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プログラミング、リモートワーク、田舎暮らし、音楽、etc.

仕事場拝見!とあるリモートワーカーの仕事場と仕事道具を紹介します

はじめに

僕は東京渋谷にある株式会社ソニックガーデンで、Railsプログラマとして働いています。
しかし僕が住んでいるのは兵庫県西脇市という田舎町で、自宅からリモートワーカーとして働いています。

どんな感じで僕が仕事をしているのかイメージしてもらうために、このエントリでは僕の自宅の仕事場の写真と、仕事場で使っているアイテムの紹介をしていきます。

仕事場の写真

僕の現在の仕事場はこんな感じです。

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ここで毎日Railsのコードを書いたり、このブログを書いたりしています。
仕事でもプライベートでも、全く同じ環境を使い回せるのがリモートワークの良いところです。

最近、モニタスタンドとPCスタンドを導入してみました。
モニタスタンドの下にはキーボードをしまい込めるので、デスクの上で何か作業をしたいときでもキーボードが邪魔になりません。

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同様にPCの下にもスペースができたので、ティッシュペーパーの紙箱やiPhoneなど、適当なものをPCの下に置くことができます。

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ちなみに僕が使っているモニタスタンドやPCスタンドは以下の2点です。

その他の仕事道具

ではここからは僕が使っている仕事道具をあれこれ紹介していきます。

まず、キーボードは言わずと知れたHappy Hacking Keyboard(HHKB)です。
かれこれ1年半ぐらい使っていますが、非常に打ち心地が良くて快適です。

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 Type-S 英語配列/白 PD-KB400WS

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 Type-S 英語配列/白 PD-KB400WS

モニタはEIZOの27インチモニタを使っています。
これも非常に品質の良いモニタで気に入っています。

PCはMacBook Pro Retina 15-inch(Mid 2015)です。
購入して約2年ですが、購入当時、メモリとCPUは最大に上げておいたので現状に大きな不満はなく、まだまだ使えそうです。

2500/15.4 MJLT2J/A MacBook Pro Retinaディスプレイ

2500/15.4 MJLT2J/A MacBook Pro Retinaディスプレイ

メインキーボードはMac本体のキーボードではなくHHKBなので、Magic Trackpadを併用しています。
仕事やらプライベートやらで1日中使っていると、1週間ぐらいで電池(エネループ)が切れちゃうのがちょっと面倒ですね。

Apple Magic Trackpad MC380J/A

Apple Magic Trackpad MC380J/A

2017.6.21 追記
Magic Trackpad、新モデルだと乾電池じゃなくLightningケーブルでようになってるんですね。
電池交換の手間はこの新モデルで解消されました!

僕は音楽好きなので、仕事中によく音楽を聴いています。
BoseのBluetoothスピーカーはコンパクトなのに、すごく輪郭のハッキリした低音を聴かせてくれるので、なかなか気持ちいいです。

椅子やデスクなど

ついでに椅子やデスクなども紹介しておきます。

椅子はアーロンチェアを使っています。
某大塚家具であれこれ座り比べて、やっぱりこれが一番いいと思ってアーロンチェアを選びました。

アーロンチェア ポスチャーフィットフル装備 グラファイト/クラシック Bサイズ AE113AWBPJG1BBBK3D01

アーロンチェア ポスチャーフィットフル装備 グラファイト/クラシック Bサイズ AE113AWBPJG1BBBK3D01

さすが高いだけあって、それまで使っていた5000円ぐらいのオフィスチェアとは雲泥の差です。
長時間座っても腰やお尻が痛くなりません。
一日中座りっぱなしのプログラマは自分の身体を長持ちさせるためにいい椅子を選びましょう!

あ、それからフローリングの上でそのままオフィスチェアを置くと床を痛めてしまうので、チェアマットを引いておいた方が良いですよ。

デスクは楽天の通販で購入しました。
部屋の床がダークブラウンなので、似た雰囲気の色を選んでみました。
[rakuten:air-rhizome:10000340:detail]
それほど悪くないのですが、表面の木材は薄く貼り付けてあるだけなので、たまにフチの方からその木材がめくり上がりそうになってしまうのが難点です。。

あと、Boseのスピーカーを置いているのは無印良品の「壁に付けられる家具」です。
このシリーズは仕事場に限らず、我が家ではよく活用しています。

まとめ

というわけでこのエントリでは、僕の仕事場の写真と仕事場で使っているアイテムの紹介をしてみました。
あらためて仕事場の写真を載せるとこんな感じです。

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は~、いいですねえ😊(自分で言うのもなんですが)

かれこれ10年以上プログラマの仕事をやってきましたが、今の作業環境が文句なしに最高です!!
前の職場ではオンボロのXPマシンしか与えられなかったしな・・・。(遠い目)
こんな素敵な環境でお仕事させてくれるソニックガーデンに感謝しております🙏
さーて、今日もお仕事がんばるぞー!

