give IT a try

プログラミング、リモートワーク、田舎暮らし、音楽、etc.

【書評】「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」を読んで自信をもってRails 6に移行しよう!

はじめに

id:willnetさんこと、前島真一さんから「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」という書籍をご恵贈いただきました。
前島さん、どうもありがとうございます!

f:id:JunichiIto:20200104095430j:plain

というわけで(本をいただいてからかなり時間が経ってしまいましたが)、今回は本書の書評を書いてみようと思います。

Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 (Software Design plusシリーズ)

Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 (Software Design plusシリーズ)

「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」のもくじ

本書の目次はこのようになっています。
Rails 6の新機能の紹介 → Rails入門記事 → フロントエンド関連の記事 → テストの話 → Rails 6で改善された機能の紹介、という流れですね。

  • 巻頭特集・ようこそRuby on Railsの世界へ ~ここが変わった! Rails 6の新機能~
  • 特集1 Rails 6ではじめるRuby on Rails再入門
    • 第1章:RubyとRailsの基礎知識
    • 第2章:Railsコマンドの基本
    • 第3章:Rails の開発を体験しよう
    • 第4章:Rails アプリケーションを公開しよう
  • 特集2 Rails 6からのイマドキ フロントエンド開発
    • 第1章:webpack へ変わったJavaScriptの管理
    • 第2章:SprocketsによるCSSの管理
    • 第3章:Railsに標準で組み込まれているJavaScript
    • 第4章:控えめなJSフレームワークStimulus
  • 特集3 Rails新時代の組み込みテスト
    • 第1章:Railsに標準で組み込まれているテストの種類と並列テスト
    • 第2章:ユニットテストでテストを書こう
    • 第3章:システムテストでアプリケーション全体の動作を確認する
  • 一般記事・押さえておきたい!Rails 6で改善された機能一覧

それでは、以下が本書の書評です。

よかったところ

Rails 6の新機能が理屈や仕組みも含めて把握できる!

僕みたいに普段Railsを使って仕事をしていて、「Rails 6が出たな〜。新機能がいっぱい追加されてるけど、ひとつひとつチェックする時間はちょっとないんだよな〜」と思ってる人には最適な内容だと思いました。

Action TextやAction Mailbox、複数データベースの利用など、Rails 6の新機能が「ほどよい深さ」で紹介されています。
「ほどよい深さ」というのは、表面的に「こんなことができるようになりました」と機能を紹介するだけでなく、それがどういうからくりで実現されているのか、というところまで説明されている、という意味です。

技術というのはやっぱり理屈をわかっていた方が、その新機能を業務で使うべきかどうかを適切に判断できたり、不具合の調査がしやすくなったりするんですよね。
そういった情報を惜しみなく載せてくれているのがありがたいなと思いました。

新機能以外の解説記事もGood!

新機能の話ばかりではなく、個人的にそこまで得意ではないフロントエンド周りの話題(Webpack/Webpackerとか)や、実務でも少しずつ使い始めているActive Storageの解説も詳しく載っているのが良かったです。
特にActive Storageについては、この本を読んで「なるほど!」と思った部分を実務に適用したりすることもできました。

惜しかったところ

経験者向けの本に振り切ってくれた方が個人的には良かったかも

あくまで「僕個人の観点においては」という注釈付きになりますが、「少し惜しかったなあ」と思うのはRailsの入門記事が本書の約3割占めていたことです。
この入門記事があることで、本書のターゲットはいったい誰?という気持ちになりました。

この記事だけかなり初心者向きすぎるんですよね。
それ以外は中級者向けというか、Rails経験者向けの内容だったので、経験者はこの入門記事からあまり学べる内容がないし、Rails初心者はこの入門記事以外はちょっとハードルが高い、という問題が起きそうな気がしました。
つまり、初心者と経験者、どちらにとっても読み飛ばすページが発生してしまう、ということです。

個人的には入門記事のページ数をぐっと減らして、経験者向けの内容をもっと増やした方が良かったんじゃないかなーと思いました。
(おそらく経験者ばかりでなくRails初心者も読者に取り込みたい、という編集者さんサイドの意向が強く働いた結果なんじゃないかなと推測しますが・・・)

まとめ

というわけで、このエントリでは「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」の書評を書いてみました。

マイナスポイントも一部書きましたが、全体としてみれば「そろそろRails 6に移行していかなきゃ」と考えているRails経験者の方(つまり、僕みたいなエンジニアのことです)には十分オススメできる内容になっていると思います。
本書を読んで自信をもってRails 6へ移行していきましょう。

Railsエンジニアのみなさんはぜひチェックしてみてください!

Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 (Software Design plusシリーズ)

Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 (Software Design plusシリーズ)

Rubyの聖地・松江でプログラミングキャンプを開催しました #nshgrb

はじめに

去る2019年11月9日〜10日に、Rubyプログラミングキャンプ in 松江を開催しました。
これは僕とAkiさんが主催する地域Rubyコミュニティ、西脇.rb&神戸.rbの合宿イベントです。
今回は男性エンジニア9名、女性エンジニア2名の計11名が参加しました。

nishiwaki-koberb.doorkeeper.jp

合宿イベント自体は毎年やっているのですが、今回は初めて松江で開催しました。
いやあ、松江、めちゃくちゃいいところでしたね〜。
Matzさんが松江を離れない理由が分かった気がします。

というわけで、このエントリでは松江で撮った写真を中心に、Rubyプログラミングキャンプ in 松江をふりかえってみようと思います。

【もくじ】

1日目

合宿1日目は松江市の美保関にある老舗旅館「美保館」に宿泊しました。
美保館には柘榴(ざくろ)という名前の古民家をリノベーションした別館があり、ここに全員で泊まってRubyプログラミングをしました。

www.mihokan.co.jp

ちなみにどうでもいい小ネタですが、「美保関」は地名で、「みほのせき」と呼びます。
一方、「美保館」は旅館の名前で「みほかん」と呼びます。
僕は最初、どちらも「みほかん」って読むのかと思ってました・・・。

海がきれい!!

美保館は松江の海に面していて、景色がめっちゃきれいです!
海の水も透きとおっていて、海の中をのぞき込むといろんな魚が泳いでいるのがよく見えました。

f:id:JunichiIto:20200102090106j:plain
f:id:JunichiIto:20200102090115j:plain

別館・柘榴がとてもいい雰囲気!!

別館の柘榴は築100年の2階建ての古民家なのですが、きれいにリノベーションしてあってとてもいい雰囲気です。
今回は一軒まるごと貸し切りで使わせてもらいました。

f:id:JunichiIto:20200102091209j:plain
f:id:JunichiIto:20200102100511j:plain
f:id:JunichiIto:20200102100458j:plain

日本酒で乾杯!

旅館に着く前に買った、地元の美味しい日本酒で乾杯する参加メンバーの図です。(いきなり飲んでる🍶)
f:id:JunichiIto:20200102091508j:plain

みんなでモブプログラミング

2階の広間を使ってみんなでモブプログラミングを楽しみました。
f:id:JunichiIto:20200102091526j:plain

食事はカニ!🦀

11月はカニの季節なので、夕食はカニを使った美味しいお料理を用意してもらいました。

f:id:JunichiIto:20200102092019j:plain
f:id:JunichiIto:20200102092046j:plain
f:id:JunichiIto:20200102092057j:plain

夜もプログラミング

夕食を食べた後もみんなでプログラミングしました。

f:id:JunichiIto:20200102093003j:plain
f:id:JunichiIto:20200102093022j:plain

夜も風情がある美保関周辺の街並み

美保関周辺は古い街並みが残っており、夜の景色もまた、とても風情があります。

f:id:JunichiIto:20200102093907j:plain
f:id:JunichiIto:20200102093919j:plain

ノスタルジックなバーもあります

美保館の本館も歴史ある国の登録有形文化財で、夜はここがノスタルジックなバーになります。
プログラミングを楽しんだあとは、ここでみんなでお酒を飲みながらおしゃべりしました。

f:id:JunichiIto:20200102094210j:plain
f:id:JunichiIto:20200102094514j:plain
f:id:JunichiIto:20200102100214j:plain
f:id:JunichiIto:20200102094120j:plain

2日目

2日目は午前中に美保関周辺を少し観光したあと、松江オープンソースラボに移動しました。

日の出が見える美保関の海

美保館から少し歩いたところに日の出が見える場所があります。
少し早起きして散歩すると日の出が見られます。

f:id:JunichiIto:20200102095151j:plain

美保関の灯台で記念撮影

帰りは美保関の灯台に寄って、みんなで記念撮影しました。
めちゃくちゃ見晴らしが良くて気持ちよかったです!
(灯台まで送って写真も撮ってくれた美保館の運転手さん、どうもありがとうございます!)

f:id:JunichiIto:20200102095937j:plain
f:id:JunichiIto:20200102095922j:plain
f:id:JunichiIto:20200102103807j:plain

後半戦は松江オープンソースラボで!

