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大の大人が本気で夏休みの読書感想文を書いてみた話

はじめに

我が家には小2と小5の二人の子どもがいます。
今は夏休みで当然夏休みの宿題が出ています。

で、夏休みの宿題と言えばアレですよ、アレ。読書感想文!
うちの子どもたちもしっかり読書感想文の宿題が出されていました。
僕も小さい頃やりましたが、未だに続いているんですね~。

そして子どもたちは読書感想文が苦手です。
毎年四苦八苦しながら書いています。
(まあ、得意な子の方が少ないと思いますが)

しかし、僕は今年でもう39歳!ブログもたくさん書いてる!
一部の界隈では評価も高い!(のか?)
大の大人が本気を出せば、読書感想文なんて超楽勝で書けるはず!!

というわけで、試しに僕も子どもたちと同じ条件で読書感想文を書いてみました。

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先日家族でひらかたパークに出かけました。(本文とは無関係)

今回の課題図書

子どもたちが図書館で借りてきた本は以下の2冊です。

世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密

世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密

メガネをかけたら

メガネをかけたら

上の本は盲目のピアニスト、辻井伸行さんの本で、辻井さんが生まれてからヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝するまでの半生が描かれています。
これは小5の息子が借りてきました。

下は恥ずかしくてどうしてもメガネをかけたくない小学生の女の子が、先生や両親の協力を得て抵抗なくメガネをかけられるようになった、というエピソードを描いた絵本です。
これは小2の娘が借りてきました。

読書感想文の執筆ルール

僕は以下の条件で読書感想文を書くことにしました。

  • 分量は学校から出された宿題と同じにする
    • 小5の読書感想文は原稿用紙2.5枚以上3枚以下(1000字~1200字)
    • 小2の読書感想文は原稿用紙1.5枚以上2枚以下(600字~800字)
  • 読書感想文で使う漢字はそれぞれ小5と小2までに習った漢字とする
  • 僕の書いた読書感想文を子どもたちに丸写しさせない(当然)
  • 自分は架空の39歳の小学5年生、小学2年生という設定にする(えっ)

まあ、最後の設定は余計かもしれませんが、こんな条件で大の大人が読書感想文を書いてみました。
それがこちらです!

感想文「ピアノはともだち」を読んで

 ぼくは辻井伸行さんのことは名前は知っていましたが、これまで演そうはちゃんと聞いたことがありませんでした。この本を読んで辻井さんの演そうに興味を持ったので、YouTubeで辻井さんの動画を見てみました。本の中では「しょう害は関係ない」「辻井さんは心でひいている」といった、技術面以外のことを強調していましたが、動画を見てぼくはむしろ辻井さんのテクニックの方にびっくりしました。
 まず、辻井さんは遠くはなれたけんばんを何度も行き来しながら演そうしていました。目が見えないのに、何で遠くはなれたけんばんの位置がわかるのでしょうか。ぼくもピアノを習っていましたが、目かくしで同じ事をやれと言われたら絶対にできません。それに、こんなに長くてむずかしい曲を楽ふなしで、音を聞くだけで演そうできてしまうというのも信じられません。
 本を読んでいるときは「すごいなあ。人間ってやれば何でもできるんだ。」というようにしか感じませんでしたが、動画を見ると「本当にこんなことが人間にできるんだろうか。実は目が見えているんじゃないか。むしろそう言われた方がなっとくできる。」と思いました。本のサブタイトルには「きせきのピアニスト」と書いてありますが、辻井さんは本当にきせきのピアニストだと思います。
 本の中には辻井さんが生まれてから、20才のときにヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでゆう勝するまでの物語がえがかれています。その中で印象的だったのは辻井さんのお母さんをはじめ、学校の先生やピアノの先生など、たくさんの人たちの出会いと協力があったことです。もちろん、辻井さん自身の才能や努力もすごいと思いますが、周りの人たちの出会いと協力がなければ、ここまですごいピアニストになることはなかったと思います。
 人間は自分一人の力では生きていけません。それはしょう害がある人も、ない人も同じです。ぼくは辻井さんのようなすごい人にはなれないかもしれませんが、これからはぼくももっと人との出会いを大切にしていこうと思いました。また、自分の周りにいる人たちに対してもいろんな協力をしてあげることで、自分がその人の人生に何かよいえいきょうをあたえられたらいいなと思います。

