はじめに:移住する前にはわからなかった田舎暮らしの良さ
僕は大阪府豊中市の生まれと育ちですが、結婚と長男の誕生を機に妻の実家がある兵庫県西脇市に引っ越しました。
豊中市は大阪のベッドタウンで人口が非常に多い町です。
一方、西脇市は豊中市に比べるとはるかに田舎です。
(人口で比較すると約10分の1、人口密度で比較すると約33分の1)
西脇市に住もうと考えた理由は「のびのびとした自然の中で子どもを育てたい」と思ったからです。
今でこそ在宅でリモート勤務していますが、当時はまだ大阪(しかも京都に近い高槻市)の会社に勤めていました。
ですが、「なんとかなるっしょ」と勢いで移住を決めました。(それからしばらく片道2時間半の通勤生活が始まりましたが・・・)
実際、子どもを育てるのには非常によい環境でした。
自然とふれあいながらのびのびと子どもを育てる、という目的は狙い通りだったと思います。
しかし、子どもだけではなく、僕自身にとっても西脇市は予想以上に「良い町」でした。
住んでみるまでわからなかったのですが、空が広くて自然が豊かだと、ふと外に出るだけで
「おっ」
と思う景色にたくさん出会えます。
これが非常にいいんですよね~。僕にとっては。
「心が癒される」って言っちゃうとチープかもしれませんが、なんかそんな気分です。
昔の人に言わせると、これが「もののあはれ」ってやつなのかもしれません。
こういう感覚って数値やスペックとして表しにくいんですよね。
なので、僕は西脇市のことを「UX(ユーザーエクスペリエンス)が良い町」と勝手に呼んでます。
前置きが長くなりましたが、こういう感覚をちょっとでも伝えたいなと思って、写真をいろいろと載せてみようと思います。
これらの写真は僕が「おっ」と思った瞬間をiPhoneで撮影したものです。
また、どの写真も自宅のすぐ近くで撮ったものばかりです。
写真集:「おっ」と思う瞬間 in 西脇市
うっすらと雪化粧した近くの山と青空。空に浮かぶ白い点は半月。
雪をかぶってまるで綿花のような姿になった、雑草の「くっつきむし」。
端から端まで、くっきり見える虹。
ちょっと怖い、でも美しい、複雑な配色の夕焼け空。
菜の花の蜜を吸いに来たモンシロチョウ。
少し肌寒くても「もうすぐ春か」と気づかせてくれる堤防のツクシ。
ん?数学の図形問題にこんなのなかったっけ?
水を張ったばかりの田んぼに反射する金色の夕日。
自宅の庭に突然現れた野生のカメ。
近くの川で水遊び。
空の青、草木の緑、水の青。
かわいい、だけど生えすぎると憎らしい庭の雑草。
朝6時。自然が作った、完璧なグラデーション。
同じ場所でも、時間が違えば大きく変わる表情。(上の写真と見比べて!)
こんな町に僕は住んでます。
動画で見る兵庫県西脇市(ヘソノオノウタ)
僕がこのブログで紹介したのは全部写真ですが、動画で見るとさらに雰囲気がよく伝わると思います。
最近、西脇市を紹介する素敵な動画が公開されたので、ぜひこちらもご覧ください。
バックに流れる歌も綺麗でいい曲です。
ちなみに上の動画は「ヘソノオノウタ(へその緒の歌)」という少し変わったタイトルが付いています。
「なんで、ヘソなの?」と思われるかもしれませんが、これは西脇市が東経135度・北緯35度の交差点に位置し、ここが「日本列島の中心」に当たることから、「日本のへそ」のまちとしてPRしているためです。
まとめ:プログラマこそ田舎で暮らすべき?
というわけで、このエントリでは僕が住んでいる兵庫県西脇市の「おっ」と思う瞬間を集めてみました。
もちろん、これで全てではありません。
日々生活していると、もっとたくさんの「おっ」と思う瞬間があります。
しかも、自分の目の前に突然現れるので、写真で見るよりももっと感動が大きいです。
こういう感動は大阪に住んでいる頃はほとんど感じたことはありませんでした。
僕は普段プログラマとして働いているので、ほぼ一日中パソコンの画面と向き合っています。
しかし、田舎に住んでいるとそういう無機質な時間だけでなく、ここで紹介したような自然の素晴らしさも感じることができます。
もしかすると、リモートで働くプログラマこそ、自然の中で暮らして仕事と日常生活のバランスを取ると良いのかも?と思ったりする今日この頃です。
そんなわけで、みなさんも素敵な田舎暮らしを検討してみてはいかがでしょうか?
参考:西脇市定住促進サイト ほっこり、のんびり にしわきごこち
西脇市についてもっと知りたい!と思った方はこちらのサイトをどうぞ。
(僕たちの夫婦のインタビュー動画も載ってます!)