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質が悪けりゃコストがかかる

↓なんか自分の現状とかなり一致するな〜と思ったコラムです。


現場担当者の悩み
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/esmconsul/2010/06/post-65bd.html


保守に時間がかかる。


ほんまに。


作るのにも時間がかかりますが、運用や保守はその数倍時間がかかることも多いです。
冒頭のコラムの中では設計の稚拙さをその原因として挙げています。


ええ、全く同感です。


「とりあえず動くシステム」を作るだけならそこそこの知識でなんとかなりますが、将来の保守性や拡張性までを考慮したシステムを構築しようとするとそう簡単にはいきません。
設計者や開発者はかなり高度な知識やスキルが要求されます。
プライベートでも自分で積極的に勉強していく人でないとこの域に達することはできませんが、なかなかこういう人っていないんですよね・・・。


さらに質の高いシステムを構築するには相当時間がかかります。
ここがマネージャーや顧客の理解を得られず、現場の人間とぶつかってしまうところですね。


「はやい、やすい、うまい(質が高い)」を同時に満たすシステムが理想なのは分かりますが、現実的には同時に満たせるのは最大2つまで、というのは世間でもよく言われる話です。


「はやい、やすい」でシステムを作っても結局後で保守に工数がかかってしまうんですよね。
必要な投資を後回しにしてるだけ。
そんなシステムがおいらの周りにもごろごろ転がっている気がします。


そして「現場の人間 = おいらたち」を苦しめる。


まあ作った本人が苦しむならまだ許せますが、そういう人に限って退職したり役職が変わったりして保守担当から離れ、開発当時の様子を全然知らない「後任者 = おいらたち」が苦しむっていうのはとっても不条理に思えます。。。


頼むから後の人のことを考えたシステムを作ってくれよ、ちゃんと勉強して質の高いシステムを作ってくれよ!!と日々叫び回ってる自分が冒頭のコラムの中に見えたおいらなのでした。。。


あ〜、美しいシステムを作りたい。