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託児室?名札にTwitterアイコン?アンチハラスメントポリシー?TokyoGirls.rb Meetup vol.2の工夫ポイントあれこれ #tokyogirlsrb

はじめに

去る2019年12月21日にTokyoGirls.rb Meetup vol.2を開催しました。
おかげさまでたくさんの方に参加していただき、イベントとしては大成功だったと思います😆
TokyoGirls.rb Meetupは基本的に「ふつうのRuby勉強会」なのですが、イベントを成功させるために運営としてあれこれ工夫を凝らした部分もあります。
そこで、このエントリではTokyoGirls.rb Meetup vol.2の運営上の工夫等をお伝えしていきます。

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ありがたいことに、当日の会場はほぼ満席でした!

techplay.jp

【もくじ】

TokyoGirls.rb Meetupって何?

TokyoGirls.rb Meetupを知らない方のために、簡単に特徴をまとめておきます。

  • 基本コンセプトは、女性も参加しやすい(でも女性限定ではない)Ruby勉強会
  • 登壇者は全員女性
  • 参加者は男女とも参加OK。ただし女性専用枠を設けて男女比率がなるべく半々になるようにしている
  • ママエンジニアやパパエンジニアも参加しやすいように託児室を用意(追加料金は不要)

TokyoGirls.rbの基本コンセプトは以下のエントリにも書いているので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

blog.jnito.com

さらに、今回は「女性も登壇しやすいRuby勉強会」を実現するために、登壇者を公募しました。
(招待スピーカー4名、公募スピーカー4名の計8名が登壇)

blog.jnito.com

今回の会場は株式会社SmartHRさま!

今回は株式会社SmartHRさまのイベントスペースをお借りしてイベントを開催しました。
めっちゃ広くて、めっちゃきれいで、一介のRubyコミュニティがお借りするには贅沢すぎる空間でした。

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会場の椅子を前後互い違いに並べてみました

ちあみに、会場の椅子は前後で重ならないよう互い違いに並べてみました。
つまり、こういうイメージです。

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上の図を踏まえて下の写真を見ると、前後で互い違いに並んでいるのがわかるでしょうか?

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一部の人はこの工夫に気づいてくれていたみたいで、開催後アンケートに「配慮がすごくてびっくりした」と書かかれていました✌️

託児室はイベント会場に併設されたキッズルームを使用させてもらいました

今回の託児室はイベント会場に併設されたキッズルームを使用しました。
ここもSmartHRさまのイベントスペースの一部です。(最初からキッズルームがあるなんてすごい!)


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また、今回は託児サービスの依頼を株式会社ネス・コーポレーションさんにお願いしました。
比較的リーズナブルな料金設定にもかかわらず、とても親切かつ丁寧にお子さんたちの託児を担当してもらいました。

奥さんも大助かり?パパエンジニアや登壇者の方も託児室を利用しました

今回、託児室では合計6名のお子さんをお預かりしました。
託児室の利用には特に制限を設けていないため、イベントに関わる人であれば(定員を超えない限り)誰でも利用可能です。
今回は登壇者の方や、パパエンジニアの方も託児室を利用されていました。

勉強会の臨時託児室というと、どうしても「お母さんの利用」が最初に思い浮かびますが、お父さんが利用すると奥さんにも非常に喜んでもらえるみたいです。

しかし、今回「子供を連れて勉強会に参加してもいい?」と相談すると、逆に「えっ、いいの?」と、前のめりになって協力してくれました。

当日は家を出た11時から合流した19時まで自分の時間を過ごせたようで、合流したときには心なしか普段より機嫌が良さそうでした。
 

30歳既婚男性、1歳7ヶ月の子供を連れてTokyoGirls.rb vol2 に参加する|ken3ypa|note

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画像の引用元 https://note.com/ken3ypa/n/nb90e0dd7e2f7

ちなみに、今回はかとりえさん(@katorie)を託児室専任の運営スタッフとしてアサインさせてもらいました。
託児室運営に関わる知見はまた後日かとりえさんにまとめてもらう予定です。

2020.2.5追記:託児室運営の知見をまとめてもらいました

かとりえさんに託児室運営の知見をまとめてもらったので、詳しく知りたい方はこちらのブログをどうぞ!

katorie.hatenablog.com

Twitterアイコンシール付きの名札を用意しました

ITエンジニアはよくTwitterを使っています。
そのため「本人の顔や名前はよくしらないけど、Twitterのアイコンだけだったらなんか知ってる」という状況がよく起こります。

そこで考えました。
名札にTwitterのアイコンが出ていれば、「あ、このアイコン見たことある!」みたいな感じで会話が弾むんじゃないかと。

で、出来上がった名札がこちらです!