(920字)

参考:辻井伸行さんの演奏動画

辻井伸行さんによる演奏の一例です。
これで「目が見えてない」「楽譜が読めないので耳で覚える」って僕には信じられません。。


辻井伸行 ラ・カンパネラ

感想文「メガネをかけたら」を読んで

 ぼくはメガネをかけていないので、メガネをかける子の気もちはちょっとよくわかりません。でも、目がわるくてメガネをかける子は、まわりにメガネをかけている子がいないとすごくはずかしいのかもしれません。
 さいしょ、まわりの大人は「めがねをかけるとおりこうそうに見えるよ」とか「かわいく見えるよ」と言って、女の子にメガネをつけさせようとします。でも本当にかしこくなったり、かわいくなったりするわけではないので、そんなことばでははずかしい気もちをかえることはできませんでした。
 はずかしい気もちがかわったのは、まわりの大人もメガネをつけてくれるようになったのと、大人の人から「メガネをつけるとものがよく見えるようになる」と教えてもらったからです。メガネをかけているのは自分だけではないということと、メガネをかける本当のりゆうがわかったから、女の子はメガネをかけるのがいやじゃなくなったんだと思います。
 そして、そんなふうにまわりの大人をかえてくれたのは、たんにんの先生です。きっとたんにんの先生が女の子のお母さんやほかの先生にきょうりょくしてくれるようにおねがいしたんだと思います。この先生はとてもやさしいなと思いました。ぼくもこの先生のようにほかの人の気もちを考えてやさしくできるようになりたいです。

(546字)

約30年ぶりに読書感想文を書いた感想

えーと、すいません。予想以上に難しかったです!!
書く前は「こんなの楽勝でしょ?」って思っていましたが、全然楽勝じゃなかったです。。

規定の字数に達しなかった

ご覧のとおり「ピアノはともだち」の方は規定の1000字に到達しませんでした(泣)。
長文ブログを書くのは得意なのに、読書感想文になると規定の字数に達しないというのは自分でも意外でした。

まあ、とってつけたような適当な文章を最後に加えれば1000字以上にすることもできますが、不自然になるし、見苦しいのでやめました。。。

ボリュームが多い

小2の絵本はともかく、小5の「ピアノはともだち」は思った以上に本のボリュームが多かったです。
「めちゃめちゃ速読モード」で読んでも1時間かかりました。
子どもがじっくり読むと何日もかかると思います。

また、いろんなエピソードが出てくるので、読みながらメモしていかないと内容を忘れそうになります。
僕はこんな感じでEvernoteにメモを取りながら読んでいきました。

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分量のコントロールが難しい

また、1000字以上1200字以下という分量に収めるのも結構難しいです。(そして見事に失敗しましたが)
まず文章を書き始める前にだいたいのアウトラインをまとめておかないと、極端に短くなってしまったり、本のあらすじだけをつらつらと書いていたらそれで字数オーバー、みたいなことが起きると思います。

僕はパソコンを使うので分量の調整はまだラクにできますが、紙と鉛筆だと気軽に書き直せません。
なので、いったん別の原稿用紙に下書きをし、字数を調整してから本番の原稿用紙に書いていく必要があるなと思いました。

内容も子どもレベル・・・

内容に関しては、「本のあらすじばかり書かずに、自分の思ったこと、感じたことを中心に書いていこう」と心がけました。
読書感想文を読む人(つまり学校の先生)は本の内容をだいたいわかっている、という前提です。

とはいえ、改めて自分の書いた読書感想文を読んでみると、とても大の大人が書いた文章には見えないですね。。。
普通に小学生レベルの読書感想文のような気がしてきました(汗)。