2日目は会場を松江オープンソースラボに移して、プログラミングの続きをやりました。

f:id:JunichiIto:20200102101036j:plain
f:id:JunichiIto:20200102101109j:plain
f:id:JunichiIto:20200102101123j:plain

松江オープンソースラボにはMatzさんが常駐しています(嘘)

松江オープンソースラボにはMatzさんの等身大?パネルや、Ruby界の有名人のサイン色紙が飾ってあったりします。

f:id:JunichiIto:20200102101346j:plain
f:id:JunichiIto:20200102101358j:plain

最後は全員で成果発表!

2日間の締めくくりとして、最後は全員でこの2日間の成果発表をしました。
これで楽しかったRubyプログラミングキャンプもおしまいです!

f:id:JunichiIto:20200102102431j:plainf:id:JunichiIto:20200102102012j:plain
f:id:JunichiIto:20200102102203j:plainf:id:JunichiIto:20200102102023j:plain

まとめ

というわけで、このエントリでは2019年11月9日〜10日に開催した、Rubyプログラミングキャンプ in 松江の様子を紹介しました。

いやあ、めっちゃ楽しい2日間でした!
特に美保関周辺はまだ楽しみ尽くしていない気がするので、また来年も行きたいねとみんなで話しています。

美保館の柘榴はWifiも用意されていて、貸し切りでプログラミング合宿するのには打ってつけの環境です!
綺麗な景色や美味しい料理を楽しみながらコードが書けるのって最高ですね❤️

担当の定秀(さだひで)さんという方がとてもフレンドリーな方で、いろんな相談に載ってもらえます。
興味がある人は美保館の定秀さんに問い合わせてみてください。

さあ、みなさんもRuby City MATSUEにぜひ!(って、宣伝みたいに書いてますが、宣伝ではありませんw)

f:id:JunichiIto:20200102095950j:plain

謝辞

このエントリで使用した写真は、僕自身が撮った写真のほか、参加メンバーが撮ってくれた写真もふんだんに使用しています。
写真提供、どうもありがとうございました!

あわせて読みたい

地元・松江から参加してくれた奥田さんの参加レポートです。
2日間でいったいどんなことをしてたの?という具体的なトピックを知りたい方はこちらをどうぞ。
shimane.monstar-lab.com

一緒に運営をやってくれた荻さんの開催レポートです。
今回のイベント運営に関する知見がたくさん詰まってます。
t-oginogin.hatenablog.com

買えばわかる?これまでのギター遍歴をふりかえりながら、わかったことをまとめてみた

はじめに

最近ギター熱が再燃して毎日のように弾いてます。
こんなに弾いてるのは高校生のとき以来かも。

なんでこんなに弾いてるのかというと、新しいギターを買ったのが一番の理由ですね。
すごくしっくり来るというか、弾きやすいし、自分の好きな音が出るので、弾いてるだけで気持ちいいです。

4年前ぐらいに「もう一回ちゃんとギター練習するぞー」と思って、練習したり、しなかったり、ちょっと波があったのですが、ここに来てようやく「ちゃんと練習してるかも」と思えるようになりました。

ちなみに4年前にその意気込みを語ったエントリがこちらです↓
blog.jnito.com

僕がギターを弾くモチベーションは、いい音がして弾きやすいギターを手にすることだと、4年かけてようやくわかりました。
でもそれって、実際にギターを買ってしばらく弾いてみないとわからないんですよね。

気になるギターがあったら試奏してみる。
ピンと来るものがあれば買う。(予算的に厳しければ今持ってるギターを売る)
しばらく弾いて「何か違うな」と思ったら、次の理想の一本を探す。

時間とお金はかかりますが、こういう試行錯誤がなければ「いい音がするギターがあるからこそ、ギターの練習をする」という結論には至らなかったと思います。
というわけで、このエントリでは僕のギター遍歴とそのギターを弾いてみてわかったことをあれこれ書いてみます。

【もくじ】

1979年製?Fender USA Stratocaster(所有期間 中学生時代-2016)

f:id:JunichiIto:20200101081706j:plain

中学生ぐらいから最近までずっと使っていたギターです。
というか、自分で買ったものではなく、僕がギターを始めた頃に父親が「最近ギターを弾いていない同僚から借りてきたギター」です。(つまり借りパク・・・)
なので、いつ買ったのか、当時いくらぐらいしたのか、といった話は僕も詳しく知りません。