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登壇者や一般参加者の方の名札だとこんな感じです。


懇親会ではこちらの思惑通り、あちこちでTwitterアイコンを介した会話が生まれていたようです。
初対面の人同士でも「今からフォローさせてもらうんで、ちょっと名札見せてください!」みたいな会話している人を見かけて、「やっぱり作って良かった!」と思いました😊

名札デザインと印刷はSmartHRさま、シール作成は僕でした

ちなみにこの名札、Twitterアイコンが貼ってあるだけじゃなくて、デザインもめっちゃオシャレです。(ですよね??)
この名札のデザインと印刷もSmartHRさまのご厚意で用意していただきました。
デザイナーのNamさん、印刷をしてくださったSmartHRさま、何から何までどうもありがとうございます!

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それから、シールを作って持っていったのは僕です。
こんな手順でTwitterアイコンシールを作成しました。

  1. 申込時のアンケートで参加者のTwitterアカウントを収集する
  2. 自作のRails製アイコン収集ツールを使って、Twitter API経由で参加者のアイコン画像を集める
  3. 印刷用CSSを利用してA4用紙にアイコンを敷き詰める
  4. 100均で売ってるA4サイズのシール用紙に自宅のプリンタを使って印刷する(下記写真)
  5. ハサミで1枚ずつシールを切る

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アンチハラスメントポリシーを作って、オープニングで説明しました

みんな大人だし、わざわざ言わなくても大丈夫だろう、とは思うものの、第1回と同様にアンチハラスメントポリシーを用意して、オープニングで簡単に説明しました。
TokyoGirls.rbで用意しているアンチハラスメントポリシーの詳しい内容はこちらをご覧ください。

blog.jnito.com

なぜアンチハラスメントポリシーを用意するのか?

アンチハラスメントポリシーを用意する理由を一言で説明するのは難しいのですが、まずは参加者のみなさんに安心してほしい、という思いが一番大きいかもしれません。
すなわち、アンチハラスメントポリシーを掲げることは、「運営としてハラスメント(嫌がらせ)を看過することはありませんよ。だからみなさん安心して参加してください」という運営サイドからの明示的な意思表示だと考えています。

アンチハラスメントポリシーを用意したからといって、ハラスメントを完全に防げるとは思っていません。
それでも何も用意しないよりかは(つまり「運営は何も言いません。参加者の自由意志にすべて任せます」としてしまうよりも)、その確率を減らせると思います。
また、万一問題が起きたときにも、それはアンチハラスメントポリシーに反する行為です、と運営が指摘しやすくなります。

さらに、スタッフをオープニング時にあらかじめ紹介しておくことで、何か気になることが起きたときに参加者の人も報告や相談をしやすくなるはずです。

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オープニングでは会場に常駐している運営スタッフを紹介しました

id:takahashimさんもほぼ同じ内容をブログに書かれているので、アンチハラスメントポリシーについて深く掘り下げたい方はこちらもぜひご覧ください。

「僕は・私はハラスメントしていないか心配です」問題にどう対処するか

しかし、世の中は難しいもので、アンチハラスメントポリシーがあることで、逆に勉強会や懇親会を楽しめない人が出てくるケースもあります。
それが「僕は・私はハラスメントしていないか心配です」問題です。

この問題は文字通り、「ハラスメントはやめましょう」というメッセージを伝えることで、今度は「悪気なく誰かを傷つけてしまうかもしれない」「嫌な思いをさせるかも?と思ってまったく話ができない」と、過剰に心配してしまう人たちを生み出す問題です。

この問題は解決がなかなか難しいです。
そもそも何がハラスメントと受け止められるのかは、受け手の捉え方によっても違ってくるので、画一的に「こうすれば解決」と断言できるような模範解答はありません。

この問題については、オープニングで運営チームからこんなメッセージを発信しました。

加害者になることを過剰に恐れないでください。まずは「ちょっとした心がけ」だけ持っていれば十分です。「心がけ」があるかないか。きっとそれだけであなたの行動は変わってくるはずです。

しかし、それでもハラスメントが発生する可能性をゼロにすることはできないでしょう。

もし、悪意なく誰かを傷つけてしまった場合、我々運営スタッフが最初からあなたを厳しく非難することはありません。

交通事故が起きたときと同じように、ハラスメントが起きたときは加害者も被害者もきっとショックを受けていると思うので、我々運営スタッフは双方の参加者を全力でサポート&フォローします。

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イベント当日のオープニングで使ったスライドです

まあ、簡単に言えば「最後は我々運営スタッフがなんとかするから、ドーンとぶつかって来い!大丈夫、大丈夫!」ということです。はい。

最後は運営チームでなんとかするしかない!

