次の開発案件に向けてInfo PathとShare Pointのお勉強をしてました。
他のOffice製品にも言えることですが、「ある程度のことをやるにはとっても便利。でもその"ある程度"を超えてしまうとちょっと大変」という印象があります。
今回の案件もかなり入力項目が多かったり、フォームのバリエーションや少し凝った入力規則が必要になるので"ある程度"を超えてしまっている気がしました。
ASP.NETとかで完全に自力実装しようかとも思いましたが、試しにInfo Pathでサンプル画面を作ってみたらなんとか"ある程度"の境目あたりに留まれそうな気がしたので、とりあえずInfo Path + Share Pointを採用してみます。
ASP.NETでも単純な入力フォームの作成なら結構簡単にできますが、Info Pathはフォームの作成に特化したソフトだけに、さらに簡単で高機能です。
ただし、設定ではプロパティ画面を多用するので、項目が多いと何度もプロパティを開く必要があって面倒です。
また、保守の際も「この動きってどこで制御してるの?」ってなると、プロパティを何度も開いて探しまくる必要があります。
だからOffice製品といえど、しっかり仕様書を作ってどんな動作をどうやって実現したかをきちんと書き留めておくことが重要そうです。
まあやろうと思えばInfo PathってXMLファイルの集まりだから、項目の検索や編集はXMLベースでできなくはないのですが・・・。
あと、マクロというかInfo Pathを制御するスクリプトに関する情報がちょっと乏しいですね。
昨日も「こんなことはスクリプトでできるかな?」と何度かググりましたが、見つけるのに苦労したり、結局見つからなかったりでした。
世間では依然としてマイナーなソフトですね。。。
ちなみに以下の本を使って勉強してました(本も少ないぞ〜!!)。
OBA実践講座 INFOPATH2007とSHEREPOINTSERVER2007 (マイクロソフト公式解説書)
- 作者: 奥田理恵,西岡真樹
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/07/09
- メディア: 単行本
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MS OFFICE INFOPATH2003 オフィシャルマニュアル (マイクロソフト公式解説書)
- 作者: ロジャージェニングス,Roger Jennings,吉川明広
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2006/02/04
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