give IT a try

プログラミング、リモートワーク、田舎暮らし、音楽、etc.

年末年始の「テスト勉強」にピッタリ!?Everyday Railsをマイナーアップデートしました

お知らせ

本日、「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」をマイナーアップデートしました。
過去に購入してくださった方は無料で最新版をダウンロードすることができます。

Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門 - Leanpub
f:id:JunichiIto:20141024121511p:plain


本書を以前購入された方は以下の手順を参考にして、最新版をダウンロードしてください。

今回のアップデート内容について

今回のアップデートは原著の2014年12月19日版に追従するアップデートです。
主な変更点をリストアップします。

  • binstubを使用するサンプルコードの修正
  • DatabaseCleanerに関する説明をアップデート(第8章)
  • タグに関する情報を追加(第9章)
  • pending から skip への変更とその理由の説明(第9章)
  • ファイルアップロードのサンプルコードを修正(第10章)
  • APIのテストで have_http_status マッチャを使うように変更(第10章)
  • rails scaffold を使用する際に、不要なassetsやヘルパーを作成しない方法を説明(第11章)
  • 情報源リストのアップデート
  • その他、細かい文章の改善

 

中でも一番大きく加筆されたのが「DatabaseCleanerに関する説明をアップデート(第8章)」です。
今回のアップデートでDatabaseCleanerの設定の意味が詳しく説明されるようになりました。


DatabaseCleanerの設定については、これまで「ややこしそうだから、コピペして動いたらそれでOK」だと思っていましたが(ごめんなさい)、今回のアップデートを確認することで「なるほど、これはそういう意味になっていたのか」とよく理解できるようになりました。
僕と同じように「DatabaseCleaner、ややこしくてよくわかってない」という人は、ぜひチェックしてみてください。


日本から送ったフィードバックがたくさん反映されています

今回のアップデート内容は僕から著者のAaronさんに送ったフィードバックを反映したものがほとんどです。
実際に送信したフィードバック内容は、以下のGitHub issueで確認できます。

Issues · everydayrails/rails-4-1-rspec-3-0 · GitHub

こんな感じでAaronさんに「こうした方がいいんじゃない?」って提案したりしています。

f:id:JunichiIto:20141229104537p:plain


英語版のリリースノートには僕の名前もちょこっと載ってたりします。

f:id:JunichiIto:20141229105250p:plain


一度公開しても、その後でソフトウェアのごとく柔軟に内容を更新できるのが電子書籍のメリットですね。


フィードバックはいつでも受け付けています。
英語が得意な人は直接上記のGitHub issueに書き込んでもらって構いませんし、「言いたいことはあるけど英語はちょっと苦手」という人は下記の日本語版フィードバックページへ書き込んでください。

Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門 - Feedback


まだ購入されていない方へ:年末年始にあなたも「テストが書けるRailsプログラマ」になりませんか?

「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」はその名の通り、RSpecでRailsアプリケーションをテストする方法を解説した電子書籍です。
内容は初心者から中級者向けで、「RSpecを全然知らない」という人でも理解できる内容になっています。


また、本書の特徴はGitHubからサンプルアプリケーションのソースコードをダウンロードして、本を読みながらテストコードを追加していける点です。
つまり、いわゆる「写経」をしながらテストの書き方を学習できる構成になっています。
毎日1~2時間「写経」を続ければ、年末年始の休みの間に「Railsにおけるテストの書き方」をまるっと学習することができます。


「本やネットで勉強して、いちおうRailsアプリは動かせるようになった。でもテストコードを書くのは苦手で、いつも後回しになってるんだよなあ・・・」なんて人には打ってつけの一冊です!


以下に「よくある質問」をまとめたので、購入を検討する際の参考情報にしてください。

中身をちょっと見てみたいんだけど

こちらのページで第1章と第3章がまるまる読めちゃいます。
ぜひ参考にしてみてください。

Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門 - サンプルページ


どこで売ってるの?お値段はいくら?

「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」は電子書籍版のみです。紙の本はありません。
Leanpubというセルフパブリッシングサービスからのみ購入できます。
残念ながらAmazonでは検索しても出てこないので、購入したい方は注意してください。


価格は最低価格が$16.00(約1600円)、希望価格が$20.00(約2000円)となっています。
Leanpubは非常にユニークな仕組みを持っていて、購入時に読者が価格を自由に指定できるようになっています。


f:id:JunichiIto:20140207130737p:plain:w400


購入画面で上のようなスライダーが出てくるので、「これぐらいの値段なら出してあげても良いかな」と思う値段を指定してやってください。


あ、ちなみに誰がどんな値段で購入したのかは僕らにはわからないようになっているので、「ケチだと思われたらどうしよう」という心配はいりません(苦笑)。


対応している電子書籍リーダーはどれ?

ダウンロード可能なフォーマットはPDF、EPUB、MOBIの3種類です。
なので、PCやKindle、各種スマートフォンやタブレット等、幅広いデバイスで読むことができます。


Kindleユーザーの方はMOBI版を、MacやiPhone、iPadで読む方はEPUB版 + iBooksで読むのがオススメです。
もちろん、汎用性の高いPDF版で読んでもらっても構いません。

f:id:JunichiIto:20140207071929p:plain
Device Icons free PSD - Freebiesbug


カスタマーレビューはないの?

Amazonのように購入サイト上にカスタマレビューは載っていませんが、こちらで独自に収集したカスタマーレビューはあります。
下記の記事を参考にしてみてください。


まとめ:おかげさまで1000ダウンロードを突破しました!

今年(2014年)の2月に発売を開始した「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」は、おかげさまで1000ダウンロードを突破しました。

f:id:JunichiIto:20141229110957p:plain

まさか発売から1年も経たないうちに1000ダウンロードを超えるなんて夢にも思っていませんでした。
購入してくださったみなさんには本当に感謝します。


今後も引き続き原著の更新にあわせて無料アップデートしていくつもりです。
いつ購入しても損はないので、まだ購入されていない方はぜひ読んでみてください。
よろしくお願いします!

Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門 - Leanpub
f:id:JunichiIto:20141024121511p:plain