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人にはヒトの副反応。

はじめに

新型コロナワクチン接種が2回終わりました。接種前は「副反応怖い〜。ガクガクブルブル😱」とビビってましたが、終わってみたら「想像してたよりはマシ」という感想でした。

自分への備忘録と、これから接種する人への参考情報として僕が体験した副反応をまとめておきます。もちろん、これはあくまで「僕の場合」です。副反応は人によって大きく個人差があることをお忘れなく。

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データ

  • 44歳男性、持病や基礎疾患はなし
  • ワクチンの製薬会社 = ファイザー
  • 接種1回目 2021年8月26日(木)午前11時頃
  • 接種2回目 2021年9月16日(木)午前11時頃

1回目の副反応

  • 腕が痛いと言えば痛いけど、思っていたほどではない。先に打ってた妻の方がずっと痛そうだった。
  • 熱は当日に36.8℃ぐらいまで上がった。少し身体が熱いけど、日常生活には支障なし。
  • 当日から翌日にかけて軽い頭痛が続いた。「寝過ぎて頭痛い」っていうときの頭痛になんか似てる。とはいえ、寝込むレベルではない。
  • 翌日朝にカロナールを飲んだら頭痛と腕の痛みが少しマシになった気がする。
  • あと、当日は「ふぁ〜っ」と一瞬吐き気がやってきて、「えっ、ヤバい!?」と思ったら、すぐ吐き気が去って行くという体験を2回ほどした。妻も同じような現象があったらしい。
  • これで副反応が収まっていくならありがたい。2回目もこれぐらいで済めばいいのになあ、という感想。

2回目の副反応

  • 当日は「ほんのり筋肉痛?ほんのり頭痛?」ぐらいで副反応らしい副反応はなし。
  • そのままベッドに入って寝たら「副反応に苦しめられる夢」を見た。目が覚めて「あー、夢か」と思ったけど、少し頭痛がきつくなってた。
  • 朝起きたら37.4℃で腕の痛みと頭痛が少し強かったので、6時頃にカロナール服用。9時頃に36.8℃。午前中は普通に風邪引いて微熱がある感じで、なんとか仕事ができた。
  • ただ、昼に近づくにつれて徐々に頭痛が悪化。熱もまた37℃台に。昼食後にカロナールを飲んでしばらく横になったけど、頭痛はあまり改善されず。午後の仕事を諦めてしばらく寝ることに。
  • 16時頃になって「わずかに改善した感じ」があったのと、「これ以上寝ても劇的には変わらなさそう」と思ったので、仕事に復帰(ちょっと頭がぼーっとしてたけど)。
  • 18時頃は「まだ頭痛があるけど、ピークは過ぎたかな」という感じ。そこからは徐々に体調が回復していった。
  • 2日後の朝は「ほぼ完全復活」だった。腕の痛みもほとんど引いていた。体調的には10のうち9、という感じ。
  • 1回目に体験したような「一瞬の吐き気」は今回はなかった。
  • あと、1回目も2回目も、3〜4日後に注射した周辺が少しかゆくなった。

(参考)妻の場合

  • 1回目も2回目も、僕より腕が痛そう&しんどそうだった。(妻曰く「倦怠感がすごい」とのこと)
  • 1回目も2回目も、熱はMax 37.5℃ぐらい。
  • 1回目も2回目も、翌日がしんどさのピークで、まったく動けないほどではないが、基本的に横になっていたいレベル。翌々日はちょっと倦怠感は残っているが日常生活はできるレベル。
  • 2回目の方が1回目よりも腕の痛みが強い&しんどかった、とのこと。

まとめ

ネットの情報や知り合いからは、「39℃まで上がった」とか「3日寝込んだ」みたいな話を耳にしていたので、「そこまでしんどくなったらキツいなあ」と思っていたのですが、僕や妻は幸いそこまでひどくなりませんでした。僕個人の感想としては「風邪をこじらせて微熱が出てる状態」に近かったです(特に2回目)。これぐらいであれば「翌日に仕事を休んで1日ベッドで寝ていられるなら、まあ我慢できるレベル」でした。

ただ、モデルナに比べるとファイザーの方が副反応が少ない、という噂も聞くので、モデルナだったらもうちょっとしんどくなっていたかもしれません。

いずれにしても、新型コロナワクチンの副反応は人によって大きく異なるので、あくまで「一事例」ということに留めておいてください。

人にはヒトの副反応。ということで。

「Kaigi on Rails _2021_ new」のスペシャルコラボ座談会に登壇します!

