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プログラミング、リモートワーク、田舎暮らし、音楽、etc.

君たちはこの先どう生き残るか!?エンジニアtypeさんに読書感想文を寄稿しました

お知らせ エンジニアtypeさんの連載記事「プロフェッショナルたちの読書感想文」に寄稿させてもらいました。 type.jp本連載の概要は以下の通りです。 本連載では、業界の第一線で活躍する著名エンジニアたちが、それぞれの視点で選んだ書籍について語ります…

全人類待望の?「受託開発なのにドキュメントを書かずに済む秘訣」が公開されました 〜Software Design 2024年10月号〜

えっ、なになに?設計ドキュメント問題に関する特集だって?しかも「受託開発なのにドキュメントを書かずに済む秘訣」って、おい、マジかよ!そんなウマい話、あるわけないだろ!! #PR https://t.co/KZtN1o6Rqu— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2024年9…

【書評】生成AIに何でも聞ける時代に「Ruby コードレシピ集」をあえて読む価値とは?

はじめに 技術評論社さんから「Ruby コードレシピ集」をご恵贈いただきました。 どうもありがとうございます!本書の概要を公式サイトから抜粋します。 最新Ruby 3.3に対応。Rubyでやりたいことがすぐにわかる,逆引きレシピ集の決定版。 Rubyの基礎知識や実…

【書評】技術ブログの書き方を教えてくれる本を読んでみた -Writing for Developers-

はじめに 洋書ですが、"Writing for Developers"という技術ブログの書き方を教えてくれる本を読んでみました。www.manning.com以下は公式ページにあった概要の翻訳です(ChatGPTで翻訳)。 「Writing for Developers」は、優れた技術的洞察を素晴らしいブロ…

【書評】脳に関わる技術書を2冊読んだ #プログラマー脳 #脳に収まるコードの書き方

はじめに プログラミングと脳の関係が注目されているのでしょうか? 最近「脳」がタイトルに含まれる技術書が2冊発売されました。1つは「プログラマー脳」。プログラマー脳 ~優れたプログラマーになるための認知科学に基づくアプローチ作者:フェリエンヌ・…

【書評】プログラミング初心者の強くて優しい味方!「 #コードが動かない ので帰れません! 新人プログラマーのためのエラーが怖くなくなる本」を読みました

はじめに 先日、「コードが動かないので帰れません! 新人プログラマーのためのエラーが怖くなくなる本」という本が発売されることを知りました。おお、これは気になる https://t.co/AVGT19OSQi— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2023年9月6日 そしたら…

【書評】『絶対に音が良くなる「ギター調整」』を読んでみた

最近、数年ぶりに実家からFender USAのストラトキャスター(たぶん1978年製)を持ち帰ってきました。大阪の実家から久々にストラトキャスターを持ち帰ってきたよ pic.twitter.com/oAUiraiAca— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2023年2月23日 ただ、なんか…

フィヨルドブートキャンプのメンター陣が語る「このバイブルに育てられた」学びの一冊

はじめに ちょっと前に「「このバイブルに育てられた」駆け出しエンジニアだった頃に読み込んだ、学びの一冊をご紹介」というweb記事が話題になっていました。type.jpたぶん、長年ITエンジニアをやっている人なら1冊か2冊はそういった「バイブル」があると思…

チェリー本増刷記念!?技術書の改訂版ができあがるまで 〜プロを目指す人のためのRuby入門 改訂2版の制作裏話〜

はじめに:改訂2版の増刷が決まりました! 先日開催された「VeriServe Test Automation Talk No.3」でもお伝えしましたが、「プロを目指す人のためのRuby入門 改訂2版(通称・チェリー本)」の増刷が決まりましたご購入してくださったみなさん、どうもありが…

【書評】SOFT SKILLS 第2版も、やはり全ITエンジニア必読の1冊だった

日経BP社さんから「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル 第2版」をご恵贈いただきました。 日経BP社さん、どうもありがとうございます! 左が第1版で、右が第2版です上の写真にもあるとおり、僕は第1版を持っていて、過去にこんな書評ブログを…