最後の「僕も~できるようになりたいです」「僕も~をがんばろうと思います」的な締めくくりはいかにも義務教育チックでなるべく避けたかったのですが、いい締めくくりが思い浮かばず、結局「由緒正しい日本の小学生」みたいな終わり方になってしまいました。

そんなこんなで、30年ぶりの読書感想文は「ごめん、お父さんが悪かった。やっぱ、読書感想文って難しいわ!!」という結果となりました(チーン)。

まとめ

子どもたちが小さいうちは「はっはっはー、そんなこともわからないのか?よーし、お父さんが教えてやろう」と大きな顔ができますが、だんだんと学校の勉強も難しくなってきて、「ん?ちょっと待ってな。えーと・・・」と考え込むことが増えてきます。
実際、小5の息子の算数の問題なんかはすでに結構ややこしいです。

中学校ぐらいまでの勉強なら教えられるかな-?でも高校の数学とかはたぶん無理だろうな・・・。
英語は得意な方なので、せめて英語だけは高校になっても教えてあげられるようにしたいな-、なんて思ったりします。

とりあえず、夏休みの読書感想文はナメたらあかん、大人だって苦労する、ということがよくわかりました。
「ほらほら、早く書けよ!!」と偉そうに子どもを突っつくのではなく、僕もその大変さを理解して優しく接してあげたいです。

・・・と、「由緒正しい日本の小学生」みたいな終わり方でこのエントリを締めくくります、まる。

世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密

世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密

メガネをかけたら

メガネをかけたら

P.S.

子どもたちは無事に自分たちで読書感想文を書き終えたのでご心配なく。

あわせて読みたい

その昔に書いた子どもの勉強に関するエントリです。

学校の読書感想文じゃなくて、仕事関係の書評を書くのは得意ですよ!!(たぶん)
blog.jnito.com

【書評】SOFT SKILLSを読んでプログラマとしてのキャリア設計を見直そう

(2022.3.17追記)第2版が出版されたので、こちらで第2版の書評を公開しています。
blog.jnito.com

以下は第1版の書評です。

はじめに

先日、最近ネットでちょくちょく名前を見かける「SOFT SKILLS」という本を読み終わりました。

Amazonのレビューを見てるとなんか冷めた意見が多くて「イマイチなのかな?」と思ったんですが、実際読んでみると全然そんなことはなく、「これは面白い!」と思える久々のヒット作でした。

というわけで、このエントリではSOFT SKILLSに関する僕なりの書評を書いてみようと思います。

SOFT SKILLSってどんな本?

この本のサブタイトルは「ソフトウェア開発者の人生マニュアル」です。
このサブタイトル通り、プログラマとしてどうやって出世していくか、どうやって収入を上げていくか、どうやって幸せなプログラマ人生を送るか、というライフハックの方法が筆者の経験に基づいて解説されています。
一般向けのライフハックではなく、あくまで技術者向けに特化しているのがこの本の大きな特徴です。

筆者のジョン・ソンメズ氏ってどんな人?

筆者のジョン・ソンメズ(John Sonmez)氏は主に.NET系のプログラマとして活躍してきた人のようです。
現在はソフトウェアを開発するだけでなく、オンライン教材の制作やプログラマのキャリア形成をサポートするブログの執筆、ポッドキャストの配信、コンサルティング等々、様々なビジネスに手を伸ばしているそうです。

また、技術系の仕事だけでなく不動産投資も長年行っていて、現在はその利益で毎月働かなくても食べていけるレベルの収入(具体的には毎月5000ドル=約50万円以上)を得ているとのことです。
なので、筆者は事実上の「早期引退(アーリーリタイア)」状態ですが、別に毎日遊んで暮らしているわけではありません。
今でも働いてはいるのですが、早期引退後は食べるために働くのではなく、自分のために自由に働く、という働き方に変わっているみたいです。

本の感想

この本は全部で以下の7パートに分かれています。

第1部 キャリアを築こう
第2部 自分を売り込め!
第3部 学ぶことを学ぼう
第4部 生産性を高めよう
第5部 お金に強くなろう
第6部 やっぱり、体が大事
第7部 負けない心を鍛えよう