「そんなこと言ったって、実際に問題が起きたらどうするの?」と思われるかもしれませんが、それはそのときになってみないとわかりません。
仮にハラスメントが起きたとしても、そこでどんなハラスメントが起きるのか、前もって予見できる人はこの世にいないでしょう。

ですが、このコミュニティは僕一人で運営しているのではなく、信頼できる運営スタッフが僕以外にもたくさんいます。
なので「何か起きてもチームで対処すればきっとなんとかなるはず」と僕は信じていました。

勉強会におけるハラスメントの話題についてはSlack上でもスタッフ同士でよく意見交換していて、認識や考え方もある程度統一できているので、それが「きっとなんとかなる」の後ろ盾になっています。

幸いハラスメント行為は発生しませんでした

幸いなことに、今回のTokyoGirls.rb Meetup vol.2ではアンチハラスメントポリシーに関連するような問題は発生せず、無事に終わらせることができました。

あえて言うなら一点、託児室をネタにしたブラックジョークっぽいツイート(保護者の方にとってあまり気分が良くない発言)を見かけたので、DM越しに僕から声を掛けて削除してもらいました。
ツイートの削除はすぐに対応してもらったので、こちらとしては特に問題視していません。
このやりとりがスムーズに進んだのは、もしかするとアンチハラスメントポリシーの件を事前に話していたおかげかもなー、と思ったりしています。

懇親会では「ぼっち対策」や雑談のネタを提供しました

第1回ミートアップと同様にアンチボッチ・グルーピング(ひとりぼっちの人が発生しないように、共通の属性でグループを作る取り組み)を実施しました。
ちなみに、今回のグルーピング条件は「最初に買ったRubyの技術書は何?」でした。

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その他にもパックマンルールを推奨したり、懇親会の雑談ネタを提供したりしていました。


参加者のみなさんの反応など

最後に、Twitterで見かけた参加者のみなさんの反応をいろいろまとめておきます。

Twitterアイコン付きの名札について



託児室について


アンチハラスメントポリシーについて


参加者の男女比について



その他、イベント全体の感想など




最後の記念撮影は「はい、each!」

懇親会が終わった後に全員で集まった記念撮影をしたのですが、そのときのかけ声はRubyの勉強会らしく「Rubyで配列をループさせるときに使うメソッドは〜?」「はい、each(イーチ)!」にしてみました。

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参加者全員で「はい、each!」しています


まとめ

というわけで、このエントリでは2019年12月21日に開催したTokyoGirls.rb Meetup vol.2について、運営者視点で工夫した点などをまとめてみました。

実は舞台裏では準備段階から直前までバタバタしていて結構大変なところもあったのですが、みなさんの反応を見ていると「大変だったけど、開催して良かったなあ」としみじみ思いました。

登壇してくださったみなさん、参加者のみなさん、どうもありがとうございました。
また今回のイベントはスポンサー企業各社の協力無しでは実現できませんでした。
会場スポンサーの株式会社SmartHRさま、および託児スポンサーのCI&T株式会社さま、トレジャーデータ株式会社さま、株式会社万葉さま、どうもありがとうございました。

次回の開催日は未定ですが、そのうちまた開催したいなと思います。
てか、できれば次は関西でやりたいですね。運営スタッフのうち2名が関西在住なので!

次回もみなさんどうぞよろしくお願いします😄

あわせて読みたい

登壇者のスライドはこちらにまとめてあります。
blog.jnito.com

イベント当日のツイートはこちらでご確認ください。
togetter.com

vol.1は今年の3月に開催しました。そのときの様子はこちらにまとめてあります。
blog.jnito.com

【書評】「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」を読んで自信をもってRails 6に移行しよう!

はじめに

id:willnetさんこと、前島真一さんから「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」という書籍をご恵贈いただきました。
前島さん、どうもありがとうございます!

