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初校のゲラ(試し刷り)が届きました ~「プロを目指す人のためのRuby入門」制作レポート

アレが届きました

昨日、何やらでっかい封筒が僕宛に届きました。
「もしやこれは」と思って中を空けてみたところ・・・じゃーん!

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現在制作中の書籍「プロを目指す人のためのRuby入門」のゲラが入っていました。

ゲラというのは紙面の出来映えを確認するための試し刷りのことです。
こんな感じで完成品と同等の紙面が大きな紙に印刷されています。

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これをじっくり読んでいき、修正すべき箇所がないかチェックしていきます。
いわゆる校正作業っていうやつですね。
最初の校正作業なので、これを初校と呼ぶそうです。(へー)

ちなみに印刷された紙のゲラだけでなく、PDFデータも一緒にもらっています。

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編集者さんからは「紙とPDF、どっちがいいですか?」と聞かれたんですが、ディスプレイで見たときと紙で見たときで印象が変わりそうな気がしたので、両方もらうことにしました。

デジタルデータがようやく形になってきた

去年の終わりからずっと本を書いていたとはいえ、その原稿はあくまでデジタルデータでした。
また、原稿はマークダウンで書いていたので、必要最低限のフォーマットが適用されただけの素っ気ない見た目でした。

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これが編集者さんと紙面デザイナーさんの力によってデザインや装飾が施され、デジタルデータから「形のあるモノ」に変わって僕のもとに届いたわけです。
いやあ、嬉しいなあ😄

原稿の執筆は5月でひととおり終わっているんですが、こんなふうにいろんな人による、いろんな作業を経てようやく完成するので、発売まですごく時間がかかってしまうんですねえ。

というわけで、「プロを目指す人のためのRuby入門」は2017年11月の発売(現時点の予定)に向けて着々と制作進行中です。
書店に並んだら、ぜひ手にとってみてください!

で、「プロを目指す人のためのRuby入門」って何?

「プロを目指す人のためのRuby入門」は、Rubyの言語仕様やRubyの使い方を教える入門本です。
これまでRubyで仕事をしてきた僕自身の経験から、開発の現場で役立つ知識を重点的に説明しています。

また、「本を読むだけで、なんとなく分かった気になる問題」を避けるため、各章には例題を付けています。
例題の解答はチュートリアル形式で手順や考え方を詳しく説明しているので、読んで終わり、ではなく、ちゃんと手と頭も動かすこともできるようになっています。

詳しくは以前書いたこちらのエントリをご覧ください。


まとめ

というわけで、今回は現在制作中の書籍「プロを目指す人のためのRuby入門」の進捗状況をお伝えしました。
また何かあればこのブログで状況を報告していきますので、この本が気になる!という方はぜひ「読者になるボタン」をクリックしてやってください。

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さーて、僕はこの大量のゲラを読んで校正作業をやっていかなければ・・・。
がんばりまーす!