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give IT a try

プログラミング、リモートワーク、田舎暮らし、音楽、etc.

「お仕事忙しいですか?」と聞かれると返事に困る話 #sgadvent

はじめに

クリスマスももう間近だというのに、今日から新しいアドベントカレンダーを始めることになりました。
その名も「SonicGardenアドベントカレンダー」です!


このアドベントカレンダーではソニックガーデンのメンバーが日替わりで「ソニックガーデンでは当たり前なんだけど、世間一般では珍しい取り組みや考え方」を紹介します。
まとめページは今のところないのですが、各エントリへのリンクは#sgadventというハッシュタグを付けてTwitter上に流していこうと思っています。


というわけで、一日目は僕、伊藤淳一が「『お仕事忙しいですか?』と聞かれると返事に困る話」というテーマでエントリを書いてみます。


ソニックガーデンの仕事は忙しいのか?

知り合いや初対面の方たちと何気ない話をしていると、時々「ところでお仕事は忙しいですか?」という質問を受けるときがあります。


一年前の僕なら確実に「ええ、忙しいですね〜。本当に!」と答えているところです。
しかし、ソニックガーデンに入ってからは「ん〜?ん〜?忙しくない・・・かな?いや、忙しいかも」と曖昧な答え方になってしまいました。
ソニックガーデンと前の会社を比べてみると、かなり働き方が変わったのです。


前の会社では次から次にタスクが降ってくるし、割り込みのタスクも多いし、ミーティングも多いし、開発だけじゃなくてドキュメント書いたり、プロジェクトの進捗を報告したり、いろんな種類のタスクがあったし、どれもこれも「プライオリティ=高」で、なおかつ同時進行してたし、そんなこんなでほぼ毎日残業していた気がします。


まあ僕の場合は基本的に残業が嫌いだったので、やるべきことをやったら極力定時で帰るように努力していました。
しかし、定時で帰ったとしても心の中では何かに追われ続けているような状態で、精神的な余裕は今よりもずっと少なかった気がします。


overworked and overwhelmed with work


それが今では残業が毎日ほぼゼロになりました。
直近のタスクに追われて精神的な余裕がなくなるといったことも滅多にありません。
なぜならソニックガーデンでは残業を良しとしないポリシーを貫いているからです。


ちょっとここで選考期間中に前職の仕事を続けながらソニックガーデンの自社サービス開発のお手伝いをしていたときのエピソードを紹介します。


僕にアサインされていたある機能を完成させて提出したとき、倉貫さんから「今週はどれくらい開発に時間をかけましたか?」と聞かれました。


この質問を最初聞いたとき、僕は「しっかり時間を割いて開発しているか?」という意味だと思いました。
なので、開発にかけた時間が多ければ多いほど「良い」と評価されるんだと思い、できるだけ多い時間を答えようとしました。


しかし実際はその逆でした。
「時間をかければプログラムが完成できるのは当たり前なので、そうではなくて、できるだけ短い時間で完成させるように心がけてください」というのが、質問の真意だということを知りました。


その考え方は入社しても同じで、「残業しまくって開発を終わらせてもソニックガーデンでは評価されないから」ということを何度か聞かされました。
実際、ソニックガーデンのメンバーはほとんど残業しないので、夜の7時を過ぎるとオフィスはほぼガラガラ状態になります。


では、何をもってソニックガーデンのプログラマは評価されるのでしょうか?


それは、残業無しで一週間働いた時のアウトプットの量です。


働く時間が全員等しくなるように固定してしまえば、アウトプットの量を比較するのも簡単です。
もし誰かが好きなように残業し始めると、比較がしにくくなります。
なので、全員残業しないようにした方が評価する上では合理的になるわけです。


ちなみに「アウトプット」とここで呼んでいるものは、正確に言うと各プログラマが担当している受託開発案件や自社サービスの案件数です。
ソニックガーデンでは基本的に「1案件 = 1プログラマ」で対応するので、優秀なプログラマほど多くの受託開発案件や自社サービスを掛け持ちできる仕組みになっています。


さて、ここで冒頭の「忙しいですか?」に対する答えを改めて考えてみます。
上で説明したようにソニックガーデンでは残業することを良しとしないので、残業はほぼゼロです。
なので、以前働いていた会社のような類いの「忙しさ」はありません。


じゃあ、全く忙しくないのか?ソニックガーデンのプログラマは気楽なのか?と聞かれると、そうでもないのです。
つまり、固定されたタイムボックスの中でアウトプットをしっかり出せることが評価基準になるので、残業はしないとしても、業務時間中は一生懸命開発を進めないと目標とするアウトプットを出せなくなってしまいます。


特に僕のような「後から入ってきて、アウトプットがまだ十分といえないプログラマ」は、他のメンバーに追いつくために結構必死で頑張っている状態です。
というわけで、「アウトプットをしっかり出せるように毎日頑張る」という意味では、それなりに「忙しい」のかもしれません。


そんなわけで、「忙しいですか?」という質問に対する僕の答えが「ん〜?ん〜?忙しくない・・・かな?いや、忙しいかも」と曖昧な返事になってしまうのは、上で述べてきたような複雑な心情があるからなのでした。


何気ない会話の中でここまでのことをぱっと相手に伝えるのはちょっと難しいですよね〜(^^;


バトンタッチ

さてさて、明日の担当はポンデライオンのアイコンでおなじみの西見さん(@mah_lab)です。
たぶんこちらのブログに何か面白いエントリを書いてくれるはずです。


それでは明日の「SonicGardenアドベントカレンダー」もお楽しみに!!


【お知らせ】「Keep in touchグリーティングカード」をリリースしました!

先日ソニックガーデンではネット上でお客様に年賀状が送れる「Keep in touchグリーティングカード」をリリースしました。


個人的にはビジネスだけじゃなくてプライベートの年賀状もこれで送ってしまいたいな〜と思うWebサービスです。
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ビジネスでもネットで年賀状を送ろう!〜もっと手軽に、もっと心を込めて〜Keep in touchグリーティングカード - SonicGarden 株式会社ソニックガーデン