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というわけで(本をいただいてからかなり時間が経ってしまいましたが)、今回は本書の書評を書いてみようと思います。

Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 (Software Design plusシリーズ)

Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 (Software Design plusシリーズ)

「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」のもくじ

本書の目次はこのようになっています。
Rails 6の新機能の紹介 → Rails入門記事 → フロントエンド関連の記事 → テストの話 → Rails 6で改善された機能の紹介、という流れですね。

  • 巻頭特集・ようこそRuby on Railsの世界へ ~ここが変わった! Rails 6の新機能~
  • 特集1 Rails 6ではじめるRuby on Rails再入門
    • 第1章:RubyとRailsの基礎知識
    • 第2章:Railsコマンドの基本
    • 第3章:Rails の開発を体験しよう
    • 第4章:Rails アプリケーションを公開しよう
  • 特集2 Rails 6からのイマドキ フロントエンド開発
    • 第1章:webpack へ変わったJavaScriptの管理
    • 第2章:SprocketsによるCSSの管理
    • 第3章:Railsに標準で組み込まれているJavaScript
    • 第4章:控えめなJSフレームワークStimulus
  • 特集3 Rails新時代の組み込みテスト
    • 第1章:Railsに標準で組み込まれているテストの種類と並列テスト
    • 第2章:ユニットテストでテストを書こう
    • 第3章:システムテストでアプリケーション全体の動作を確認する
  • 一般記事・押さえておきたい!Rails 6で改善された機能一覧

それでは、以下が本書の書評です。

よかったところ

Rails 6の新機能が理屈や仕組みも含めて把握できる!

僕みたいに普段Railsを使って仕事をしていて、「Rails 6が出たな〜。新機能がいっぱい追加されてるけど、ひとつひとつチェックする時間はちょっとないんだよな〜」と思ってる人には最適な内容だと思いました。

Action TextやAction Mailbox、複数データベースの利用など、Rails 6の新機能が「ほどよい深さ」で紹介されています。
「ほどよい深さ」というのは、表面的に「こんなことができるようになりました」と機能を紹介するだけでなく、それがどういうからくりで実現されているのか、というところまで説明されている、という意味です。

技術というのはやっぱり理屈をわかっていた方が、その新機能を業務で使うべきかどうかを適切に判断できたり、不具合の調査がしやすくなったりするんですよね。
そういった情報を惜しみなく載せてくれているのがありがたいなと思いました。

新機能以外の解説記事もGood!

新機能の話ばかりではなく、個人的にそこまで得意ではないフロントエンド周りの話題(Webpack/Webpackerとか)や、実務でも少しずつ使い始めているActive Storageの解説も詳しく載っているのが良かったです。
特にActive Storageについては、この本を読んで「なるほど!」と思った部分を実務に適用したりすることもできました。

惜しかったところ

経験者向けの本に振り切ってくれた方が個人的には良かったかも

あくまで「僕個人の観点においては」という注釈付きになりますが、「少し惜しかったなあ」と思うのはRailsの入門記事が本書の約3割占めていたことです。
この入門記事があることで、本書のターゲットはいったい誰?という気持ちになりました。

この記事だけかなり初心者向きすぎるんですよね。
それ以外は中級者向けというか、Rails経験者向けの内容だったので、経験者はこの入門記事からあまり学べる内容がないし、Rails初心者はこの入門記事以外はちょっとハードルが高い、という問題が起きそうな気がしました。
つまり、初心者と経験者、どちらにとっても読み飛ばすページが発生してしまう、ということです。

個人的には入門記事のページ数をぐっと減らして、経験者向けの内容をもっと増やした方が良かったんじゃないかなーと思いました。
(おそらく経験者ばかりでなくRails初心者も読者に取り込みたい、という編集者さんサイドの意向が強く働いた結果なんじゃないかなと推測しますが・・・)

まとめ

というわけで、このエントリでは「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」の書評を書いてみました。

マイナスポイントも一部書きましたが、全体としてみれば「そろそろRails 6に移行していかなきゃ」と考えているRails経験者の方(つまり、僕みたいなエンジニアのことです)には十分オススメできる内容になっていると思います。
本書を読んで自信をもってRails 6へ移行していきましょう。

Railsエンジニアのみなさんはぜひチェックしてみてください!

Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 (Software Design plusシリーズ)

Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 (Software Design plusシリーズ)

Rubyの聖地・松江でプログラミングキャンプを開催しました #nshgrb

はじめに

去る2019年11月9日〜10日に、Rubyプログラミングキャンプ in 松江を開催しました。
これは僕とAkiさんが主催する地域Rubyコミュニティ、西脇.rb&神戸.rbの合宿イベントです。
今回は男性エンジニア9名、女性エンジニア2名の計11名が参加しました。

nishiwaki-koberb.doorkeeper.jp

合宿イベント自体は毎年やっているのですが、今回は初めて松江で開催しました。
いやあ、松江、めちゃくちゃいいところでしたね〜。
Matzさんが松江を離れない理由が分かった気がします。