Ruby 3.0に完全対応、だけじゃない!?改訂2版「プロを目指す人のためのRuby入門」が発売されました🍒

はじめに 以前からこのブログでもお伝えしてきたとおり、拙著「プロを目指す人のためのRuby入門(通称チェリー本)」の改訂2版が本日2021年12月2日に発売されました改訂2版では表紙のさくらんぼの数が1個から2個に増えているのがポイントです。「改訂2版だか…

Zennで「Rubyの公式リファレンスが読めるようになる本」という無料の本を書きました

お知らせ Zennの書籍作成機能を使って、「Rubyの公式リファレンスが読めるようになる本」という本を書きました。この本は無料で提供しています。zenn.dev どんな本なの? その名のとおり、Ruby初心者のみなさんにRubyの公式リファレンスが読めるようになって…

【書評】入門書は卒業したあなたに!"Polished Ruby Programming"を読みました

はじめに 最近発売されたRubyの洋書「Polished Ruby Programming」を読みました。 このエントリでは本書を読んだ感想を簡単にまとめてみます。 本書の感想 本書の著者はRubyコミッタとして有名なJeremy Evansさんです。前書きにも明記されていますが、本書は…

学校の勉強とプログラミングの勉強は何が違うか(そして技術書をどう読むべきか)

これは何? これは僕がメンターをやっているフィヨルドブートキャンプで受講生向けに書いた記事です。 ただ、内容の8割ぐらいは未経験からプログラマを目指している初心者のみなさんにも役立つと思うので、そのまま公開することにしました。 想定読者は「フ…

【JS完全に理解した】JavaScript PrimerとプログラミングTypeScriptとレガシーフロントエンド安全改善ガイドを読んでみた

はじめに 僕は仕事でRuby on Railsを使ってWebアプリケーションを開発しているので、JavaScriptはそれなりに使えます。 ですが、サーバーサイドで使っているRubyに比べると、JavaScriptの習熟度はそれほど高くありません。 とくに、文法が一気にブラッシュア…

技術書、紙の本で読むか、電子書籍で読むか?

Twitterに書こうかと思ったけど、明らかに字数オーバーするのでブログに書きます。タイトルの通り、技術書を紙の本で読むか、電子書籍で読むか、という話です。 結論からいうと、僕は基本的に紙の本を選びます。 紙の本のメリット3つ(+1つ) 1. 自分にプレ…

Software Design 2020年6月号にテストコードの記事を寄稿しました

お知らせ 2020年5月18日発売のSoftware Design (ソフトウェアデザイン) 2020年6月号に「プロフェッショナルに訊く テストコードの流儀」という記事を寄稿しました。 ソフトウェアデザイン 2020年6月号作者:松本 健太郎,原 旅人,伊藤 淳一,粟本 真一,hikalium…

Amazonで品切れになっている技術書を手に入れる6つの方法

はじめに 新型コロナウイルスの影響で、Amazonの在庫状況に影響が出ています。 新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が発出されたことを受けて、アマゾンジャパンよりお客様、事業主様、そして地域の皆様へのメッセージ (略) このような状…

【書評】「ソフトウェアテスト技法練習帳」を読んで、体系的なテスト技法の知識を身につけよう

はじめに 弊社ソニックガーデンの中でも「この本、面白そう」と少し話題になった「ソフトウェアテスト技法練習帳」を買って読んでみました。ソフトウェアテスト技法練習帳 ~知識を経験に変える40問~作者:梅津 正洋,竹内 亜未,伊藤 由貴,浦山 さつき,佐々木 …

【書評】「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」を読んで自信をもってRails 6に移行しよう!

