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「プロを目指す人のためのRuby入門 改訂2版」を地元の西脇市図書館に寄贈しました

第1版に引き続き、「プロを目指す人のためのRuby入門 改訂2版(通称・チェリー本)」を僕が住んでいる西脇市の図書館に寄贈しました。

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たしかに寄贈しましたよ、の図

寄贈したのはちょっと前で蔵書登録されるのを待っていたのですが、昨日西脇市図書館の蔵書検索をしてみたら貸し出し可能になっていました。

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第2版が検索結果一覧に上がってきてます。ちなみに第1版は現在貸出中のようです😄

西脇市民の方はもちろん、西脇市周辺の図書館なら西脇市図書館から取り寄せることもできると思うので、興味がある方はぜひチェックしてみてください〜。

全国の図書館に展開中!?

西脇市以外の図書館でも「プロを目指す人のためのRuby入門 改訂2版」が借りられる図書館は増えてきているようです。

図書館で借りて読んでみようかな、と思う人は、地元の図書館の蔵書検索や、カーリルのような検索サイトで探してみてください。

ちなみに以下はカーリルで東京の図書館を検索してみた結果です。東京だと、現在13ヵ所に置いてあるみたいですね。

まとめて探す - プロを目指す人のためのRuby入門[改訂2版] 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plus) | カーリル
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FAQ「著者としては図書館で借りるよりも買ってもらった方がいいのでは?」

「図書館で借りると売上にならないから買ってもらった方がいいのでは?」という質問をもらうことがありますが、僕個人の考えとしては図書館で借りて読んでもらえるのも嬉しいです。

もちろん、買ってもらった方が売上になる(つまり印税が入る)のでありがたいものの、3,278円という価格は人によっては「ちょっと手が出しづらい」と感じるかもしれませんし、買うか買わないかを判断するために図書館で借りて読んでみる、みたいな考えもあると思うからです。

もしかすると、もともと購入するつもりはなかったが、図書館で借りて読んだら思った以上に良かったので、そのあと自分で購入した、なんて人も中にはいるかもしれません。

そもそも図書館という存在自体が違法コピーでも何でもない、正当な公共施設なので、そこに本を置いてもらって少しでも多くの人に読んでもらえるというのは、著者として大変嬉しいことです。

なので、「伊藤さんに申し訳ない」とかまったく思わず、どんどん借りて「貸出中」マークをいっぱい付けちゃってください!

そして、もし気に入ったら本屋さんで「プロを目指す人のためのRuby入門 改訂2版」を買ってやってくださいね😊

おまけの裏話

図書館の人に「こちらの本を寄贈したいんですが」と自分の本を差し出したところ、事情を全く理解していない受付のお姉さんから「書架に並べるか、リサイクルに回すかはこちらで判断させてもらいます」とか言われて、「おいおい、ちょっと待ってー!!」となりました💦

ちゃんと背景を説明した結果、「あ、それだったらちゃんと書架に並べておきます」と約束してもらいました😅

あなたのコードも公開レビュー?銀座Rails#41に登壇します!(2022年1月25日開催) #ginzarails

お知らせ

2022年1月25日(火)に開催される銀座Rails#41に登壇します。

ginza-rails.connpass.com

ここ1〜2年はコロナ影響もあって登壇の機会がめっきり減ってしまったので、久々の単独登壇になります。
オンライン開催なので、日本全国(もしくは世界中)どこからでも参加可能です。みなさん、ぜひご参加ください〜!

で、何を話すの?

講演内容はちょっと変わっていて、参加者のみなさんが書いたコードをその場でレビューしたり、僕の書いたコードを説明したりする講演になります。

何のコードをレビューしたり解説したりするのかというと、現在Qiitaで開催している「Rubyプログラミング問題にチャレンジ! -改訂版・チェリー本発売記念-」アドベントカレンダーと同じ、「点字メーカープログラム」です。

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ただし、Qiita版とは一部条件を変えています。たとえば、Qiita版では「自分が書いたコードをアドベントカレンダーの記事として投稿する」という条件を付けていましたが、銀座Rails版では記事の投稿は必須ではありません。

詳しくは以下のGitHubリポジトリに載せたREADMEを参照してください。

github.com

というわけで、この登壇を成功させるためにはみなさんが書いたコードが必要になります。
ぜひこの「点字メーカープログラム」にチャレンジしてみてください!

FAQ「コードを書かないと参加できないんですか?」

いいえ、コードは必須ではありません。単に参加して話を聞くだけ、でも大丈夫です!

