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にわかファンが思う、赤い公園のこと

最近赤い公園というバンドにはまってます。

昔から名前だけは知ってたんだけど、今まであまりちゃんと聴いたことがなかったです。
10月頃にメインコンポーザーが急逝したときも、特にファンだったわけでもないので「へえ」と思っただけでした。

でも、上のツイートで書いたように、深く考えずにYouTubeのオススメに上がってきた最新曲をクリックしたら、「お、なんかええやん」と思って、そこからここ1〜2週間、赤い公園ばかりリピート再生しています。

最新シングルだけじゃなくて、ここ1〜2年に出たシングルやアルバムの曲もよく聴いてます。

ひよこが生まれて初めて見た物を親だと思うように、僕は新しいボーカルから赤い公園を知ったので、前のボーカルの時代の曲よりもボーカルが変わったあとの最近の曲の方が好みです。(昔からのファンの方はすいません)

YouTubeで赤い公園を聴いていると、(非公式ですが)関連動画として今年のインタビューやラジオ出演の動画もよく上がってきます。
そういう動画を見てるとすごく元気で楽しそうなんですよね〜。
コメントもすごく前向きだったりするし。
それらしき予兆が僕には全く感じられませんでした。

楽曲の歌詞や雰囲気もすごくポジティブだし。
まあ、最新シングルだけは「もしかして」みたいに受け取れる歌詞かもしれませんが、それでも曲ができたのはたぶん半年以上前だろうし、そんな前からそんなこと考えて曲作るか?普通?とか思ったりします。でも考えてたのかなー、もしかして。

あくまでにわかファンの一意見ですが、バンドとしてもすごく勢いに乗ってたように思えます。
メンバーの演奏力も高いし、新しいボーカルも楽曲にすごくマッチしてると思うし、曲調もよりポップになって僕は気に入ってたし、野暮な言い方をすればこれなら売れそうって思ったし、バンドの第二期(?)としては最高の滑り出しを切れてるのでは?と思いました。

端から見ると(新型コロナの影響は多少あるにせよ)順風満帆に見えるのに、その状況であんな事件が起きるのは、本当に「なんで??」という気持ちです。

もちろん、端から何も問題なさそうに見えても、本人は外からはわからない悩みを抱えていたのかもしれないですし、音楽活動とはまったく関係ないところに引き金があったのかもしれません。
しかし、そんなことを言っても本当の理由は本人しかわからないので、あーわからん、なんでだ、もっと音楽やればええやん、今のメンバーでもっと新曲出してほしいんだけど、無理なのか、なんでだ、あー!みたいな思いがここ数日頭の中でグルグルしてます。

んで、ずっと一人でグルグルしてるので、とりあえずブログに書き出してみることにしました。
書き出して何か変わるわけではないと思うけど、とりあえず。

状況的に少し似ているのはフジファブリックでしょうか、やっぱり。
あれも本当に衝撃的だった。
フジファブリックの場合は当時から普通に好きだったバンドだったので、めちゃくちゃ衝撃がでかかった。
ただ、「死因は不明」という点が少し違います。
当時は大ショックだったけど、今となっては仕方ないか、仕方ないよな、という気持ちになってます。

赤い公園の場合もそのうちそういう気持ちになるのかなー、どうなのかなー。

そして、いろいろ大変だと思うけど、残ったメンバーには本当にがんばってほしいなと思います。
コロナ禍が落ち着いたらライブにも行ってみたい。
でも実はコロナ禍が引き金になってたりしたのかな?関係ないのかな?うーん、わからん、と思ったりするとまた頭の中がグルグルします。

とはいえ正直、4人でやってるライブを一度見たかったなー。
フジファブリックは一度ライブを見に行ってたんですよね。
「生で一回見ることができた」という思い出は自分の中でかなり大きいです。
ゼロとイチの差は大きい。
まあ、そんなこと言っても仕方ないんですが。。。

そんなこんなで今回はだらだらと、とりとめのない話を書いてみました。
2020年もいろんな新しいアーティストを聞いたんですが、こんな不思議な気持ちでハマったバンドは生まれて初めてかもしれない。
なんか変な感じです。年が明けてももうしばらく頭の中がグルグルしてると思います。ぐるぐる・・・。

津野米咲さんのことを最初に認識したのはこの動画かなー。
ギター好きなので、Fenderのメルマガ経由でチラッと見たのを覚えてる。
ぶっちゃけ、当時は「何この動画?この子ギター弾けてるの??よくわかんない動画だわー」とか思ったんですが(すいません)、3年後、こんな気持ちで見返すことになるとは思いもしなかった・・・。

津野米咲(赤い公園)インタビュー

初めてのビデオ会議を成功させるためのチェックリスト

僕は長年自宅からリモートワークをしているので、ビデオ会議も慣れたものです。

長年の経験上、「こうするとうまくいく」「こうすると失敗しがち」というポイントがあるので、それをちょっとまとめてみようと思いました。
これからビデオ会議を始めようとしている人は以下のような7つのポイントに気を付けると良いです。

