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Chromeの画面通知が出ないときの確認ポイント & M1 Macを仕事で使ってみた感想

最近M1 Macを買いました。というか会社に買ってもらいました。(感謝🙏)

開発環境を旧マシンから移行していってるんですが、会社で使っているチャットツール(Remotty)のChrome通知の動きがおかしかったので、確認ポイントと解決策をメモしておきます。

発生していた問題

チャットツールで新しいコメントやメンションがあったときのChromeのブラウザ通知が、音だけ聞こえて画面上の通知(下記画像)が出ない。

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確認したポイント

サイト設定(問題なし)

URL入力欄の鍵マークをクリック→Site settingsを開く→Permissions > NotificationsがAllowになっているか?(なっていた)

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あ、ちなみに僕は英語モードでMacを使っています。

Do Not Disturb設定(問題なし)

System Preferences > Notifications > Do Not Disturbで、通知を出さないような設定になっていないか?(なってないので問題なかった)
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今回の解決策 = System Preferences上のChromeの通知許可を許可する

System Preferences > Notifications > Google Chromeで、通知が不許可になっていないか?→なっていたので通知を許可した(解決!)
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これでめでたく通知が表示されるようになりました🎉

Special thanks

このエラーの解決策を一緒に探してくれた弊社ソニックガーデンのメンバーに感謝!🙏

おまけ:M1 Mac、どう?

速くて熱くならない=期待どおりのパフォーマンス

まだ使い始めて数日なので最終的な結論は出せないですが、おおむね良いです。
今まで使ってたMacBook Pro(Intel Mac)は2コアでM1 Macは8コアなので、コア数が多いぶん全体的に処理に余裕を感じます。
動きもIntel Macに比べるとキビキビ動きます。
キーボードの入力も反応が速くなったように思います。
(というか、Intel 2コアが遅すぎた)

今まではちょっと大きなRailsプロジェクトをRubyMineで開いたり、ビデオ会議で画面共有したりするとすぐにMacが熱くなってファンがうなりを上げていましたが、M1 Macでは今のところそういう現象が起きていません。
本体を触ってもほんのりぬくもりを感じる程度です。

そもそもなぜ僕がM1 Macに買い換えようと思ったのかというと、「これからだんだん暑くなってくる季節に、このIntel Macじゃもう乗り切れん!」と思ったからです。
RubyMineの動きもだんだん重くなってきたので、Intel Macじゃ開発効率が悪い、というか今のご時世に2コアじゃ全然足りない!と思いました。

というわけで、今のところ重たい処理も涼しい顔でこなしてくれるし、8コアでマルチタスクも効率良く処理してくれるので、M1 Macはとっても快適!という感想です。

開発環境としてはやや不安あり(でも現状はなんとかなってる)

その一方で、RubyやRailsの開発環境としてはまだちょっと不安が残る感じです。
Intel Macでは遭遇しなかったようなエラーがたまに発生するので、「えっ、もしかしてこのライブラリはM1 Macにはインストールできない?」とか思って焦ります💦

変なエラーが起きたときは、

  • ググって解決策を見つける(8割ぐらいは解決策や回避策が見つかる印象)
  • ググっても解決策がない(Issueは報告されているが誰も解決していない)ときは、そのツールを捨てる方向で動く

という対処方法でなんとか乗り切っています。
でもそのうちどうしても乗り越えられないエラーが出てくるんじゃないか?と少しビクビクしています。。

あ、ちなみに僕は開発環境構築にDockerは使っていません。
あと、Virtual BoxみたいにM1 Macに対応していないミドルウェアは最初からM1 Macに移行するのを諦めています。

自分が使っているアプリやツールがM1 Macに対応しているかどうかは、下のサイトでチェックすると便利です。
isapplesiliconready.com

すべてのツールがM1対応するまで、もうしばらくIntel Macは手放せないですね。

あわせて読みたい

前回、Intel Macを買ったときのブログ記事です。
買ったときから「あんまり速くないな〜、このマシン・・・」という印象だったんですよねえ😑
blog.jnito.com

災害時の停電に備えてポータブル電源を買った

はじめに

以前から「いざというときに備えて何か買っておかなければ」と思いながら、ずっと後回しにし続けていたポータブル電源をようやく買いました。
Amazonで見つけたNEXPOWというポータブル電源です。

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MacBook ProはUSB-Cで直接つなげます。

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ふつうにコンセントを差すこともできます。(この写真はちょっと無理矢理感がありますが💦)