お知らせです。Kaigi on Rails 2021のプレイベント、「Kaigi on Rails _2021_ new」のスペシャルコラボ座談会に登壇します!

上のツイートにもあるとおり、「Ruby超入門」の著者・五十嵐邦明さんと、Railsチュートリアルの運営でお馴染みの安川要平さんも一緒に登壇されます。

トークテーマは「RubyやRailsの学習・教育」ですが、座談会なので、具体的にどんな話が飛び出るのかは当日まで僕もわかりません!
きっと今現在RubyやRailsの勉強を進めている人の役に立つ情報がたくさん出てくることでしょう😄

スケジュールと参加方法について

座談会は2021年10月10日(日)14:00-15:00に行われます。
そのあとに開催される懇親会にも顔を出す予定です。

日本中(世界中?)どこからでも参加できるオンラインイベントですので、みなさんぜひ参加登録をお願いします!

kaigionrails.doorkeeper.jp

それでは「Kaigi on Rails _2021_ new」でお会いしましょう👋

年内に発売?改訂版「プロを目指す人のためのRuby入門」を制作しています!

お知らせ

現在、「プロを目指す人のためのRuby入門(通称・チェリー本)」の改訂版を制作中です。発売時期はまだ確定していませんが、年内の発売を目標に作業を進めています。順調にいけば12月のはじめぐらいには発売できるかもしれません。

現在発売中の「プロを目指す人のためのRuby入門」の第1版は2017年11月の発売なので、4年ぶりの改訂ということになります。


追記:発売日は2021年12月2日に決定しました

上で「順調にいけば12月のはじめぐらいには発売できるかもしれません」と書きましたが、発売には2021年12月2日に決定しました!Amazonにも販売ページができていて予約できるようになっています。

で、どこがどう新しくなるの?

気になるリニューアルポイントですが、まず、Ruby 3.0にフル対応します!第1版の対応バージョンはRuby 2.4でした。Rubyは後方互換性が重視されているので大半の内容はRuby 3.0でも有効でしたが、それでもところどころで記述が古くなっている部分がありました。今回の改訂版は現時点の最新バージョンであるRuby 3.0にバッチリ対応します!

これに関連して、新しくパターンマッチの章が増えます。具体的には第1版の第10章「yieldとProcを理解する」のうしろに、第11章「パターンマッチを理解する」の章が追加されます。このため、本書の章数が12から13に増えます。

  • 第1章 本書を読み進める前に
  • 第2章 Rubyの基礎を理解する
  • 第3章 テストを自動化する
  • 第4章 配列や繰り返し処理を理解する
  • 第5章 ハッシュやシンボルを理解する
  • 第6章 正規表現を理解する
  • 第7章 クラスの作成を理解する
  • 第8章 モジュールを理解する
  • 第9章 例外処理を理解する
  • 第10章 yieldとProcを理解する
  • 第11章 パターンマッチを理解する ←NEW!!
  • 第12章 Rubyのデバッグ技法を身につける
  • 第13章 Rubyに関するその他のトピック

もちろん、パターンマッチを理解するための例題もちゃんと用意しています!

例題といえば、第8章に用意していたモジュールの例題を完全リニューアルしたのも大きな変更点かもしれません。改訂版ではちょっと遊びごころのある例題に変えてみました😆

Ruby 2.4でも3.0でもRubyの仕様が変わってなければ、本文も変更なし?

いいえいいえいいえ!!