各パートの感想を簡単に述べていきます。

第1部・第2部:すっごく共感

この本は「うんうん、そうだよね~」と共感する内容がたくさんありました。
特に最初の「キャリアを築こう」と「自分を売り込め!」は、「全くその通り!僕もそう考えて行動してるわ~」と思う部分が多かったです。

これらの章では雇用形態の違いやそれぞれの特徴、セルフマーケティングの各種手法等が説明されています。
特にブログの執筆やTwitterでの情報発信のあたりは僕の考え方とほぼ一致していました。

「伊藤さんってなんでしょっちゅうブログ書いたりしてんだろ?」って思う人は、この本を読んでみてください。
たぶん、答えが書いてあります(笑)。

第3部:僕の知らない新技術の独学法

第3部の「学ぶことを学ぼう」では、筆者の実践している新技術の学び方が載っています。
ここは共感するというよりも、「なるほど、こういうアプローチの仕方もあるのか」と勉強になるパートでした。
僕の場合は筆者のように何か確固たるアプローチを持っているわけではないので。

第4部:僕だけじゃなかったw

第4部の「生産性を高めよう」はちょっと耳が痛いパートですね。
SNSの誘惑やスマホの通知からいかに逃れて集中力、生産力を高めるか?という話題が書かれています。

とはいえ、「すごい裏ワザ」や「誰も知らなかった銀の弾丸」が書かれているわけでなく、筆者自身もSNSやスマホの通知には心を動かされやすい、ということを認めています。
この点は「ああ、良かった。僕だけじゃなかったんだ」と、ちょっと安心してしまいました(苦笑)。

第5部:お金、増やしたい・・・

第5部の「お金に強くなろう」は資産運用の話がメインで、完全に僕の未経験分野です。
というか、プログラマで株や不動産投資にがっつり入れ込んでる人ってかなり少ない気がするんですが、実際どうなんでしょう?

ですが、僕もその昔「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んで、サラリーマンだけをやっててもお金持ちにはなれない、ということは理解しています。
そのために資産運用が大事なのも分かります。
分かってはいるけど、いざ動くのはなかなか腰が重いです・・・。

第6部:運動しないとたぶん死ぬ

第6部の「やっぱり、体が大事」では体を鍛える重要性や、具体的な方法が解説されています。
ちょっと前の僕だとこれを読んでも「運動嫌い!運動したくない!」だったと思うんですが、最近は「ヤバい、運動しないとたぶん死ぬ」と思っているので、結構共感できるパートです(笑)。

30前半ぐらいまではね、運動しなくてもあんまり心配はいらないんですよ。
でも、40が近づいてくるとヤバい。
健康診断の数値も徐々に悪くなってくるし、運動不足は心臓麻痺や脳卒中のリスクに直結しそうな予感がしてきます。

というわけで、最近は僕も意識的に運動や筋トレをしたりするようにしています。
(そのへんの話はこのブログでまたいずれ)

運動の話はこちらのエントリに書きました。

第7部:けっこう同じ本を読んでた

第7部の「負けない心を鍛えよう」はメンタルに関する話です。
僕の場合、この章はメンタルのそのものの話よりも「私の成功本リスト(第69章)」が興味深かったですね。
このリストの中には僕も過去に読んで強く印象に残っている、以下の本が含まれていました。

この本で共感する部分が多いのは、いくつか筆者と同じ本を読んでいるせいなのかもしれません。
特に「人を動かす」で書かれていたアプローチは本書の中でもしっかり反映されているな、と読んでいて思います。

一番印象に残った部分:筆者の半生

この本を読んで一番印象に残ったのは第5部の「私が33歳で引退できた理由(第55章)」です。
ここでは20歳頃から33歳で早期引退するまでの筆者の半生が詳しく描かれています。

しっかり頭を使って目標を立てているし、そのための努力もちゃんとしてるし、ときには苦労もしてるし、「そりゃ、成功する確率も上がるよな」と思う内容でした。
見習うべきところはしっかり見習っていきたいです。