「Fender USAだし、ブランドもんだし、とりあえず間違いはないだろう」とか思いながらずっと弾いてたんですが、世間的にはこの時期のFenderはあまり評判が良くないみたいで、今思えばそこまで良くなかったのかも・・・と思ったりします。(長年貸してもらったのにすいません🙇‍♂️)

弾いてみてわかったこと
  • 指板のR(アール)が丸すぎてちょっと弾きづらかった
  • ネックジョイントが3点止めのせいか、ネックのセンターずれが発生していた
  • (今弾くと印象が違うのかもしれないが)音もいまいちパッとしなかった
  • チューニングの安定性は良かった
  • (そもそもこのギターを弾いてた当時は、自分の経験値が低すぎてギターの良し悪しを判断できなかった😅)

2014年製 Gibson Custom Shop Les Paul Custom(所有期間 2016-2019)

f:id:JunichiIto:20200101083418j:plain

「ずっとサンバーストカラーのレスポールカスタムが欲しい、欲しい!!」と思っていたときに、たまたまネットでちょうど好みの一本を見つけたので、試奏もせずに通販で衝動買いしたギターです。
見た目は最高です。見た目だけは・・・。

弾いてみてわかったこと
  • 3弦のチューニングがすぐ狂う。買った店で調整してもらったけど、それでもよく狂う。これが一番のストレスだった
  • フレットが太い。フレットレスワンダーよりは良いが、太すぎてもそれはそれでなんか弾きづらい
  • ピックアップの出力が強すぎて、クリーントーンで弾くとブンブン、ボワンボワンした音になりがち
  • 生音で弾いたときの感動も薄い
  • 「これはレスポールだぞ、あのギブソンのレスポールだぞ!!」と自分に言い聞かせながら弾いていたが、やはり試奏もせずに見た目だけで買ったのは間違いだった。高い勉強代になった

2006年製 Fender Custom Shop 1960 Stratocaster(所有期間 2017-2019)

f:id:JunichiIto:20200101164434j:plain

マット・スコフィールド(Matt Schofield)みたいなストラトのギターサウンドが欲しかったときに、ちょうどギターの先生がご自身のストラトを手放そうとしていたので、その先生から譲ってもらいました。

弾いてみてわかったこと
  • プロギタリストとしても活動している先生なので、その眼鏡にかなったギターというのはさすがにクオリティが高い
  • 生音で弾いたときの音の良さがすごい。「エレキギターって、生音だけこんなにいい音がするの!?」とビックリした
  • もちろんアンプに繋いだときの音も素晴らしい。本物のストラトの音がする
  • 楽器としての作り込みの丁寧さも、以前持っていた79年製のストラトとは段違いだった
  • チューニングがめちゃくちゃ安定しているので、いつでもチューニングなしですぐに弾ける
  • ただし、トレモロが付いているとブリッジが動くので、チョーキングしたときの音程が取りづらい
  • スプリングを増やしてトレモロを殺すことも考えたが、それはそれでサウンドが変わりそうな気がしたので踏み切れなかった
  • 演奏スタイルとしてトレモロを使いこなすこともできなかったので、「そもそも僕が弾くギターにトレモロはいらないな」という結論に至った
  • マット・スコフィールドみたいなギターが弾きたい!と思って購入したものの、そんなことが簡単にできるわけもなく、僕の腕前ではギターのポテンシャルを十分に引き出せていない気がした

2005年製 Gibson Memphis ES-335 (所有期間 2019-現在)

f:id:JunichiIto:20200101092314j:plain

それまでにもES-335は楽器屋さんで何度か試奏して、「ES-335って温かい音がするし、ラリーカールトンも使ってるし、いいのがあれば1本欲しいな〜」と思っていたところ、たまたま楽器屋さんで試奏したES-335がすごく良かったので購入。
このタイミングで前出のレスポールカスタムを下取りに出しました。

ちなみに、このギターを購入したときのエピソードは以下のブログに詳しく書いています。
blog.jnito.com

弾いてみてわかったこと
  • 歪(ひず)まして弾くのも良いけど、やっぱりクリーントーンが気持ちいい
  • ジャズ系のギターも好きなので、ES-335を持ってると「よし、ジャズギターを練習しよう」という気持ちになってくる
  • 同じギブソン系なので、どうしても以前持っていたレスポールカスタムと比較してしまうが、チューニングは比較的安定してるし、フレットの太さもちょうどいいし、ピックアップの出力もレスポールほど強くないし、「何これー?全然違うやーん!」という印象
  • ネックの形状はやや薄め、やや幅広のDシェイプ。結構弾きやすい
  • サウンドは最高だが、ボディが大きいため、座って弾くとやや弾きづらい。右腕を少し無理に持ち上げるような形になってしまい、長時間弾くと右肩が痛くなることがある
  • ES-335は座って弾くよりも、ストラップを付けて立って弾くのがプレイヤーの姿勢的に一番良さそう

interlude:理想のレスポール探しの旅(2019年夏〜冬)

