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2021年式VOLVO XC60のワイパーゴムを自分で交換する

はじめに

愛車のVOLVO XC60(2021年式)のワイパーゴムが弱ってきたので交換することにしました。
ディーラーで交換すると車を持っていくのが面倒だし、費用も高そうなので自分で交換できないかチャレンジしてみました。
結果としては無事に交換できたのですが、意外とネット上に情報がなく、「どのゴムを使えばいいの?」、「どういう手順で交換すればいいの?」と右往左往したので、最終的に判明した交換方法をこのブログにまとめておきます。


免責事項

このブログの内容は基本的に自分用の備忘録です。
ワイパーゴムの交換は自己責任でお願いします。
自信がなければディーラーで交換してもらいましょう。

用意するもの

新品のワイパーゴム

今回は近所のカー用品店で売っていた、こちらのワイパーゴムを購入しました。
2つ併せて3160円でした。

ただし、助手席側のワイパーゴムは500mm(呼番147)ではなく475mm(呼番146)がベストです。
475mmは売ってなかったので500mmを自分で475mmにカットしました。

その他

マイナスドライバーとタオルや雑巾を2枚用意します。

交換手順

ワイパーをサービス位置に移動させる

メニューから「ワイパーのサービス位置」を選択します。

するとワイパーがピョコッと写真の位置に移動して止まります。

この状態でいったんエンジンを停止してください。

ワイパーブレードを外す

ワイパーの背中にある四角いボタン(?)を押し込みながらワイパーブレードを上に引っ張ると、ワイパーブレードが抜けます。
指で押し込むのが難しいときは、マイナスドライバーを突っこみながら引っ張るのもありです。


もしくは上端のキャップだけを外す

運転席側のワイパーブレードは上記の方法で外せたのですが、助手席側はなぜかいくら引っ張っても外れませんでした。
下手に力を入れて壊すのもイヤなので、ワイパーブレードを引っこ抜くのは諦めて、上端のキャップ部分だけを外すことにしました。

ちょっとわかりづらいですが、キャップには小さなロック用のツメがあります。
これをマイナスドライバーなどでワイパーの外側に向かってにカチッと移動させるとロックが解除され、上端のキャップを外せます。

キャップを外すとワイパーゴムだけスルスルッと引っ張り出せるようになるので、古いワイパーゴムを抜いておきます。

ワイパーとフロントガラスの間にタオルを挟む

作業中、何かの拍子にワイパーゴムの付いてないワイパーがパチン!とフロントガラスにぶつかるとガラスが割れてしまうかもしれないため、あらかじめワイパーを倒してタオルを挟み込んでおきましょう。


運転席側のワイパーゴムを交換する

運転席側はワイパーブレードごと外したので、このワイパーゴムを交換します。
まず、先ほど書いた手順で上端のキャップを外します。
それから古いワイパーゴムを引っ張って抜き出します。

写真ではわかりにくいですが、黄色い枠の部分にワイパーゴムを通す溝が切ってあるので、ここに新しいワイパーゴムを通します。

こんな感じで通していきます。

最後まで通しました。

あとはさっきと逆の手順で上端のキャップを取り付けます。
キャップ部分にもワイパーゴムを通す溝があるので、ワイパーゴムがちゃんとキャップの溝に収まるように注意しながらキャップを取り付けてください。
キャップは最後までぐっと押し込むと、カチッと音がして自動的にロック用のツメがロック位置に移動します。

助手席側のワイパーゴムを交換する

助手席側はワイパーブレードが外れなかったので、ワイパーブレードを車に取り付けたまま新しいゴムを取り付けます。
手順は運転席側と同じですが、ワイパーブレードが車に付いたままだと、若干無理な体勢で作業を強いられるので少し時間がかかりました。

ワイパーブレードを取り付ける

運転席側はワイパーブレードを外したときと逆の手順でワイパーブレードを取り付けます。
ただし、XC60のワイパーブレードはウォッシャー液がワイパーから出てくるようになっているせいか、作りが若干複雑です。
無理に押し込まず、丁寧に取り付けてください。

うまくはまればカチッと音がしてきれいにワイパーブレードが元の状態に戻ります。


ワイパーを元の位置に移動させる

エンジンを始動し、メニューから「ワイパーのサービス位置」を選択して、ワイパーを元の位置に戻します。

ワイパーの試運転

ウォッシャー液を出しながらフロントワイパーを動作させます。
ちゃんとウォッシャー液がワイパーから出てくるか?ワイパーの動きにおかしな点はないか?不自然な拭き残しがないか?等々のチェックをしましょう。

これで終わりです。
お疲れ様でした!

ちなみに:このワイパーは使えません!

Amazonで「代表適合車種 ボルボ: C30/ S40/ S80/ V50/ V70/ XC60/ XC70」と書いてあるワイパー(ワイパーブレード)があったので、最初はこのBOSCH A089Sを買ったのですが、全然ダメでした!


パッと見は似てるんですが、ワイパーの長さも違うし、ブレードの取り付け溝も形状が違うし、ウォッシャー液を出す穴とかもないし、まったく互換性がなかったです!

ワイパーブレードは互換性がなくても、実はワイパーゴムだけは互換性があったりする?と思いましたが、ワイパーゴムの幅や形状も違ったため、ワイパーゴムだけ利用する作戦もダメでした(4600円が無駄になった😭)。

もしかすると初代(2009-2017年製)XC60用だったのかもしれませんね。。
オーナーのみなさんはお気を付けください。

まとめ

というわけで今回は2021年式VOLVO XC60のワイパーゴムを自分で交換する方法を紹介してみました。
やろうと思えば自分で交換できることがわかったので、今後もワイパーゴムは自分で変えようと思います。