というわけで、このエントリでは松江で撮った写真を中心に、Rubyプログラミングキャンプ in 松江をふりかえってみようと思います。

【もくじ】

1日目

合宿1日目は松江市の美保関にある老舗旅館「美保館」に宿泊しました。
美保館には柘榴(ざくろ)という名前の古民家をリノベーションした別館があり、ここに全員で泊まってRubyプログラミングをしました。

www.mihokan.co.jp

ちなみにどうでもいい小ネタですが、「美保関」は地名で、「みほのせき」と呼びます。
一方、「美保館」は旅館の名前で「みほかん」と呼びます。
僕は最初、どちらも「みほかん」って読むのかと思ってました・・・。

海がきれい!!

美保館は松江の海に面していて、景色がめっちゃきれいです!
海の水も透きとおっていて、海の中をのぞき込むといろんな魚が泳いでいるのがよく見えました。

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別館・柘榴がとてもいい雰囲気!!

別館の柘榴は築100年の2階建ての古民家なのですが、きれいにリノベーションしてあってとてもいい雰囲気です。
今回は一軒まるごと貸し切りで使わせてもらいました。

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日本酒で乾杯!

旅館に着く前に買った、地元の美味しい日本酒で乾杯する参加メンバーの図です。(いきなり飲んでる🍶)
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みんなでモブプログラミング

2階の広間を使ってみんなでモブプログラミングを楽しみました。
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食事はカニ!🦀

11月はカニの季節なので、夕食はカニを使った美味しいお料理を用意してもらいました。

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夜もプログラミング

夕食を食べた後もみんなでプログラミングしました。

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夜も風情がある美保関周辺の街並み

美保関周辺は古い街並みが残っており、夜の景色もまた、とても風情があります。

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ノスタルジックなバーもあります

美保館の本館も歴史ある国の登録有形文化財で、夜はここがノスタルジックなバーになります。
プログラミングを楽しんだあとは、ここでみんなでお酒を飲みながらおしゃべりしました。

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2日目

2日目は午前中に美保関周辺を少し観光したあと、松江オープンソースラボに移動しました。

日の出が見える美保関の海

美保館から少し歩いたところに日の出が見える場所があります。
少し早起きして散歩すると日の出が見られます。

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美保関の灯台で記念撮影

帰りは美保関の灯台に寄って、みんなで記念撮影しました。
めちゃくちゃ見晴らしが良くて気持ちよかったです!
(灯台まで送って写真も撮ってくれた美保館の運転手さん、どうもありがとうございます!)

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後半戦は松江オープンソースラボで!

2日目は会場を松江オープンソースラボに移して、プログラミングの続きをやりました。

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松江オープンソースラボにはMatzさんが常駐しています(嘘)

松江オープンソースラボにはMatzさんの等身大?パネルや、Ruby界の有名人のサイン色紙が飾ってあったりします。

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最後は全員で成果発表!

2日間の締めくくりとして、最後は全員でこの2日間の成果発表をしました。
これで楽しかったRubyプログラミングキャンプもおしまいです!

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まとめ

というわけで、このエントリでは2019年11月9日〜10日に開催した、Rubyプログラミングキャンプ in 松江の様子を紹介しました。

いやあ、めっちゃ楽しい2日間でした!
特に美保関周辺はまだ楽しみ尽くしていない気がするので、また来年も行きたいねとみんなで話しています。

美保館の柘榴はWifiも用意されていて、貸し切りでプログラミング合宿するのには打ってつけの環境です!
綺麗な景色や美味しい料理を楽しみながらコードが書けるのって最高ですね❤️

担当の定秀(さだひで)さんという方がとてもフレンドリーな方で、いろんな相談に載ってもらえます。
興味がある人は美保館の定秀さんに問い合わせてみてください。

さあ、みなさんもRuby City MATSUEにぜひ!(って、宣伝みたいに書いてますが、宣伝ではありませんw)

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謝辞

このエントリで使用した写真は、僕自身が撮った写真のほか、参加メンバーが撮ってくれた写真もふんだんに使用しています。
写真提供、どうもありがとうございました!

あわせて読みたい

地元・松江から参加してくれた奥田さんの参加レポートです。
2日間でいったいどんなことをしてたの?という具体的なトピックを知りたい方はこちらをどうぞ。
shimane.monstar-lab.com

一緒に運営をやってくれた荻さんの開催レポートです。
今回のイベント運営に関する知見がたくさん詰まってます。
t-oginogin.hatenablog.com