ここでいったん話題が変わります。

レスポールカスタムを下取りに出してES-335を購入したものの、「レスポールのクオリティって、本当にあんなもんなのか?」という思いがぬぐいきれないのと、「座っても弾きやすい、ES-335みたいな音がするギターがあれば欲しい」という思いが相まって、僕の中で勝手に「楽器屋でいろんなレスポールを試奏してみよう」コーナーが始まりました。

で、いろんなレスポールを試奏したのですが、「以前持っていたレスポールカスタムよりはいいけど、これに50万払えと言われたらなんか微妙🤔」という感想になることが多かったです。

1999年製のレスポールとの出会い(と別れ)

そんな中、「1999年製のレスポールは評判がいいらしい」という噂をネットで見かけました。
そのタイミングでちょうど心斎橋の楽器屋さんに1999年製のレスポールが入荷されたので、どんなものかと思い、試奏しに行きました。

すると・・・おお、これはいいかも!!という「当たり」の感触が。

僕好みの「木の響きが感じられる、温かみのあるサウンド」がします。
今まで弾いてきたレスポールとは、なんかひと味違う!

ただ、サウンドは素晴らしいものの、見た目がかなりボロボロだったのと、その割にギターの価格が高めだったので、いったん購入は見送りました。

「お金が貯まったらもう一度試奏しに行って、買うかどうか決めようかな〜」と思っているうちに、そのギターは売り切れてしまいました。残念😣

しかし、この経験から「レスポールにもすごくいい個体がある」ということと、「狙うなら1999年製かその近辺が良いのかも」という学びを得ました。

そして、先月、新しいレスポールをゲットしました。

1999年製 Gibson Custom Shop Historic Collection 1956 Les Paul Reissue(所有期間 2019-現在)

f:id:JunichiIto:20200101101344j:plain

こちらが新しく購入したレスポールです。すぐに売り切れてしまったレスポールと同じ1999年製。
ただし、以前弾いたのは1959年モデルで、僕が購入したのは1956年モデルです。
世間的には1959年モデルの方が人気なので、この1956年モデルは比較的リーズナブルでした。

とはいえ、それでも予算がちょっと足りなかったので、やむを得ず1960 Stratocasterを売りに出すことにしました。
いやあ、あの子もいいギターだったんですけどね・・・😭

弾いてみてわかったこと
  • ピックアップがハムバッカーではなく、P-90になっているせいかすごくまろやかで温かいサウンド。ジャズギターでも十分使える感じ。ダイナミックレンジが広いのも弾いてて楽しい
  • 「1956年モデルはネックがすごく太い」という噂を聞いていたが、「太いけど、全然大丈夫。というか、手に馴染むシェイプでむしろ弾きやすい」という印象
  • そして、生音がめちゃくちゃ鳴る!1960 Stratocasterと同じぐらい鳴ってるかも。生音だけでも楽しめるギター、大好き😍
  • ES-335と違って、座っても弾きやすい。今日は座って弾きたいなー、というときはこのレスポールを弾いている
  • シングルコイルピックアップなのでノイズが結構大きい。ストラトよりも少し耳障りな印象もあり、それだけが唯一の弱点
  • でも総合的に見ると、以前持ってたレスポールカスタムとは全然違う!これが僕の欲しかったレスポールだ!!
余談:1999年頃までは木材が良かった、という神話(?)

