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【Ruby】irbとPry、どっちを使うか聞いたらirbの方がちょっと多かった

Q. irbとPry、どっちが人気なの?

僕がメンターをやっているフィヨルドブートキャンプで、「RubyのREPL(対話型インタプリタ)にはirbPryがあるけど、どっちが人気なんですか?また、どっちを使えばいいんですか?」という質問がありました。

僕が勤めているソニックガーデンではirbユーザーの方が多い印象なのですが、社外のエンジニアさんだとPryを使っている人もよく見かけます。
利用率については僕が推測で答えるよりも、アンケートを採ってみた方が確実だろうと思い、Twitterでアンケートしてみました。

結果は以下のようになりました。

ご覧のとおり、irbとPryの利用率はほぼ半々ですが、irbの方がちょっとだけ多い、という結果が得られました。
回答数は524件だったので、それなりに信頼して良い数字になってるんじゃないかなーと思います。(少なくとも日本においては)

Q. irbとPry、どっちを使えばいいの?

どっちを使えばいいのか、という質問は回答が難しいですね。
正直に答えるなら、「個人の好みなのでどっちでも良い」となります。

僕の場合、簡単なコードの動作確認ならirbで機能で十分ですし、詳細な調査が必要になる場合はRubyMine上でデバッグ実行したりするので、irbしか使っていません。

昔はirbの機能がシンプルすぎて「Pryの方が圧倒的に便利じゃん」という風潮もあったように思いますが、最近はirbもいろいろとパワーアップしてきているので、ますます「irbでいいのでは」という気がしています。(Pryをふだん使わないので、どれぐらいの機能差があるのか正確に把握しているわけではありませんが)

特に、Ruby初心者の方は別途gemのインストールが必要になるPryよりも、いつでもどこでもすぐに使えるirbを選んだ方が手っ取り早いんじゃないかなーと思います。

ただ、最初に書いたとおり「どっちでもいい」と思っているので、「Pryを使ってみたい」という初心者さんがいても、それはそれで全然構わないと思います!

まとめ

  • irbとPryの利用者を比べると、irbの方がちょっと多い
  • irbとPry、どっちでも好きな方を使えば良い(僕があえて勧めるならirb)