はじめに id:willnetさんこと、前島真一さんから「Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本」という書籍をご恵贈いただきました。 前島さん、どうもありがとうございます!というわけで(本をいただいてからかなり時間が経ってしまいましたが)、今回は本書の書…

【書評】「レガシーコードからの脱却」の9つのプラクティスは圧倒的に正しい(経験者談)

はじめに 株式会社アトラクタの原田騎郎さん(@haradakiro)から、書籍「レガシーコードからの脱却」をご恵贈いただきました。(どうもありがとうございます!)せっかくいただいた本なので、本書を読んだ僕の感想を書いてみようと思います。 どんな本なの?…

影響を受けた3冊、というテーマで直感的に思い浮かんだ本を挙げてみる

はじめに 先日開催されたRails Developers Meetup 2019で、登壇者の方々が「影響を受けた3冊」を挙げられていたそうです。 Ruby on Rails DM 2019 登壇者の影響を受けた3冊まとめ (day.1) - Qiita Ruby on Rails DM 2019 登壇者の影響を受けた3冊まとめ (day…

オンラインツールを使ってSQLを写経!?Software Design 2019年4月号にてSQLの入門記事を監修しました

お知らせ Software Design 2019年4月号(2019年3月18日発売)にて「プログラマのための速習SQL」という特集記事を監修しました。 ちなみに、この記事の執筆者はソニックガーデンの同僚である西見公宏(@mah_lab)です。記事の最後にはいちおう僕の名前も載せ…

技術書、最初から完全に理解するか、頭の中にインデックスを作るか? 〜 #チェリー本 が後半から難しくなる問題を考える

はじめに 2017年11月に発売し、多くの方に読んでいただいている拙著「プロを目指す人のためのRuby入門」(通称・チェリー本)ですが、「わかりやすい!」という感想を多くいただく一方で、ときどきこういった感想を見かけることもあります。プロを目指す人の…

【書評】チェリー本の筆者が「かんたんRuby」を読んでみた

はじめに すがわらまさのりさんが執筆された「かんたんRuby」というRubyの入門書があります。僕も「プロを目指す人のためのRuby入門」(通称チェリー本)という本を執筆しているので、「かんたんRuby」の存在や内容はちょっと気になっていました。 発売から…

見本誌としていただいた「Software Design総集編【2013~2017】」が、まさに「技術記事のバイキング」状態だった件

見本誌をいただきました 技術評論社さんから、見本誌として「Software Design総集編【2013~2017】」をご恵贈いただきました。 見本誌をいただいた経緯は、過去のSoftware Design誌に何本か記事を執筆させてもらったからです。 ふつうに買っても、めっちゃお…

【書評】「失敗の本質」を読んで、「日本人的な気質」は昔も今も変わってないのでは?と思った

はじめに 個人的な感覚ですが、最近のニュースを見ていたりすると、なんとなく「日本人のあまり良くない側面が、物事を悪い方向に引っ張ってるんじゃないか」と感じることが多くなりました。その「日本人のあまり良くない側面」が災いして大失敗したのが、70…

2分でわかる!「プロを目指す人のためのRuby入門」の内容を13のツイートにまとめてみたよ

はじめに 本日、2017年11月25日は僕が執筆した書籍「プロを目指す人のためのRuby入門」(チェリー本)の発売日です! 今日からは全国の書店で「プロを目指す人のためのRuby入門」が購入できます!(もちろんAmazonでも)プロを目指す人のためのRuby入門 言語…

筆者自らが語る「プロを目指す人のためのRuby入門」のこだわりと見どころ

このブログでもすでに何度か紹介していますが、いよいよ2017年11月25日に僕が執筆した「プロを目指す人のためのRuby入門」が発売されます。 僕の手元には一足先に見本誌が届きました!表紙は真っ赤なチェリーが目印です。背表紙もよく目立つ赤色! 写真では…

【洋書Q&A】どうやって洋書を読んでるの?どれくらい時間がかかるの?という質問に答えてみた

はじめに 昨日、「こんな洋書を読んだよー」っていうブログを書いたら、Twitterでこんな質問をもらいました。どのように洋書を読んでいますか?読み切るのにどれくらいかかりましたか?洋書を読むと和書より頭に残らないことが多いので、ぜひ参考にしたいで…