とはいえ、自分でコードを書くか書かないかで当日の内容の理解度はかなり違ってくるんじゃないかと思います。
なので、「自分のコードをみんなでレビューされたりしたら恥ずかしい」という人も、提出はしなくてもいいので一度手元でコードを書いておくことをお勧めします〜。

僕の解答例も初公開します

「点字メーカープログラム」は僕が事前に作っておいた模範解答もあります。
Qiitaに投稿されたコードを見る限り、今のところ僕とまったく同じアプローチをしている人はいないようです。
ちょっと面白い実装になっているので、これはこれでRubyの勉強になると思います!

辛口バージョンもあります🌶

「こんな問題、余裕で解けるわ!」という上級者には、辛口バージョンも用意しています。
辛口バージョンは何かというと、「がぎぐげご」や「きゃきゅきょ」といった濁音や拗音の点字にもフル対応するバージョンです。

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テストパターンはこちらのgistに載せています。

点字メーカープログラムのテスト・辛口バージョン · GitHub

設計がしっかりしていないと甘口バージョンを辛口バージョンにぱっと対応させるのは難しいんじゃないかなー、と思います。
すぐに解けちゃった、という人はこちらの辛口バージョンにもチャレンジしてみてください!

まとめ

というわけで、今回のエントリでは2022年1月25日(火)に開催される銀座Rails#41に登壇しますよ、というお話を書いてみました。

すごい人のすごい話を聞いて「へ〜、すごいなあ、ためになったなあ」と思うのもいいですが、たまにはこうやってみんなでワイワイガヤガヤいいながら、自分や他人の書いたコードを突っつき合うのも楽しいんじゃないでしょうか?

みなさんの参加&コードの投稿をお待ちしています!

ginza-rails.connpass.com

PR:改訂版 チェリー本を読めば、あなたも解けるはず!?

僕の作った模範解答は、甘口バージョンも辛口バージョンも「プロを目指す人のためのRuby入門 改訂2版(通称チェリー本)」に載っている知識で説明可能なコードになっています。

ということは、チェリー本を読めば「点字メーカープログラム」も余裕で解けるということかも!?
まだ読んでいない方はぜひ手に取ってみてください😄

100%主観で語る赤い公園の聴きどころあれこれ(赤い公園アドベントカレンダー2021・12日目)

はじめに

このエントリは赤い公園アドベントカレンダー2021の12日目の記事です。

1つ前の記事は海辺の公園さんの「108」でした。

tidalpark.hatenablog.jp

今回のエントリでは赤い公園の楽曲で「個人的にここが聴きどころ!!」と思っているポイントをあれこれ書いてみます。

そもそも「アドベントカレンダー」って何!?

「アドベントカレンダーって初めて聞いたんですが」という人は、Wikipediaの説明が参考になるかもしれません。

アドベントカレンダー (Advent calendar) は、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーである。
(略)
12月1日から開始し24個の「窓」がある場合が多い。アドベントカレンダーは、窓を開くと写真やイラスト、詩や物語の一編、チョコレートなどのお菓子、小さな贈り物等が入っていることが多い。

advent calendars

ただし、ネット上では次のような企画を指して「アドベントカレンダー」と呼ぶことが多いです。

インターネット上などで、12月の1日から25日までに、特定のテーマに沿って毎日ブログなどに記事を投稿していくという企画がある。元々のアドベントカレンダーになぞらえて、この企画もアドベントカレンダーと呼ばれている。

「赤い公園アドベントカレンダー2021」も後者のアドベントカレンダーになります。

赤い公園に関する話題であれば何でもOKですので、興味がある方はお気軽にご参加ください!

この記事を書いてる人

元アマチュアバンドマン、現プログラマ。
学生時代は「プロになりたい!」って思うぐらい音楽に熱中していました。
ギターを弾きます。コード進行の分析とかが好きです。

赤い公園のファン歴はちょうど1年ぐらい。去年の今頃にYouTubeで「オレンジ」のPVを見て以来、赤い公園にどっぷりハマりました。生まれてこの方、どんなに好きになったアーティストでもファンクラブに入ることはなかったのに、生まれて初めてファンクラブに入るぐらいハマりました(ファンクラブのコンテンツ、面白かったな〜)。