1999年製のレスポールの評判が良い理由の一つに、「この時代までは使っていた木材の質が良かったから」という噂話があります。
2000年代に入ると良い木材が枯渇してきたらしいです。知らんけど。

まあ、誰が言ったのかよくわからない噂話ではあるのですが、僕が持っているレスポールの背面を見ると、たしかに最近のレスポールとはなんか木目の雰囲気が違うんですよねー。

僕のレスポールの背面はこんな感じです。
ぴっちりと木目が詰まっていて、あまりムラがありません。
僕が買い逃してしまった1999年製の1959年モデルもこれとよく似た木目でした。

f:id:JunichiIto:20200101172247j:plain

一方、最近のレスポールは導管のこまかい溝や、リボン杢(もく)という縞模様が目立ったりして、雰囲気がけっこう違います。
カタログ上は同じ「マホガニー」という木材なのですが、「2000年代に入ると良い木材が枯渇してきた」という噂話を聞くと、「さもありなん」という気がしてきます。

f:id:JunichiIto:20200101181743j:plain
Image: https://www.digimart.net/cat01/shop1484/DS05847354/

もちろん、この写真を比べるだけで「だから音が違う」と結論付けるのは乱暴だとは思います。
ですが、ネットの販売サイトには大量のレスポールが並んでいるので、ターゲットを絞り込むための一つの判断材料にするのは悪くないかもしれません。
僕がネットで売っているレスポールをチェックするときは、背面の木目を見て「この木目なら、なんかいい音がしそう」とか「うーん、これは違うかな」みたいな判断をしています。(注: 素人の感想です)

最近ギターの音作り = アンプの音量を大きめにして、ギターのボリュームとトーンを絞る

あと、最近はギターの音作りのスタイルも少し変わってきました。
昔はギターのボリュームとトーンは全開(フルテン)にして、アンプ本体でコントロールするやり方しか知らなかったのですが、最近はアンプのボリュームを大きめにしておいて、ギター側のボリュームで音量を調整することが多いです。
聴感上の音量は同じでも、そうした方が太くて温かい音がするんですよね。なんとなく。

ちなみにこのやり方は、かのBBキング氏の演奏スタイルを参考にしています。

AMPのセッティングですが、リバーヴ、トレモロなどのいわゆるエフェクト系のツマミは0、その他のヴォリューム、トレブル、ミドル、ベース、等のツマミは全てフルです。
ギターはシールドケーブルで直結です。ペダル類は何も使いません。
(中略)
これをフルでセミアコを繋いでギターのヴォリュームで音量のコントロールしています。
 

プロギターリストの音作り#1(Blues Guitarist) : えどやん の ギターを弾こう

ギター側のトーンも結構さわります。
トーンを絞って弾くギターの音もなかなか乙なものです。
(若い頃はトーンなんて一切さわらなかったけど)

ギブソン系のギターはピックアップごとにボリュームとトーンを調整したり、センターポジションでフロントとリアのバランスを変えたりできて、遊べる幅が広いのがいいですね。

f:id:JunichiIto:20200101214210j:plain

ただし、この話はクリーントーンでギターを弾くことが前提です。
歪(ひず)んだ音でやってもいいのですが、クリーントーンの方が音の変化を実感しやすいと思います。

愛用しているアンプはFender Custom Shop Hand-Wired 64 Custom Deluxe Reverb

ちなみに僕が愛用しているのはDeluxe Reverbのハンドワイヤードモデルです。
結構いいお値段がしたのですが、通常モデルと弾き比べると「うそー!?」というぐらい音が違ったので、2年前に清水の舞台から飛び降りるつもりで買ってしまいました。

さすがフェンダー、クリーントーンの音色は本当に最高です。
クリーントーンだけでなく、ボリュームを上げたときのオーバードライブサウンドも素晴らしいのですが、1ボリュームのアンプなので、自宅でそこまでボリュームを上げるのは田舎暮らしの僕でもちょっと厳しかったです😅(楽器屋さんで試奏したときのオーバードライブサウンドは最高でした)

f:id:JunichiIto:20200101164230j:plain

まとめ

というわけで、今回のエントリでは僕のギター遍歴とそのギターを弾いてみてわかったことをあれこれ書いてみました。

今使っているES-335と1956レスポールとDeluxe Reverbの組み合わせは、今のところ僕にとってベストですね!
最近はジャズギターの練習をしているので、そういうサウンドを出すのには打ってつけです。
出てくる音が気持ちよくて気持ちよくて、いつも「5分だけ弾こう」と思ったら、あっという間に1時間経ってたりします。

ギターがうまくなりたいけど、なかなか練習が進まない、という人は、弾くのが楽しくてしかたなくなるギターが見つかるまで、いろいろ買い換えてみてはいかがでしょう?というのが、僕からのアドバイスです。
それではみなさん、楽しいギターライフを〜🎸

f:id:JunichiIto:20200101174159j:plain

あわせて読みたい

アコギはずっとヤイリを使っています。
これは最初から当たりを引いたみたいで、楽器屋さんで他のアコギを試奏しても「あー、うちのヤイリの方がいいわー」という結論になりますね☺️