はじめに
このエントリは赤い公園アドベントカレンダー2021の12日目の記事です。
1つ前の記事は海辺の公園さんの「108」でした。
今回のエントリでは赤い公園の楽曲で「個人的にここが聴きどころ!!」と思っているポイントをあれこれ書いてみます。
そもそも「アドベントカレンダー」って何!?
「アドベントカレンダーって初めて聞いたんですが」という人は、Wikipediaの説明が参考になるかもしれません。
アドベントカレンダー (Advent calendar) は、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーである。
(略)
12月1日から開始し24個の「窓」がある場合が多い。アドベントカレンダーは、窓を開くと写真やイラスト、詩や物語の一編、チョコレートなどのお菓子、小さな贈り物等が入っていることが多い。
ただし、ネット上では次のような企画を指して「アドベントカレンダー」と呼ぶことが多いです。
インターネット上などで、12月の1日から25日までに、特定のテーマに沿って毎日ブログなどに記事を投稿していくという企画がある。元々のアドベントカレンダーになぞらえて、この企画もアドベントカレンダーと呼ばれている。
「赤い公園アドベントカレンダー2021」も後者のアドベントカレンダーになります。
赤い公園に関する話題であれば何でもOKですので、興味がある方はお気軽にご参加ください!
この記事を書いてる人
元アマチュアバンドマン、現プログラマ。
学生時代は「プロになりたい!」って思うぐらい音楽に熱中していました。
ギターを弾きます。コード進行の分析とかが好きです。
赤い公園のファン歴はちょうど1年ぐらい。去年の今頃にYouTubeで「オレンジ」のPVを見て以来、赤い公園にどっぷりハマりました。生まれてこの方、どんなに好きになったアーティストでもファンクラブに入ることはなかったのに、生まれて初めてファンクラブに入るぐらいハマりました(ファンクラブのコンテンツ、面白かったな〜)。
2021年にSpotifyで一番聞いた音楽ももちろん赤い公園でした。
Spotifyの2021年まとめ、やはり僕は赤い公園のTHE PARKを延々と聴き続けてたんだな〜ということがよくわかるランキングでした。THE PARKはマジで名盤。ソングライティングも歌もアレンジも演奏も全部好き。 pic.twitter.com/PmImnl2ziE
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2021年12月2日
というわけで以下が本編です。
赤い公園の聴きどころあれこれ
赤い公園の楽曲を聴いていると、「この構成が面白い」とか、「このフレーズがなんかめっちゃ凝ってる」とか、心の中で勝手に聴きどころがいろいろ生まれてきます。そんな僕の心の中の声を集めてみます。
ちなみにどれも独り言っぽくつぶやくので、Twitterにコピペ可能な長さで収めるようにしてみました。
あと、選曲基準は「YouTubeにPVがアップされてるもの + "消えない"以降の楽曲で僕が特に聴きどころを語りたいもの」です。
pray
バラードっぽいのに意外とテンポが速い(BPM=140)。バラードっぽいのに凄く短い(A→サビ→A→サビ→サビで3分10秒)。でもサビのコード進行には変化が付けてある。バッキングギターが意外とロック。サビのコーラスワークが超絶美しい。2番サビ前のEm7-5の響きも好き。曲の終わり方がなんとも切ない。
Highway Cabriolet
なんとなく打ち込みっぽく聞こえるのによく聞くとバンドサウンド。ほぼ同じコード進行の繰り返しなのになぜか飽きない。2番Aメロのベースが激シブ。「回しても〜」の「て」がブルーノート。(非公式映像だけど)YouTubeに上がっているインスタライブ ver.を聞くとバッキングギターがセンスの塊。
yumeutsutsu
恐竜の鳴き声みたいなイントロのギター。これ、どうやって音作りしてるの?Spotifyで聞くと3分ジャスト。要所要所の転調が職人技っぽくて好き。「行こうぜ!」のシャウトがロック。エンディングのベースが突然ウォーキングベースっぽくなる。
オレンジ
これぞバンドサウンド。イントロとエンディングでかすかに「ヒュンヒュン」と風を切るような音が聞こえる(何の音?)。赤い公園にしては長め(4分47秒)。「最後くらーい」のコードがAm7-5、Abm7、Gm7で半音下降する。2番はBメロなし。最後の「沈んだオレンジ〜」で炸裂するスネアの連打がカッコいい!
ジャンキー
最初聞いたときは「サビのメロディ全部同じじゃん」って思ったけど、よく聞くとハモリのフレーズに変化が付けてあって、それに気づいて以来ハモリにばっかり耳が取られてしまう。エンディングではガムランみたいな?エスニック系の金属音も聞こえてくる。あとベースラインが最初から最後まで渋い。
消えない
イントロのドラムの入り方、一生コピーできなさそう。「沈むタイタン号 燃える人形町 声を荒げる水金地火木」って歌詞としては意味がわからないけど、このサウンドとこのメロディで歌われると、語感と相まってすごく緊張感を感じる。「A→B→サビ→A→間奏→B→サビ→サビ」で3分17秒。やはり短い。
絶対零度
めちゃくちゃ変拍子なのに、聞いてて変拍子っぽさを感じさせないのがなんかすごい。Aメロ、3拍子なのにドラムが4拍子っぽく叩くのが変態としか思えない(褒め言葉)。間奏のギターソロは5拍子らしい。全然気づかなかった。変拍子の鬼なのにアニメのエンディングテーマというのも良い。
Mutant
浮遊感のあるサビのメロディ。とくに「なれっこない、まだ〜」の部分。こんなフレーズ、どこからやってくるの?そしてこれまたグルーヴの鍵を握るベース。サビのうねり方が半端ない。ポール・マッカートニー顔負けと言っても過言ではないかも?
(すいません、この曲はPVがないので代わりにSpotifyのリンクを載せておきます)
赤い公園の楽曲全般
ボーカル石野理子の歌声が素晴らしい。「アイドル出身」とか聞くと、僕みたいに音楽にうるさい人は「元アイドル?🤨」みたいに思いがちだけど、本当に上手いし、歌声が超きれい、というか音色として美しい。LAST LIVEでは完全にバンドを引っ張っていたので、バンドマン石野理子の活躍がもっと見たい。
まとめ
というわけで、このエントリでは僕が考える赤い公園の聴きどころをあれこれ書いてみました。
赤い公園、本当に素敵なバンドなので、解散してしまったことが本当に残念😢 新曲、もっと聞きたかったな〜、と思いつつ、残ったメンバーの今後の活躍に期待したいと思います。
次に書いてくれる人はまだ未定なので、「赤い公園について私もひとこと何か書きたい」と思ったらぜひご参加ください!