2021年にSpotifyで一番聞いた音楽ももちろん赤い公園でした。

というわけで以下が本編です。

赤い公園の聴きどころあれこれ

赤い公園の楽曲を聴いていると、「この構成が面白い」とか、「このフレーズがなんかめっちゃ凝ってる」とか、心の中で勝手に聴きどころがいろいろ生まれてきます。そんな僕の心の中の声を集めてみます。

ちなみにどれも独り言っぽくつぶやくので、Twitterにコピペ可能な長さで収めるようにしてみました。

あと、選曲基準は「YouTubeにPVがアップされてるもの + "消えない"以降の楽曲で僕が特に聴きどころを語りたいもの」です。

pray

バラードっぽいのに意外とテンポが速い(BPM=140)。バラードっぽいのに凄く短い(A→サビ→A→サビ→サビで3分10秒)。でもサビのコード進行には変化が付けてある。バッキングギターが意外とロック。サビのコーラスワークが超絶美しい。2番サビ前のEm7-5の響きも好き。曲の終わり方がなんとも切ない。


www.youtube.com

Highway Cabriolet

なんとなく打ち込みっぽく聞こえるのによく聞くとバンドサウンド。ほぼ同じコード進行の繰り返しなのになぜか飽きない。2番Aメロのベースが激シブ。「回しても〜」の「て」がブルーノート。(非公式映像だけど)YouTubeに上がっているインスタライブ ver.を聞くとバッキングギターがセンスの塊。


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yumeutsutsu

恐竜の鳴き声みたいなイントロのギター。これ、どうやって音作りしてるの?Spotifyで聞くと3分ジャスト。要所要所の転調が職人技っぽくて好き。「行こうぜ!」のシャウトがロック。エンディングのベースが突然ウォーキングベースっぽくなる。


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オレンジ

これぞバンドサウンド。イントロとエンディングでかすかに「ヒュンヒュン」と風を切るような音が聞こえる(何の音?)。赤い公園にしては長め(4分47秒)。「最後くらーい」のコードがAm7-5、Abm7、Gm7で半音下降する。2番はBメロなし。最後の「沈んだオレンジ〜」で炸裂するスネアの連打がカッコいい!


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ジャンキー

最初聞いたときは「サビのメロディ全部同じじゃん」って思ったけど、よく聞くとハモリのフレーズに変化が付けてあって、それに気づいて以来ハモリにばっかり耳が取られてしまう。エンディングではガムランみたいな?エスニック系の金属音も聞こえてくる。あとベースラインが最初から最後まで渋い。


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消えない

イントロのドラムの入り方、一生コピーできなさそう。「沈むタイタン号 燃える人形町 声を荒げる水金地火木」って歌詞としては意味がわからないけど、このサウンドとこのメロディで歌われると、語感と相まってすごく緊張感を感じる。「A→B→サビ→A→間奏→B→サビ→サビ」で3分17秒。やはり短い。


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絶対零度

めちゃくちゃ変拍子なのに、聞いてて変拍子っぽさを感じさせないのがなんかすごい。Aメロ、3拍子なのにドラムが4拍子っぽく叩くのが変態としか思えない(褒め言葉)。間奏のギターソロは5拍子らしい。全然気づかなかった。変拍子の鬼なのにアニメのエンディングテーマというのも良い。


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Mutant

浮遊感のあるサビのメロディ。とくに「なれっこない、まだ〜」の部分。こんなフレーズ、どこからやってくるの?そしてこれまたグルーヴの鍵を握るベース。サビのうねり方が半端ない。ポール・マッカートニー顔負けと言っても過言ではないかも?

(すいません、この曲はPVがないので代わりにSpotifyのリンクを載せておきます)


赤い公園の楽曲全般

ボーカル石野理子の歌声が素晴らしい。「アイドル出身」とか聞くと、僕みたいに音楽にうるさい人は「元アイドル?🤨」みたいに思いがちだけど、本当に上手いし、歌声が超きれい、というか音色として美しい。LAST LIVEでは完全にバンドを引っ張っていたので、バンドマン石野理子の活躍がもっと見たい。


www.youtube.com

まとめ

というわけで、このエントリでは僕が考える赤い公園の聴きどころをあれこれ書いてみました。

赤い公園、本当に素敵なバンドなので、解散してしまったことが本当に残念😢 新曲、もっと聞きたかったな〜、と思いつつ、残ったメンバーの今後の活躍に期待したいと思います。

次に書いてくれる人はまだ未定なので、「赤い公園について私もひとこと何か書きたい」と思ったらぜひご参加ください!

adventar.org