークでした。
このときに僕は「ああ、プログラマに英語は必須っていうのは本当だったんだな」と思いました。


こんな感じで何かしら「やっぱり英語の勉強しとかへんとあかん!!」と思うきっかけがないと、努力が続かないんじゃないかと思います。
え?どうやったらモチベーションが上がるかって?
それは人それぞれですからね〜。
でもまず、一流のプログラマになりたい、プログラマとして頭一つ抜けたい、と感じているかどうか?
感じているなら英語が必須だというのはきっと理解していますよね?

目標はTOEIC 600点

さて、僕だったら「やるぞ!!」と思ってからどうするか。
とりあえず、TOEIC 600点を目標にするでしょうね。
厳密に言うと、TOEIC 600点は目的ではなく手段です。
何か勉強する時は客観的な指標があった方が自分のレベルを確認しやすいですし、目標を達成したかどうかも明らかなので、達成した時の喜びも大きいです。


え?TOEICの勉強はどうするのかって??
それはここで語らなくても、腐るほど情報源はあるでしょう。
とりあえず、自分の苦手分野を見つけ出して、それをつぶすようにしたらよいんじゃないでしょうか。
発音とか、基礎文法とかね。
英語はだいたい分野ごとに専用の参考書が発行されているので、苦手分野を集中的に勉強することは比較的簡単なはずです。
あと、TOEICを受験する間隔を空けない方が点数が上がりやすいですよ。

英語ともっとふれあう

それと並行して、日常業務でも英語とふれあう機会を増やす必要があるでしょうね。


まずはOSの表示言語を英語にしましょうか。
日本語のメニューやメッセージには十分慣れ親しんでるはずですから、英語に変わっても全く操作できなくなる、ということはないはずです。


それから、最初に挙げた「英語苦手基準」を克服していきましょう。

  • 調べ物をするときは英語のリファレンスマニュアルを読む
  • Googleで引っかかった英語のQ&Aサイトにも目を通す
  • 自動翻訳ではなく、英語の原文を読む
  • 日本語の情報が見つからなければ、英語のキーワードで検索する


等々。
「やる気を出す」「目標に向かって勉強する」「普段から積極的に英語に触れる」これぐらいの条件が揃えば、1〜2年でTOEIC 600点に到達するんじゃないでしょうか。
なんか他人事っぽく書いてますけど、僕だったらこうしますし、きっと何かしらの成果が出てくると信じています。

そろそろ洋書へ

で、そうこうしてるうちに英語の苦手意識も減ってくるでしょうから、ぼちぼち洋書にもチャレンジしてみましょか、となってきます。


肩ならしにオススメなのは米オライリーが出しているiPhone向けの電子ブックです。
iTunes Storeで一冊わずか600円で買えます。
種類も豊富なので、一冊ぐらい「読んでみたい」と思う本があるはずです。
すぐに手に入るし、挫折しても600円の損失なので、そこまで怖くないです。
iPhoneに入っていれば、ちょっと時間が空いた時にどこでも気軽に読めるのもうれしいですね。


洋書を読む時は、間違っても英語の授業みたいに全文を完全に日本語訳しようとしないでくださいね。
そんなことしてたらいつまでたっても読み終わりません。
6割から8割ぐらい分かっていればとりあえずOK。
頻繁に出てくる割によく意味がわからない、という単語があれば辞書を引きましょう。


何とか一冊目を読み終わったら、それだけで「おっ、洋書一冊読めたー!」という達成感があると思います。
「洋書でも何とかなるもんやな〜」と思えれば、あなたの技術書の選択肢に洋書がどどどっと増えてくるはずです。
洋書が選択肢に入ってくれば、発刊されたばかりの最新の文献もチェックできますし、日本語訳が永遠に出てこなさそうなマイナーな技術書も読むことができます。

まとめ

英語が苦手な人はすぐに洋書を挫折せず読めるレベルには到達しないかもしれませんが、やる気と努力と慣れでそのうち何とかなります。
「一流のプログラマとしてこれぐらいの英語のスキルは付けておきたい」という目標を持ってがんばりましょう!

参考情報

ここでは特にオススメはしませんが、僕はこんな勉強をやってました。

ビートルズの全詩集を買って全曲歌えるようにする

高校時代はビートルズにハマってたので、全詩集を買って歌えるようにしました。
色々な言い回しや単語も覚えられるし、発音の勉強にもなります。
ビートルズに限らず、好きな洋楽の歌詞を理解して歌えるようにするのは結構効果的です。

ビートルズ全詩集

ビートルズ全詩集

がっつり受験勉強する

って、社会人になったらわざわざ受験用の勉強なんてしないと思いますが。
とはいえ、文法や単語など僕の英語力の基礎は学校の授業や受験勉強で作られた部分も大きいです。
学校で習う英語には批判も多いですが、読み書きのために習う英語としてはそれほど悪くないと思います。

英会話教室に通う

僕はNOVAに通ってました。ええ、そうです。あの「NOVA」です。。。
見事にウン十万円をドブに捨てましたけどね(T T)。
でもレッスン自体は僕は好きでした。
ただ、英会話ができなくても洋書を読むことにはそれほど支障はないと思います。

外資系企業に就職する

これは勉強法ではありませんが、現職の会社が外資系なので英語の文章を読んだり、英語でメールを書いたりする機会が結構あります。
また、年に数回ぐらいは外国のメンバーとミーティングをもったりすることもあります。
最初のうちは緊張しましたが、慣れてくると次第に抵抗がなくなってくるので良い経験になりました。

あわせて読みたい

技術書全般に関する僕のお話です。洋書についてはここで書いたような話を載せています。
これまでに読んできた技術書を振り返る - give IT a try


英語が苦手な人にとっては、id:irofさんのこちらのエントリの方がより実践的かもしれません。「必要に駆られたから始める」というのは英語に限らず、全ての勉強に言えることですね。
英語がアレな私と洋書の話 - 日々常々

*1:センター試験197点、TOEIC860点ですから。ふふふん♪