はじめに
本日、2017年11月25日は僕が執筆した書籍「プロを目指す人のためのRuby入門」(チェリー本)の発売日です!
今日からは全国の書店で「プロを目指す人のためのRuby入門」が購入できます!(もちろんAmazonでも)
プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plusシリーズ)
- 作者: 伊藤淳一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: 大型本
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また、電子書籍版も同時発売されるので、「紙の本よりも電子書籍がいい」という方は電子書籍版をお買い求めください。
Kindle版:
プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで Software Design plus
- 作者: 伊藤淳一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: Kindle版
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EPUB/PDFセット版:
電子書籍版もいい感じです。
チェリー本、電子書籍版も発売しています!ちなみに写真はEPUB版をiPad mini x iBooksで開いた図です。思ったよりも読みやすい。紙の方がいいかな?と思ってたけど、電子版も悪くないですねー。
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2017年11月25日
プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで https://t.co/xunfwj9Lp8 pic.twitter.com/WFuEitT1rZ
電子版をスマホに入れると、寝る前に布団の中でゴロゴロしながら読むのにいいかも。それにスマホなら満員電車の中でも片手で読め進めていけそう(僕は電車に乗らないけど)。でも、例題だけはちゃんとPCの前で写経してね!
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2017年11月25日
プロを目指す人のためのRuby入門 https://t.co/xunfwj9Lp8 pic.twitter.com/LTbo8hmue0
ところで、先日は書籍全体に共通する「執筆のポリシー」のような観点で、本書のこだわりや見どころをまとめました。
今回は少し趣向を変えて、「それぞれの章単位」で見どころをまとめていこうと思います。
ただし、ダラダラ書き始めると無限に書いていってしまいそうなので、「1章につき1ツイート以内」という制限を付けることにしました。
というか、実際にTwitter上でツイートした内容をこちらにペタペタと張っていきます。
これを読めば「プロを目指す人のためのRuby入門」の概要が2分でつかめるはずです!
第1章 本書を読み進める前に
①読者のみなさんに開発環境をしっかり整えてもらうための章です。ちゃんとエディタの設定と使い方は確認した?irbで日本語入力できるようになってる?Hello, world!がちゃんと動く?といったことをしっかり確認してから第2章へ進んでもらいます! #チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第2章 Rubyの基礎を理解する
②文字列や数値、条件分岐、単純なメソッド定義など、Rubyのイロハを学ぶ章です。注目すべきは「and、or、not」の説明かも。ある程度Ruby歴がある人でも「&&、||、!」との違いをちゃんと区別できてる人は少ないのでは!?なお、この章の例題は超定番のFizzBuzz問題です。#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第3章 テストを自動化する
③第3章にして早くも「テストの自動化」が登場します。これは本書ならではの大きな特徴です。しかし、テストの自動化は覚えていて絶対に損はないテクニックのひとつです。「putsして目視でいちいちチェック」なんて、僕はやりたくないですし、読者のみなさんにもしてほしくありません!#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第4章 配列や繰り返し処理を理解する
④配列やブロックを使った繰り返し処理、範囲(Range)など、Rubyプログラミングでは絶対に避けては通れない重要テクニックを説明します。章の後半ではwhileやbreakなど、言語仕様レベルでの繰り返し構造も説明しているのでちょっとボリュームは多めです。#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第5章 ハッシュやシンボルを理解する
⑤ハッシュを途中まで説明して、シンボルの説明に移り、それからまたハッシュの説明に戻るという、少し変則的な構成になっています。でも、僕の中ではこれが最も合理的な順番でした。他にも、ハッシュリテラルに関してよくありがちなコーディングエラーについても説明したりしています。#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第6章 正規表現を理解する
⑥正規表現の章って、正規表現自体を理解していなかったら絶対に読み飛ばされてしまうので(僕がそうだった💦)、正規表現の便利さを理解してもらうことを最優先しました。初期の原稿では正規表現自体の説明も詳しくしていたのですが、ページ数の関係で昔書いたQiita記事に委譲しました😅 #チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第7章 クラスの作成を理解する
⑦ここでようやくクラス定義の話が出てきます。ぶっちゃけ、この章が本書の中で一番長くてヘビーだと思います。いきなり全部理解しようとすると大変なので、難しい部分は困ったときにまた読み直す、という考え方でもOKです。 #チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第8章 モジュールを理解する
⑧僕が昔読んだ入門書では「モジュール=ミックスインとして使うもの」という説明しかありませんでした。しかし、実際にgemのコードを読んだりすると、ミックスイン以外の使われ方がバンバン出てきます。これは知らないと混乱する原因になるので、本書では応用的な使い方も紹介しています。#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第9章 例外処理を理解する
⑨例外処理ほど使い方を間違えると危険なものはありません。ハンマーを持つ人にはすべてが釘に見えるという言葉がありますが、例外処理を知った人は全てのエラーをrescueしがちです。しかし、それは余計に悲惨な結果を招きます😱本書では例外処理のベストプラクティスも詳しく説明します。#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第10章 yieldとProcを理解する
⑩最後の例題はちょっと楽しい問題にしています。ここまで読み進めてきたRuby初心者の人は、この章で作ったワードシンセサイザーと、最初の方に作ったFizzBuzzプログラムを見比べてください。Rubyプログラマとしてずいぶんと成長したことがわかるはずです!#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第11章 Rubyのデバッグ技法を身につける
⑪「勇者よ。エラーが解決しなくてどうしようもなくなったときは、その小箱を開けるのぢゃ」的な章です。いや、新しい言語を学び始めたら絶対エラー出まくるじゃないですか。全然思い通りに動かないじゃないですか。僕が初心者だったら絶対にこんな章がほしい!そう思って書きました。#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
第12章 Rubyに関するその他のトピック
⑫DateやFile、RakeやBundlerなど、使用頻度の高いライブラリやツールの概要を紹介する章です。企画当初は詳しく説明するつもりだったんですが、ページ数が増えすぎるのでコンパクトになりました。でもさくっと読めるので、結果としてはこれぐらいで良かったんじゃないかと思っています。#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
付録 Ruby on Railsの習得に向けた予備知識
[付録] 当初はもっとRails色の濃い技術書にしようと考えていたのですが、こちらもページ数の関係で「Railsアプリにはこういう分野の知識も必要だよ」という方針を紹介するだけに留めています。一人前のRailsプログラマへの道のりは長いですが、コツコツがんばっていきましょう!#チェリー本
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) November 24, 2017
まとめ
はい、各章の説明は以上です!
2分で読めましたか?
「2分」という数字にあまり根拠はないので、間違っていたらごめんなさい😅
というわけで、見どころいっぱいの「プロを目指す人のためのRuby入門」、いよいよ発売開始です!
みなさん、書店を通りかかったらぜひ技術書コーナーを覗いてみてください!🍒🍒🍒
ネットから購入する際はこちらからどうぞ
紙の本はこちらです。
プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plusシリーズ)
- 作者: 伊藤淳一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: 大型本
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電子書籍版はこちらです。
プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで Software Design plus
- 作者: 伊藤淳一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: Kindle版
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