Rubyの仕様が同じでも、改めて読み直してみて「ここはこう説明すべきだったな」と感じた部分は躊躇なく修正しています。第1版を発売してから4年、ネット上ではさまざまな反応を見かけました。また、僕が現在メンターをやっているフィヨルドブートキャンプでも受講生のみなさんから本書の感想をたくさんもらいました。

そういったフィードバックをチェックしていると、初心者のみなさんが共通してつまづきやすかったり、誤解しやすかったりする内容があることに気づきました。そうした内容は改訂版を作成するにあたって、これまでの説明を見直し、よりわかりやすくする工夫を入れたりしています。

ちなみに軽微な修正も含めて、第1版から変更を入れたいと思った部分に付箋を貼っていったら、こんな状態になりました。

この付箋の数から、改訂版の修正点の多さを察してもらえればと思います。

さらに:豪華レビュアー陣による原稿レビュー!

第1版は弊社ソニックガーデンのメンバーを中心に原稿レビューしてもらったんですが、改訂版では弊社メンバーのみならず、著名なRubyコミッタ、Rubyプログラマのみなさんに声をおかけして、原稿をレビューしていただきました。

こちらがそのレビュアーのみなさんです!

  • 辻本 和樹さん(株式会社野村総合研究所、Rubyコミッタ)
  • 遠藤 侑介さん(クックパッド株式会社、Rubyコミッタ)
  • 松本 宗太郎さん(Square, Inc.、Rubyコミッタ)
  • 近藤 宇智朗さん(GMOペパボ株式会社、フィヨルドブートキャンプ・アドバイザー)
  • 吉次 孝太さん(しくみ製作所株式会社、フィヨルドブートキャンプ・メンター)
  • scivolaさん
  • 栩平 智行さん(株式会社 DIGITALJET)
  • 遠藤 大介さん(株式会社ソニックガーデン)
  • 西見 公宏さん(株式会社ソニックガーデン)
  • 田中 義人さん(株式会社ソニックガーデン)

※「全員が一冊まるごとレビュー」ではなく、担当パートを分けてレビューしていただいています。

レビュアーのみなさんからは鋭い指摘事項を多数いただき、技術上の正確さや、わかりやすさが格段にアップしました。こういった安心感も改訂版の大きなセールスポイントになっていると、個人的には考えています。

改訂版FAQ

ちょうどチェリー本を買おうとしてたんですが、改訂版を待った方がいいですか?

うーん、これは非常に難しい質問ですね・・・!

あと数ヶ月待てるのであれば、改訂版を待ってもらった方がいいかもしれません。
ですが、今すぐRubyの勉強を始めたい、という場合は、その数ヶ月の時間がもったいないので、このタイミングで第1版を買っていただいた方がよい気がします。

第1版でもQiitaに書いたサポート記事を読めば、Ruby 3.0までの変更点はひととおりカバーできるようになっています。

qiita.com

第1版を持っています。改訂版も買った方がいいですか?

これまた難しい質問!!

「買ってください!なぜなら僕に印税が入るから〜」みたいな、おふざけなしで真面目に回答するなら、今でも仕事でRubyを書いている、もしくはRubyを使った会社に就職したいと思っている、という方は、ぜひ買っていただきたいです。

第1版を一通り読んだという人も、改訂版を読んでいただくことで次のようなメリットが得られます。

  • 最新のRubyの言語仕様を一通り把握できる
  • とくに、パターンマッチについて詳しく学習できる
  • 内容によっては第1版の説明を書き直した部分もあるため、より深い理解を得られる
  • 再読することで、すでに忘れてしまっているRubyに関する知識をあらためて覚え直すことができる

筆者としては「第1版を持っている人も絶対に損させないような改訂版にしてやるぞ!✊」という気持ちで改訂版を書きました。もちろん、実際にどう感じるのかはみなさん次第ですが、僕自身は「第1版を持ってるなら改訂版は購入不要」みたいな評価はきっと付かないはず、と自負しております。

まとめ

というわけで、このエントリでは現在制作中の改訂版「プロを目指す人のためのRuby入門」についてお知らせしました。

2021年に入ってブログの更新ペースが落ちていたのは、実はこの改訂版の執筆作業に打ち込んでいたせいなのでした。そのうちまた詳しく書こうと思っていますが、「これ、第1版を書いたときと同じぐらい大変なんじゃないか・・・?(汗)」というぐらいの労力がかかってます。

そんなわけで、改訂版の発売をぜひ楽しみに待っていてください〜😆