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RubyMineブログに英語記事を書いたよ + 最近書いたQiita記事とか

お知らせ:RubyMineブログに英語記事を書きました

ちょっと前の話になりますが、RubyMineの公式ブログに英語記事を掲載してもらいました。

Why you Should not use a Class as a Namespace in Rails Applications | RubyMine Blog
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世界的に使われている開発ツールの公式ブログになんで僕の記事が載ってるの?っていう話なんですが、まあ正直自分でもビックリしています🙀

きっかけは何だったの?

きっかけはRubyMineチームの一人であるArtemさんから突然「RubyMineブログに記事を書いてみませんか?」と連絡が来たことに始まります。
日本国内のRuby界隈であればともかく、世界的なレベルで見れば僕なんてまだまだ無名のプログラマだと思うんですが、聞くところによると、

「最近日本でRubyMineが注目を集めてるっぽいぞ」


「なんか日本のユーザーはこのブログ(たぶんQiita記事)をツイートしてるな」


「(ブログを自動翻訳で読む)へー、なかなかいい内容を書いてるじゃないか」


「書いてるのはJunichi Itoっていうやつなのか。」


「なるほど。じゃあ、彼に英語でブログを書いてもらえば面白いんじゃない?」

・・・みたいなやりとりがRubyMineチームの中で行われたようです。(ひょえー)

たぶん、「よくツイートされている記事」っていうのは、このあたりなんじゃないかと思います。

日本語で書いてたら日本人しか読まないでしょ、と思ってましたが、海外の人が自動翻訳を使って読む、なんていうケースもあるんですねえ。(びっくり)

執筆してから公開されるまでの流れ

以前から英語でも何か技術記事を書いてみたいなーとぼんやり思っていたので、このオファーはビックリしたものの、ちょうどいい機会だと思いました。
というわけで僕は頑張って慣れない英語で技術ブログを書いたのでした。

ちなみに英語ブログの元ネタはこちらのQiita記事です。

ただし、これを全部英訳するのは大変なので、要点をピックアップしてできるだけコンパクトにまとめました。

また、英語はそこそこ得意とはいえ、ネイティブレベルの英語力は持ち合わせていません。
そこで、英語も日本語もRubyもわかるGabriel Zayasさん(@gazayas)にレビューをお願いしました。(Thank you, Gabe!)
大半の英文は問題なしでしたが、「aとtheの使い分け」や「単数形と複数形の使い分け」はちょこちょこと修正が入っていました。
うーん、このへんの日本語には存在しない英語のルールは日本人にとって難しいですねえ。

こんな感じで英語記事を執筆し、はれてRubyMineの公式ブログに載せてもらったのでした。
いやあ、こんなすごいところに載せてもらえるなんて非常に光栄です。

2本目、3本目もウェルカムだそうなので、時間があるときにまた英語記事を書いてみたいと思います!

その他:最近書いたQiita記事とか

英語記事だけではなく、Qiitaにもちょこちょこと記事を書いているので、最近書いた記事を紹介してみます。


schema.rbのように自動生成されるファイルがコンフリクトしたときはどうしたらいいの?というときに読む記事です。


しまった、パスワードをGitHubに上げちゃった!全部なかったことにしたいんだけど、どうすれば?というときに読む記事です。


Chrome 59で導入予定のヘッドレスモード(UIなしモード)とRails 5.1のSystemTestCaseの組み合わせをひと足先に試してみました。


rails consoleで作業していると、不要なデータが大量に表示されてうっとうしい!そんなあなたに打ってつけのTipsです。


RubyのProc/ラムダと、returnやnextを組み合わせると非常にややこしい動きになります。そんなコードは書かないのが一番なのですが、とりあえずどんな動きになるのか詳しく調べてみました。

まとめ

というわけで、このエントリでは「RubyMineブログに英語記事を書いたよ」というお話と、最近書いたQiita記事の紹介をしてみました。
いやあ、地道にブログや技術記事を書き続けているといろんなことが起きるもんですねえ。

おっと、そういえば今月(2017年5月)の終わりにはこんな技術イベントがありますよ?

僕も「Rubyistと技術記事 ~なぜ書くの?どう書くの?何が起きるの?~」というタイトルで登壇する予定です。(質問も募集中!)

