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FUJIGENのフルアコにThomastik-Infeldの弦を張る(ためにヤスリでテールピースの穴を拡張する)

先日のブログにも書いたとおり、最近僕はFUJIGEN(FGN)のMFA-HHというフルアコを弾いてます。

blog.jnito.com

ジャズギター界隈ではちょっと有名な(そしてちょっと高級な)Thomastik-Infeld(トマスティック・インフェルト)という弦があります。
せっかくフルアコを買ったので、試しにこれを貼ってみようと思いました。

このギター弦、弦の両端に赤い糸(ラウンドワウンドだと緑)が巻いてあってなんかオシャレです。

が!

なんと困ったことに、この糸が巻いてあるせいで弦が太くなり、MFA-HHのテールピースに6弦が通りません😭

最初は写真のように、この糸をむりやり剥ぎ取ってなんとか穴を通したんですが、それが悪かったのか6弦だけオクターブピッチが大きく狂ってしまい、使い物になりませんでした。(高かったのに!!)

ただ、弦の音色や弾き心地は良かったのでもう一度チャレンジしようと思い、今度は糸を剥ぎ取らなくても済むように、テールピースの穴を細い丸ヤスリで拡張することにしました。

以下はその作業の様子です。
(削りかすがボディに飛び散ると傷の原因になりそうなので、いちおう養生してあります)

拡張しすぎないように気を付けながら、グリグリ、ガリガリと削ること約30分・・・ようやく通りました!作戦成功です!!🙌

ただし、どうしてもヤスリがテールピースに当たってしまい、メッキがわずかに剥がれてしまいました。。(涙)
もし同じことをやろうとする人がいたら、十分気をつけてください。

糸を剥ぎ取らずに弦を張ったおかげか、今後はオクターブピッチも狂わずに済みました。
いやあ、よかったよかった。

それにしてもFUJIGENさん、Thomastik-Infeldの弦はジャズギター界隈ではポピュラーな弦だと思うので、わざわざこんなことをしなくても弦が通るように、あらかじめ十分な大きさの穴を空けておいてほしいです。
改善よろしくおねがいします!!

おまけ

ちなみに今回張ったのはちょっと太めの.013-.053のセットです。
でも弾きにくさはあまり感じないですね。.012と感覚的には変わらないかも?