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容量は48000mAhで、iPhoneなら10回ぐらい充電できる容量があるみたいです。
価格はAmazonで1万3000円ぐらいでした。

なぜ買ったのか

もし地震や台風で停電になったときに、最低限スマホぐらいは使えるようにしたかったからです。
何も備えがないと「ヤバい、ここでスマホの充電が切れたら何も状況がわからん!!」とヒヤヒヤしそうですが、ポータブル電源があれば「とりあえずスマホの電池だけはしばらく何とかなる」と安心できそうな気がします。

というか、2018年にもたまたま大阪のホテルに一人で泊まっていたときに大地震に遭遇したのですが、このときも「スマホの電源が切れたら家族に連絡が取れなくなるのでマズい!」と思ってヨドバシカメラで小さなバッテリーを買いました。
blog.jnito.com
サバイバル状態になったときにまず何を確保したい?って聞かれたら、僕は「スマホとスマホ用の電源」と答えるかもしれません。
情報収集さえできれば次の一手をいろいろ検討できますが、何もインプットがないと自分の勘以外頼るものがなくなってしまうからです。

あれこれ考えた選択肢

もちろん、スマホに限らず生活する上で電気は必要不可欠なので、他にもいろいろ選択肢を考えました。

太陽光発電+蓄電池?

家中の電化製品をほぼ不自由なく使おうと思ったら太陽光発電システムと蓄電池が必要になりそうです。
とりあえず見積もってもらおうということで、ハウスメーカーのセキスイハイムに見積もりを頼んだところ、「4kWでウン百万円」と言われ、「いつ使うかわからないもののために○百万円はちょっとなあ・・・」という気持ちになりました😅
もちろん、売電できたりするメリットはあるんでしょうけど、ちょっとハードルが高すぎます。

Solar panels on stable / shed

電気自動車 or ハイブリッド車?

電気自動車やハイブリッド車も災害時は緊急電源として役立つみたいですね。
とはいえ、特にわざわざ乗り換えたいと思うような電気自動車もないので、「災害時に役立つから」という理由だけで車を買い換えるのはやはりハードルが高いです。
Toyota Prius

小型ガソリン発電機?

燃料にガソリンを使う発電機も売っています。これだと10万円を切るぐらいの価格なので太陽光発電や電気自動車に比べればまだ現実的な選択肢になってきます。

ただ、ガソリン発電機ってガソリンの長期保存が問題になるみたいですね。
ガソリンは半年から1年ぐらいで使えなくなるんだとか。

半年ごとにガソリンを買い換えるの?いやー、絶対面倒くさくなって放置してしまうわー。
それに扱いを間違えたら大事故になっちゃうし、ちょっと怖い。
というわけで、ガソリン発電機もNG。

カセットガスボンベ式発電機?

カセットガスボンベで発電する発電機もあるみたいですね。これは今まで知らなかった!
ガスボンベなら6〜7年保存が利く上に、ガソリンほど神経を使わなくても良さそうです。(それでも事故が起きたら怖いですが)

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「へ〜、いいじゃん」と思ったのですが、それでもちょっといいやつはやっぱり10万近いお値段がします。

それに災害のときに備えてカセットボンベを備蓄するのもなんだかな〜という気がしました。
我が家にはカセットコンロがないので、カセットボンベを買っても他に使い道がないんですよね〜。

悪くはなさそうだけど、かといって「よっしゃあ!」とすぐに飛びつく気持ちにはなれませんでした。

ポータブル電源(のいいやつ)?

となると、あとはポータブル電源かなあ、となってきます。
しかし、これが結構ピンキリというか、容量が大きいものは4〜5万円します。

災害が起きたときは容量が大きいほど安心できるし、スマホの充電以外にお湯を沸かしたりする用途にも使えるかもしれない・・・とは思うものの、それはあくまで「もし災害が起きて停電したら」という条件付きになります。
日常生活を送る上ではわざわざポータブル電源を使う機会はまったくありません。

え?キャンプで使えばいいじゃん、って?
やだなあ、超インドア人間の僕がキャンプになんて行くわけないじゃないですか〜。(真顔)

僕の結論:上を見るとキリがないので、下を見ることにした

というわけで、いろいろ考えた結果わかったことは「安心を求めて上を見ると、キリがなくなる」ということです。

太陽光発電と蓄電池を付ければ安心という面では最強ですが、お金がかかりすぎます。
ポータブル電源も容量を大きくすればするほど安心ですが、価格が上がります。
そして価格を上げていって「良かった、いいやつ買っといて大正解!」と思えるのは大停電が起きたときだけです。
何も起きなければムダ金(言い過ぎ?)になってしまいます。