全般を通して良いところ:難しいことは難しいと認めているところ

この本の良いところは「なんでこれぐらいのこともできないの?」というマッチョなスタンスではなく、「自分が完璧でないのと同様、あなたもきっと完璧ではない」「難しいことは難しい」というスタンスで書いてある点です。

前述の「SNSやスマホの通知には筆者も心を動かされやすい」という部分をはじめ、「自分も苦労している」「自分も大変だった」というふうに読者の立場に寄り添ってくれる点は、読んでいてちょっと安心感を得られます。

私見:1から10まで賛同する必要はない

SOFT SKILLSに関する他の書評でときどき見かけるのが「不動産投資の話はいらなかった」「筋肉とエンジニアは関係ない」みたいな感想です。
しかし、別に1から10まで賛同できなければ、本の価値がないというわけではありません。
本書を読んだ各自が自分に役立ちそうなところだけをピックアップして実践すれば良いだけのことです。

同じような話は「金持ち父さん 貧乏父さん」にもあって、「あの本は最後に自分の会社の商品を売りつけてくるから怪しい。だからダメ」という意見をよく見かけます。
しかし僕の場合、あの本は「なるほど、世の中にはバイトする、企業に就職する、以外にもお金を稼ぐ方法があるのか」と気づかせてくれたのでとても有益でした。

こんな感じで、ライフハックや自己啓発系の本は1から10まで賛同できなくても「自分の視野がちょっとでも広がれば儲けもん」という気持ちで読み進めるのがいいと思います。

その他:洋書ではなく翻訳版を買った方がいい

この本は海外で出版された本なのでオリジナルの洋書を買って読むこともできます。
しかし、普段から英語の技術書を読んでいる人もこの本は翻訳版を買った方がいいかもしれません。
というのも、金融、不動産に関する用語や筋肉の名前など、普通の技術書ではあまり出てこない単語がたくさん出てくるからです。
(課税繰延年金口座や上腕二頭筋という英単語を知ってる技術者は滅多にいないはず)

なので、普段技術書の英語をメインで読んでいる人は畑違いの単語を調べるのに結構苦労しそうな気がします。
翻訳版を買って、翻訳された日本語をありがたく読ませてもらいましょう。

もちろん、技術書以外の英文もスラスラ読めるようになりたい!と考えている方はこの限りではありません。

まとめ

というわけで、今回はSOFT SKILLSを読んだ感想をあれこれ書いてみました。
技術者として頑張ってるつもりだけど、なかなか報われなくてモヤモヤしている人にはオススメの一冊です。

アメリカのソフトウェア業界が本書のバックグラウンドですが、基本的な考え方は日本でも十分通用すると思います。(日本人の僕も同じように考えているわけですし)
この本を読んで行動を起こせば、数年後にあなたの人生が好転しているかもしれませんよ?

あわせて読みたい

ジョン・ソンメズ氏のインタビューが載っている記事です。
僕はこの記事を読んで、SOFT SKILLSを読んでみようと思いました。

「厚切りジェイソン?年収2000万?なんかうさんくさいな~」というのがタイトルを見たときの第一印象だったのですが、読んでみるとSOFT SKILLSに通ずる考え方が載っていました。

プログラマのキャリア設計を見直す、というテーマでいうとこちらの「情熱プログラマー」もオススメです。
SOFT SKILLSよりも、もっと「ギーク寄り(=技術志向が強め)」な内容になっていて、こっちの本も僕は好きですね~。

おまけ:このブログをジョンさんにお知らせしたら「domo arigato」と返事が返ってきました!

結婚11周年の記念に舞鶴の海鮮市場で妻とグルメデートしてきました

はじめに

先日ネットを見ていると、こんなグルメレポート記事が目に飛び込んできました。

魚好きの妻に見せたら、妻も「行きたい!」と言い出して、2人で「金沢行きたい!」となったんですが、

僕が住んでいる兵庫県西脇市からだと、金沢は1泊しないとちょっと厳しい。
日帰りできる距離で、同じように新鮮な海の幸が食べられるところはないかな~と探していたところ、舞鶴の海鮮市場(道の駅 とれとれセンター)を見つけました。

ここなら日帰りで行けそうだ、ということで、妻と2人でちょっくら舞鶴まで行ってきました。
ちなみに先日11回目の結婚記念日を迎えたので、「結婚11周年記念」という名目にしてあります。(その名目は必要なのか?)