題して「初めてのビデオ会議を成功させるためのチェックリスト」です。

1. それなりに高速なPCを用意する
具体的なスペックを挙げるのは難しいが、目安としては1〜2年以内購入したPCならOK?パソコンの負荷が高い場合は、会議中は使っていないソフトを終了させましょう。
2. それなりに高速なネット回線を確保する
我が家フレッツ光で速度テストの結果が画像のようになった。これぐらいのスピードが出てればたぶん大丈夫じゃないかと。
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3. マイク付きヘッドセットやイヤホンを使う
iPhone付属のイヤホンでもOK。PC本体のマイクやスピーカーを使うと音声が荒れがち。ちなみに僕が使っているのはOpenCommという骨伝導ヘッドセットです。blog.jnito.com
4. 同じ空間にいても各自のPCから別々に参加する
会議室に全員集まって1台のマイクとスピーカーでビデオ会議、だと、その人たちだけしか伝わらない会話が発生しやすいのでNG。そうではなく各自のPCから別々に参加する。
別々に参加しても物理的な距離が近いと声がエコーして聞こえるので、他人の声が入ってこないようにできるだけ距離を空ける。
5. Zoomを使う
Whereby、Google Meet、Microsoft Teamsなど、いろんなビデオ会議ツールがあるが、経験上Zoomが一番軽くて安定している。Zoom以外のツールを使うとPCの負荷が上がったり、音声が途切れたりすることが増える。zoom.us
6. Krispを使う
自宅であれ、オフィスであれ、喫茶店であれ、周囲が完全無音の空間を確保するのは難しいと思うので、ノイズキャンセルツールのKrispを使うと良い。Krispを使えば多少周りが騒がしくても相手に迷惑をかける心配が無い。krisp.ai
7. ビデオ会議初心者がいるときはリハーサルする
参加者に「ビデオ会議が初めて」という人がいる場合は事前にリハーサルするか、十分時間に余裕を持たせる。ぶっつけ本番で初めてのビデオ会議をスタートさせると、予期せぬトラブルであっという間に時間が溶ける恐れがある。
(番外)なるべく顔を見せる
ビデオ会議の品質には直接関係ないが、初対面の人で相手の顔が見えないと心理的な距離が全く縮まらない。なるべくお互いにカメラをONにして顔を見せる方が良い。

チェックリストがすべてYESになれば初めてのビデオ会議であっても成功する可能性が高いでしょう。
逆にYESが1つもないとおそらく大失敗に終わります。

すでにビデオ会議をしている人も、まだYESになってない項目があれば、YESを増やせるように環境を改善しましょう💪

Rubyプログラマが今年は動画で情報モラル講演をしてきたよ

はじめに

このエントリは「子供とネットを考える Advent Calendar 2020 - Adventar」の23日目の記事です。

さて、僕はプログラマの仕事をやっていて、現在中3の息子がいます。
2年前、息子の中学校で情報モラル講演会があり、試しにその講演を聞きに行ったら「いったい、なんじゃこりゃあ!?」と思ったのがきっかけで、子ども向けの情報モラル教育に関心を持つようになりました。

「なんじゃこりゃあ!?」と思ったときの話は以下のエントリに詳しく書いています。
blog.jnito.com

その後、中学校に「もうちょっとちゃんとした講師を呼んだ方がいいですよ」と進言したのがきっかけなのか、翌年は「伊藤さんに講師をやってもらえませんか?」と学校からお願いされて、なぜか僕が息子の前で情報モラルの講演会をすることになりました。
blog.jnito.com

で、今年です。
3月ぐらいの時点で中学校からは「今年も講演をお願いできませんか?」というお話をいただいていました。
ただ、その当時は新型コロナの影響で学校が休校になっていた時期なので、「具体的な日程は新型コロナが落ち着き次第」という形になりました。

が、なかなか学校は再開せず、実際に再開したのは6月からです。
再開しても「なるべく3密を避けましょう」と言われていたことは、みなさんもご存じの通りです。

その結果、今年は「対面での講演はやめて、動画形式にしましょう」という話になりました。
そこで、どんな感じで動画講演を実施したのか、このエントリに簡単にまとめておきます。

スライドは去年使ったものをほぼ再利用した

情報モラル関連の情報は陳腐化しやすいので、スライドもなるべく最新の情報にアップデートした方がいいと思います。
が、ちょっと今年はスライドをじっくりアップデートする時間がなくて、基本的に去年使ったスライドをほぼそのまま使いました。