あわせて読みたい

こちらは仕事場ではなく、自宅のリビングを紹介したエントリです。

リモートワーク関連のエントリは過去にもいろいろ書いています。
よかったらこちらもあわせてどうぞ。

今年(2017年)も西脇のホタルを見てきたよ

はじめに:今年もホタルがたくさん!

ここ数年は5月下旬から6月上旬ぐらいに地元、兵庫県西脇市のホタルを見に行ってます。
というわけで、今年も家族でホタルを見に行きました。

こちらは昨日(2017年5月30日)の晩に撮った写真です。

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動画も撮ってみました。

本当は周辺を飛び交う幻想的なホタルの写真を撮りたいのですが、ホタルの光は弱く、iPhoneのカメラとかだとまったく写らないので、アップの写真ばかりになっています。
どうもすいません💧

西脇のホタルに関する情報源や周辺地図など

今年は西脇市観光協会のFacebookページでこまめにホタル情報のアップデートをしてくれています。

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西脇市観光協会 - 【畑谷川ほたる情報~5月29日】 こんにちは👋😃。 5月29日の飛行状況をお知らせします。... | Facebook

ただ、ナビとかにも登録されていない地名が出てきたりするので、場所がようわからん!という人はこちらの地図を参照してください。

もちろん、鑑賞マナーを守ることも忘れずに。
鑑賞マナーや西脇のホタルに関する詳しい情報は下記のページをご覧ください。

まとめ&オススメスポット情報(過去記事)

兵庫県西脇市へは大阪や神戸から車で1~2時間で来られます。
ホタルを見ておしまい、ではなく、ぜひ市内の公共施設で遊んだり、美味しいご飯を食べたりして帰ってください。

個人的な西脇のオススメスポットは去年のブログ記事に載せています。
こちらも参考にどうぞ。

というわけでみなさん、今年も西脇で楽しいホタル観賞をぜひ!😄

【鋭意制作中】Rubyの入門本「プロを目指す人のためのRuby入門」を執筆しています

はじめに

先日の関西Ruby会議2017でもアナウンスしたとおり、現在「プロを目指す人のためのRuby入門」というRubyの入門本を執筆しています。

上のスライドにも書いてあるとおり、発売予定は2017年11月なのでもう少し先です。
書籍タイトルや発売日は現時点の予定であり、多少変わる可能性もありますが、とりあえずこんな予定で企画が進んでいます。
発売元の出版社は技術評論社さんです。

このエントリでは、「プロを目指す人のためのRuby入門」の概要や執筆状況についてお知らせします。

ruby

どんな本なの?

ひとことで言えば「Rubyの言語仕様やRubyの使い方を教える入門本」です・・・となるのですが、それだけだと巷にあふれる入門本とあまり変わらないですよね。
ですので、本書の特徴やセールスポイントをもう少し詳しく説明しましょう。

入門本なのでRubyの言語仕様やRubyの使い方を教えるのは当然なのですが、それに加えて本書では「開発の現場で役立つ知識」を提供することを心がけています。

その一環として、たとえば各章に用意した例題の回答例でテスト駆動開発(TDD)を採用したり、Rubyにおけるデバッグ技法をまるまる1章使って説明したりしています。
おそらくこういった構成のRubyの入門本はこれまでなかったはずです。(伊藤さん調べ)

その他にも「開発の現場でRubyを使うなら、ここは確実に押さえておくべき!」「これはみんな絶対一度はハマるところだから気を付けて!!」といった内容は、特に力を入れて解説しています。

そして、書籍全体を通じて、どの内容も「伊藤さんクオリティ」で解説してあります。
「伊藤さんクオリティ」って何やねん?って感じですが、要するに僕がブログやQiitaで技術記事を書くときと同様に、丁寧でわかりやすい解説を心がけている、ということです。
つまり、この本は「Rubyに関する伊藤さんの新作技術記事がいっぱい詰まった本」と考えてもらっても構いません!

想定する読者はどんな人?