というわけで、作戦を変えました。
一番下から上に上がっていき、自分の中で「これぐらいのレベルなら必要最低限のニーズは満たせるかな」と思えるラインの商品を探すことにしたのです。
今回はその作戦で安いポータブル電源から順に見て行き、「まあこれがあればスマホの充電は数日心配しなくても良さそうだな」と思える商品を選びました。
それが冒頭で紹介したNEXPOWのポータブル電源です。

1万3000円程度なら出費としても痛くないし、それで万一の不安が軽減できるならコスパ的には十分だと思います。
もちろん何が起きるかわからないので、災害の規模によっては「こんな小さなポータブル電源じゃ全然役に立たんかったわー!!」と嘆く可能性も大いにあります。
ですが、そこは「わからない未来の話」なので、そのときはそのときです。

そういう「もしかしたら」という思いに負けて「やっぱりもうちょっといいやつを・・・」と上を見始めると、元の木阿弥になってしまうので、「今回はこれで十分!!」と自分に言い聞かせることにしました。

ついでにポータブルラジオも買いました

さっきは「停電してもスマホさえあれば安心できる」みたいな話を書きましたが、災害の規模によってはもしかするとスマホの電波すらつながらない状況に陥るかもしれません。
そういった最悪の状況も考えて、ポータブル電源と一緒にポータブルラジオも買いました。

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これはAmazonで1700円ちょっとでした。
ポータブル電源と合わせて約1万5000円也。
「買ってもいつ使うかわからない。でも全く何もないのも心配」という心の不安を打ち消すには、十分なコスパのお守りなんじゃないでしょうか?

ちなみに、バッテリーもラジオも半年に一回程度、充電と動作確認をしようと考えています。
なので、Googleカレンダーに繰り返し予定をセットしておきました。

まとめ

というわけで、今回のエントリでは災害時の停電に備えてポータブル電源(とポータブルラジオ)を買った話を書いてみました。

何がベストな選択肢になるのかは災害が起きたとき次第、それは神のみぞ知る、といった感じですが、僕と同じように「何か買っておきたいけど、いったい何を買えばいいんだろう?」と考えている人の参考になれば幸いです😄

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電子書籍版「プロを目指す人のためのRuby入門」のプレゼント当選結果を発表しました(当選者を5名→7名に拡大しています!)

お知らせ

先日このブログでお知らせした電子書籍版「プロを目指す人のためのRuby入門」プレゼント企画の当選者発表を先ほど行いました。
応募してくださったみなさん、どうもありがとうございました!

blog.jnito.com

もともと当選者は5名の予定だったんですが、たくさんの応募があったことと、Rubyの学習に対する熱意のあるメッセージが多かったことから、筆者用の予備として残しておく予定だったギフトコードを2件追加して、合計7名の学生さんを当選者とさせてもらいました🎉

というわけで、当選者の7名の方々には先ほどメールで連絡しています。

残念ながら落選された方にもその旨ご連絡していますので、もし「応募したのに連絡がない!」という方がいたらTwitter等でご連絡ください。
また、落選された方も本書を購入して読んでいただけると筆者として大変嬉しいです😃

所感あれこれ

こんな思いつきの企画に、しかも学生限定という条件付きでどれくらいの人が応募してくれるんだろうか?と心配していましたが、結果として20名以上の方が応募してくれました。
応募してくれたのは大学生の方が一番多かったです。あとは院生の方や専門学校生がそれぞれ数名、という感じでした。

応募フォームに用意していた「ひとこと欄」には、みなさんいろんな熱いメッセージを書かれていて「あー、全員にプレゼントしたい!」という気持ちになったのですが、用意していたギフトコードには限りがあるため、心を鬼にして抽選させてもらいました🙏

当選された方も落選された方も、この中から将来の日本のIT業界を担う立派なエンジニアさんが出てきたら嬉しいな〜という気持ちです。
みなさん、これからも楽しみながらいっぱい勉強していってください!!

ちなみに、プロを目指す人のためのRuby入門は以前動画で「オススメの読み方」を紹介しているので、これから読まれる方はこちらの動画もぜひ参考にしてみてくださいね〜。


著者自身が語る「プロを目指す人のためのRuby入門」の効果的な読み方 #チェリー本