「地道にブログや技術記事を書き続けているといろんなことが起きるもんですねえ。」という話を掘り下げてあれこれお話するので、みなさんぜひ聞きに来てくださーい!(という宣伝でしたw)

あわせて読みたい

過去に書いた英語関連のエントリです。
英語力を上げたいと考えている技術者のみなさんは、こちらもあわせてどうぞ。

ガラガラなんて大ウソ!?平日のレゴランドに行ってきた(2017/4/24 月曜日)

はじめに

おとといの月曜日(2017年4月24日)、子どもたちが振替休日で学校が休みになったので名古屋のレゴランドジャパンに行ってきました。
「レゴランド、いろいろ噂を聞くけど実際どうなん?」と思っている人も多いかもしれません。
そこでどんな様子だったのかをレポートします。

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おことわり

このエントリはレゴランドが開園して間もない、2017年4月時点のレポートです。
今回は厳しい評価を書きますが、もう少し時間が経てば状況が改善されているかもしれません。

また、混み具合は日によって変わるので、もしすいていればここまで嫌な思いはせずに済むかもしれません。

長いので最初にまとめ

ざっくりひとことで感想を述べると、僕も妻も「うーん、今のままだったら2度目はないな」でした。

もし以下の条件のどれかに当てはまれば、もう少し満足度が高かったかもしれません。

  • 混み具合がおとといぐらいでも、アトラクションやレストランがスムーズに回転する。
  • 混み具合はおとといぐらいでも、入場料や食事代が全部半額。
  • 混み具合がおとといの3分の1ぐらい、かつアトラクションが10時から全部動いている。

しかし、実際は、

  • アトラクションやレストランの回転率が悪い。
  • サービスや味・量の割に入場料や食事代が異様に高い。
  • せっかく行ったのに一部のアトラクションは昼からしか動かない。

・・・というありさまで「もうちょっとがんばりましょう」感が半端なかったです。

それでは以下でもう少し詳しくレゴランドの様子を説明します。

おとといは平日なのに土日以上の大混雑だった

ネットなどでは「レゴランドはガラガラ」なんていう噂をよく聞くので、行く前は「平日の月曜日なんて誰もいないでしょ?」と高をくくっていました。
ところがどっこい、この日はスタッフの人いわく「今日は土日より多いかもしれない」という混雑ぶりでした。

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ただ、サービスが良ければ「混んでいたけどそれなりに楽しかった」と思える場合もあります。
しかし、僕が行ったこの日のレゴランドは、人が多すぎる影響で明らかにサービスの質が低下していました。

レゴランド側は入場者数の見込みを間違えたのか、スタッフの数が少なく、素人目に見ても人手不足な感じが否めませんでした。
また、スタッフの手際も悪く、オペレーション全般に「改善の余地あり」と感じることが多かったです。

こうしたことから、大人数をさばききれず、「混んでいたこと」がそのまま「満足に楽しめないこと」に直結していました。

良かったところ(レゴランドの中)

  • アトラクション自体はどれもまあまあ楽しい。子どもたちもそれなりに楽しんでいた。
  • スタッフの人はみんなニコニコして愛想が良かった。
  • レゴで作ったミニチュアや、等身大の動物とか「どうやって作ったんだこれ?すげー!」ってなる。
  • 「レゴが大好き!」っていう小さなお子さんがいる家庭ならすごく楽しめそう。

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良かったところ(レゴランドの外)

  • レゴランドの周りにあるお店がどれも新しくてオシャレ。ここだけでも楽しめそう。
  • 周囲のお店のひとつにヨロズマート(妖怪ウォッチのグッズショップ)があって、こどもたちが(レゴランド以上に?)喜んでた。

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悪かったところ

  • 10時オープンなのに「11時開始」とか「12時開始」のアトラクションがあって、「兵庫県から4時間かけて朝一番で来場したにもかかわらず、乗るに乗れない状態」になった。この日は17時閉園だから短い時間を有効利用したいのに、アトラクションが動いてないなんてあんまりだと思った。

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  • かなり人が多いのに、片方のマシンは動いていて、もう片方のマシンが動いていないアトラクションがあった。マシンは全部動かして待ち時間を短縮してほしかった。

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  • 全体的にスタッフ不足な感があった。特にレストランはスタッフの少なさと手際の悪さが顕著だった。僕たちは11時ぐらいに行ったから比較的すぐ食べれたものの、しばらくすると店内に長蛇の列ができていた。

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  • この日は「バイキングなのに食べ物がない」というツイートもあった。


  • ローストビーフが美味しいという噂だったが、固くてイマイチ。それでいて値段が高い。
  • もちろんテーマパークの食事はどこも割高だが、感覚的にはディズニーよりも割高な気がした。また、テーマパークらしい楽しい工夫(キャラクターをモチーフにしたメニューが出てくるとか)も乏しい、さして美味しいわけでもない、出てくるのも超遅い、といいとこなしだった。
  • 「レゴブロックの形をしたフライドポテト」を手に入れるのも人が多くてひと苦労。おやつ感覚でぱっと食べたいのに、ポテトを買うだけで30分待ちとか勘弁してほしい。

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  • 行く前から「ずいぶん強気な価格設定だな」と思っていたものの、「もしかすると、それだけ強気になれるそれ相応の自信があるのでは?」と半分期待していた。だが、実際は「単に強気なだけ」でガッカリした。感覚的には「入場料も食事代も半額ならまだ許せるが」というレベル。