本書は次のような読者を想定しています。

  • 他の言語でのプログラミング経験はあるが、Rubyはまったく初めての人
  • Railsチュートリアル等のオンライン教材でプログラミングを始めて、現在は「なんとなく」Rubyを使えているが、自信をもって「Rubyのことなら何でも聞いて!」とは言えない人

つまり、「プログラミングの経験は多少あるが、Rubyの理解はまだまだ」という人が対象になります。

本書はこういった人たちに向けて、本格的なRubyの開発の現場でコードの読み書きをするために必要な知識を提供します。
本書を読んでその内容を理解すれば、「今まで呪文のようにしか見えなかった不思議な構文」や「実はあまりよくわからないまま、見よう見まねで書いていたあのコード」が自信をもって読み書きできるようになるはずです。

独学でRubyを勉強している方はもちろんのこと、ある程度の規模の会社でも「社内のRuby初心者をまともに使えるRuby開発者に育て上げたい!」というときの教育資料として活用していただけるんじゃないかと考えています。

なお、「読者はプログラミングの経験が多少ある」という想定で書いているので、「プログラミングのプの字もわからない」という人は、先にプログラミングのイロハを学んでから本書を読むことをオススメします。

Railsアプリの開発でも役に立つの?

YesかNoで答えるなら、間違いなくYesです!

ただし、本書はモデルのバリデーションやERBを使ったビューの書き方といった、Railsに特化した内容は出てきません。本書で対象としているのは特定のフレームワークに依存しない、ピュアなRubyプログラムです。

ですが、Railsも当然Rubyで作られていますし、みなさんがRailsでWebアプリケーションを作成するときに使用するのもRubyです。Rubyの文法や言語機能を知っていて損になることはまったくないですし、むしろ、RailsプログラマであればRubyそのものについても、きちんと理解しておくべきです。

とはいえ、本書はRailsをまったく無視しているわけではありません。本書で学んだRubyに関する知識を活かしつつ、次のステップとして「プロのRails開発者」になるためには何を学べばいいのか、といった点についても簡単に説明しています。

対象となるRubyのバージョンは?

対象となるRubyのバージョンはRuby 2.4です。

まったく同じバージョンを使える場合は問題ありませんが、状況によっては多少バージョンが前後することがあるかもしれません。
Ruby 2.2や2.3など、少し前のバージョンで動きが異なる場合は、適宜注釈を入れています。

また、この先Ruby 2.4よりも新しいバージョンで本書の内容と異なる部分が出てきた場合は、本書のサポートページにて変更点をお知らせする予定です。

電子書籍版も発売するの?

はい、紙の本だけでなく、電子書籍版も発売する予定です。
ただし、紙の本よりも若干発売日は後ろにずれるかもしれません。

現在の進捗は?

冒頭で書いたとおり、本書は2017年11月に発売される予定です。
このエントリを書いているのが2017年5月末なので、発売はまだ半年ぐらい先です。

えらい先の話をしてるな~と思われる方もおられるかもしれませんが(少なくとも僕はそう思っていますw)、実は2週間ぐらい前に原稿はひととおり完成しています。

じゃあこれから何をするの?というと、原稿(すなわち、ただのテキストデータ)を「本らしい見栄え」にするためのレイアウト作業やゲラ(試し刷り)の校正、表紙デザイン等の作業を進めていきます。

商業出版(つまり紙の本を出版)するのは今回が初めてなのですが、編集者の方と一緒に作業を進めながら「書店に並ぶ本はこれだけの手間ひまをかけて出版されるのか~」と今まで知らなかった舞台裏を見て少し驚いています。

本来であれば、2017年11月発売なのでRuby 2.5のサポートも視野に入れたいところなのですが(注:Rubyは毎年12月にバージョンアップします)、このようにスケジュール的な都合があるため、Ruby 2.4止まりになっています。
ですが前述のとおり、Ruby 2.5以降で本書の記述と差異が出た場合はサポートページでお知らせしていきます!

まとめ

というわけでこのエントリでは、現在制作中の技術書「プロを目指す人のためのRuby入門」についてお知らせしました。
自分の名前で技術書を出版するのはかねてからの目標のひとつだったので、自分でも発売が待ち遠しいです。

今後も折に触れて制作状況をお知らせしたりするので、興味がある方は「読者になる」ボタンをクリックしてこのブログを購読してもらえると嬉しいです。
本書が発売された際は(といっても半年先ですが)、ぜひお近くの書店で本書を手にとってみてください!
みなさん、よろしくお願いします🙏

あわせて読みたい

これまでブログやQiita記事で多くの技術記事を書いてきた経験が、本書の執筆にも役立っています。

「Everyday Railsのアップデートはまだですか?」という質問をときどき受けるのですが、こちらも現在英語版のアップデート途中です。
時期はまだハッキリしていませんが、Rails 5や最新のRSpecに対応させていく予定はちゃんとありますので、もうしばらくお待ちください!