まあ、スライド的には極端に賞味期限が短い内容はあまり含まれていないので、アップデートしなくても数年は使えるかな〜、と思ったりしています。

動画はZoomで収録した

動画を収録する一番手軽な方法はQuickTime Playerの画面収録機能を使って、スライドを画面に映しながら口頭で話すスタイルだと思います。

MacのQuickTime Playerで画面を収録する - Apple サポート

ただ、これだと話者の顔がまったく写りません。
動画の収録時間は40分ぐらいあるので、画面と声だけだと動画を見ている生徒は途中で飽きて眠くなるんじゃないかと思いました。

そこで画面を写しつつ、自分の顔を見せるために、今回はZoomを使ってみました。
以下の画像のように常に僕の顔が画面の右上に表示されています。

f:id:JunichiIto:20201223075831p:plain

動画収録の手順としてはこんな感じです。

  1. Zoomのミーティングに自分一人が参加する
  2. Zoomのレコーディング機能をONにする
  3. Zoomの画面共有機能をONにする
  4. MacのKeynoteをプレゼンテーションモードにして画面を映しながら話す
  5. 話し終わったらZoomを終了する。すると動画のMP4ファイルができあがる
  6. iMovieを使って動画編集する(無駄な沈黙部分のカットなど)

できればYouTuberみたいに本格的な機材やらソフトやらを買い揃えたいところですが、予算の関係上、こんな方法になりました😅

あと、動画の収録後にmmhmm(んーふー)というアプリの存在を知りました。
このアプリを活用するともうちょっとオシャレに自分の映像を合成できたかもしれません。

lifehacking.jp

動画講演会開催までの流れ

動画を作成してから講演会を開催するまでの流れはこんな感じです。

  1. YouTubeに限定公開モードで完成した動画をアップする
  2. そのURLを担当の先生にメールでお知らせしてレビューをお願いする
  3. 担当の先生からOKをもらう
  4. YouTubeのままだと校内で使いづらいので、動画ファイルをオンラインストレージサイト経由でダウンロードしてもらう
  5. ダウンロードした動画ファイルを使って校内で放映してもらう

ちなみに、iMovieから書き出したMP4だと学校のWindowsパソコンで再生したときに動画と音声がズレる、という報告があったので、VLCを使ってAVI形式に変換しました。
AVI形式だと音声のズレは発生しなかったようです。

話をもらってから動画講演会を実施するまで、学校側とは電話とメールだけですべて完結しました。
やろうと思えば一切顔を合わせずにやれるもんですね〜。

動画講演会の様子

ちょっとわかりにくいですが、息子が学校から持ち帰ってきた学校だよりにこんな写真が載っていました。

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講演を聞いた生徒さんの感想

僕の動画講演を聞いた生徒さんの感想を一部紹介します。
「去年と同じ内容で退屈だった」みたいな感想は見当たらなかったので、ちょっと安心しました。
むしろ、感想を読んでいると僕が伝えたいことをちゃんと理解してくれている子どもたちが多かったので、とても良かったです😊

今までの講演会は「あぶないよ!」「こわいよ!」っていうのしか分からなかったけど、今日の講演会は「あぶないから○○する」「こわいけど付き合っていく」っていうように具体的に言ってくださったからとてもわかりやすかったし、自分のためにもなりました。
スマホやネットは少し遠いところに感じていたけど、飛行機の話とかですごく近くに感じることができました。リスクっていうのは思いのほか近くにあるんだなって実感しました。
(1年生)

色々なことにリスクがあるけれど、正しい使い方をすれば大丈夫だということがわかりました。スマホを使う前はとってもあぶないものだと思っていたけど、使ってみたらとっても便利なものだと気づきました。家ではルールなどが決められているので少しだけ安心です。
今日の話を聞いてちょっと心配だなと思ったこともあったけど、今日の話をしっかり覚えてこれから先のスマホの使い方やSNSの使い方を見直したいです。
(2年生)

私も自分のスマホを持っていて、「勉強しなきゃ」と思っていてもやらなくて気づくと1時間経ってたりすることがよくあって、スマホとうまく付き合えていませんでした。
SNSで何かつぶやくことがあったりするけど、友だちと話していても内容は世界中に広がったりするんだと思うとすごく怖いなと思いました。
国語の授業でも同じような話があって、想像力を働かせて画面の中にはたくさんの人たちがいることを忘れないようにしたいです。
(3年生)

まとめ

というわけで今回のエントリでは対面ではなく動画で中学生向けに情報モラル講演をやってみた、という話を書いてみました。
本当は動画よりも対面でお話しできた方が良いと思いますが、こういう状況下なのでいろいろ柔軟な選択肢をとれるようにしておくことは大事なんじゃないかな〜と思います。
僕と同じように情報モラル講演をやっている方や、動画講演を検討している方が今回の僕のエントリを参考してもらえると嬉しいです😄

(おまけ)
僕の息子が通っている中学校なので、息子も僕の動画講演を聞くはずでした。
ですが、なぜか僕の動画が始まってしばらくしたら急に体調が悪くなって保健室に移動したらしいです。おいっ、なんで!?