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この海鮮市場もなかなか良かったので、写真付きでいろいろ紹介してみます。

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新鮮な海の幸がいっぱい!

当たり前ですが、館内にはとれたての海の幸がたくさん並んでいます。

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とりあえず僕はタルイカという巨大なイカの大きさにビックリしました。
(横に並んでるハマチと同じぐらいあるので、たぶん60cmぐらいあるのでは?)

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一夜干しの干物もたくさんあります

一夜干しの干物も美味しそうでした。

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その場で刺身にしてもらったり、焼いてもらったりできます

魚介類はお店の人に頼むとその場でさばいて刺身にしてもらったり、焼いてもらったりすることができます。
ちなみに最初から焼いてある串焼きも売ってます。

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というわけで、僕たちはまず、イカをさばいてもらって、イカの刺身をいただきました。
ずっと前から「新鮮なイカの刺身が食べたい」と言っていた妻も大満足です。
(食べ過ぎて「しばらくイカはいらない」と言うレベル)
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お店の人から「甘鯛を焼くと美味しいよ!」と言われたので、甘鯛の一夜干しを焼いてもらいました。
そしたらこれが絶妙な塩加減で、本当に美味しかったです。
甘鯛は今が旬みたいですね。
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店内にはお寿司屋さんや海鮮丼屋さんもあります。
僕たちはお寿司を頼みました。
シャリもネタもとてもデリシャス。
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さらに、寿司飯や白ご飯だけを買って、自分の好きな具材を載せて食べることもできます。
こちらは自分たちで作ったハマチのちらし寿司です。
お米も美味しいので、何を載せても美味しく食べられる気がしました。
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もっとたくさん食べたかったのですが、このへんでお腹が満腹になったのでこの日食べたご飯はこれでおしまいです。

館内の様子

館内はこんな感じです。
日曜日だったので、結構たくさん人がいました。
駐車場もずっと満車状態でした。

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お土産も買えます

もちろん、魚介類は店内で食べるだけでなく、持って帰ることもできます。
妻の実家に預けている子どもたちと、子どもたちの面倒を見てくれているお義父さんお義母さん向けのお土産も買っていきました。

ちなみに、この時期はかなり暑いので、保冷バッグやクーラーボックスの類いを持っていくのがいいと思います。
僕たちが持っていったのはこれです。

キャプテンスタッグ シエロ クーラーボックス14 グリーン M-8129

キャプテンスタッグ シエロ クーラーボックス14 グリーン M-8129

氷はお店の人が付けてくれますが、念のため保冷剤も持参しておいた方が安心ですね。
(僕たちは持っていきました)

アイリスオーヤマ 保冷剤 ソフト CKF-150

アイリスオーヤマ 保冷剤 ソフト CKF-150

最後に天橋立で抹茶かき氷を食べて帰りました

ところで、舞鶴から天橋立まではクルマで30分ちょっとで行けます。

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天橋立で食べられる抹茶かき氷(智恵の餅かき氷)が妻のお気に入りなので、帰りに天橋立に寄って帰りました。

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天橋立の海をバックに妻をパシャリ。
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本当は天橋立の周辺もウロウロ歩こうと思っていたのですが、あまりの暑さに死にかけたので、さっさと諦めて抹茶かき氷をいただきました。
あ~、生き返った!
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まとめ

かき氷を食べて一通り満足したので、これにて僕たち夫婦のグルメデートはおしまいです。
日本海の海の幸、とても美味しかったです!

次回は家族みんなで行こうかな~と思ったりします。
近畿圏に住んでるみなさんもお出かけしてみてはいかがでしょうか?
なかなかオススメです!

あわせて読みたい

そういえば去年の結婚記念日は焼き鳥屋さんに行ってました。