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  • 敷地面積もディズニーランドやUSJに比べると狭いので(約4分の1)、なおさら入場料の割高感が強くなる。
  • ツイッターとかで事前に行った人の反応を見てると「平日ならどれも5分で乗れる」という話がチラホラあったが、この日は人が多くて60分まちとかがザラにあった。ディズニーとかと違ってファストパスもないので、待ち続ける or 諦めるしかない。
  • 待ち時間は長いが、アトラクションに乗っている時間はあっという間。スタッフを見ていると、客の誘導、安全点検、マシンの操作を1人で何役もやっているように見えた。複数のスタッフで作業分担できていないのが遅くなる原因ではないか。

その他

  • チケットは事前にオンライン購入していたので、入場は比較的早かった。現地で買うのは避けた方が良さそう。
  • 手荷物検査が厳しくて飲食物の持ち込みが制限されるという噂を聞いていたが、この日は手荷物検査はなかった。
  • 待ち時間が長いアトラクションでは子どもたちはPS VITAで時間つぶしをしていた。長蛇の列を見越して何かゲーム機みたいなものを持っていった方がいいかも。

PlayStation Vita Wi-Fiモデル ブラック (PCH-2000ZA11)

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  • 客同士で水をかけ合うアトラクションがある。日本人の性質的に見知らぬ人に水をかけるのは気が引けるし、かかると気まずい。
  • レゴで作られた等身大の動物やオブジェはすごいんだけど、触るとブロックの角が刺さって痛い。ブロックは崩れないように固めてあるので、子どもが近くで転んだりしてレゴに突っ込むと体中傷だらけになる(最悪ブロックの角が目に入る)んじゃないか?と思った。
  • 大人が楽しめるアトラクションは少ないので、親も楽しみたいならディズニーやUSJの方がいいかもしれない。
  • 帰りは「矢場とん」のみそカツを食べてきた。みそカツ、美味しかった。

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レゴランド写真集

最後にレゴランドの雰囲気がわかる写真をあれこれ載せておきます。
人が多くてもちゃんと回転してくれたらいいところなんですけどね・・・。

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まとめ:もう少し運営がこなれるまで待った方がいいかも?

というわけで、このエントリでは平日のレゴランドの様子をレポートしてみました。
平日とは言えど、最近ではテレビで特集されることも多いので、必ずしも平日だからガラガラとは限らないようです。

今回紹介したように、人が多いとアトラクションやレストランがうまく回らないこともあるようなので、慌てて行かずに「もう少し運営がこなれるまで待つ」というのもひとつの選択肢かもしれません。

「レゴランドに行ってみたい」と思っている方は参考にしてみてください。

【質問募集中!】関西Ruby会議2017で「Rubyistと技術記事」という発表をします #kanrk2017

お知らせ

2017年5月27日(土)に開催される関西Ruby会議2017で発表することになりました。
僕の発表テーマは「Rubyistと技術記事 ~なぜ書くの?どう書くの?何が起きるの?~」です。
だいたいこんな感じの発表をする予定です↓

Rubyistと技術記事 ~なぜ書くの?どう書くの?何が起きるの?~


私は自分のブログやQiitaで長年技術記事を書いてきました。

この発表ではなぜ私が技術記事を書くのか、いつもどうやって技術記事を書いているのか、そして技術記事を書くことで自分に何が起きるのか、を説明します。

テクニカルな話ではないので、Ruby初心者の方でも気軽に聞ける発表になると思います。
みなさん、ぜひ聞きに来てください!

開催情報
日時
2017年5月27日(土) 10:00 - 17:00
会場
大阪産業創造館 4F イベントホール(地下鉄堺筋本町駅から徒歩5分)
参加費
無料
公式サイト
関西Ruby会議2017
申込みページ
https://rubykansai.doorkeeper.jp/events/59706

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【ご協力のお願い】アンケートにお答えください

今回発表するにあたって、みなさんからの質問を発表のインプットにさせてもらおうと考えています。

技術記事やブログの執筆について、「普段からこんなことが気になってる」「伊藤さんにこれを聞いてみたい」という話があれば、ぜひその質問を聞かせてください。
もしかしたら発表の中でその質問にお答えするかもしれませんよ!

アンケートは以下のリンクからお答えください。
関西Ruby会議2017に参加しない人でも、誰でも自由に回答可能です。

give IT a try 読者アンケート 2017
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アンケート項目は以下のとおりです。

  • Q1. 技術記事やブログの執筆に関して、伊藤さんに聞きたいことはありますか?
  • Q2. これまでに読んだ伊藤さんの技術記事やブログの中で、一番印象に残っているものがあれば教えてください。また、その理由も簡単に教えてください。
  • Q3. その他、日頃の感想やメッセージ等があればご自由にどうぞ。

Q2とQ3は関西Ruby会議2017と無関係な質問ですが、純粋に読者アンケートとして「みなさんが僕のブログを読んでどんなことを考えているのかなー」ということが気になって追加した質問です。
みなさんの感想をぜひ聞かせてください!

まとめ

というわけで、このエントリでは2017年5月27日(土)に開催される関西Ruby会議2017の発表内容を告知させてもらいました。
たくさんのご参加をお待ちしています!

アンケートの回答もぜひ!😆