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コードレビューこそ、もくもく会を成功させる極意!? 〜第3回 西脇.rb & 東灘.rb 合同もくもく会 開催レポート〜 #nshgrb

はじめに

久しぶりの更新です。みなさんお元気でしょうか?
最近、公私ともに色々と忙しくてブログの更新に手が回りませんでした。(言い訳)
というか、もうしばらく忙しい時期は続きそうなので、この先も沈黙期間が長くなりがちになるかもしれません。
とりあえず僕は生きてますので、みなさんご安心ください。


さてさて、先週の土曜5月18日に、西脇.rb & 東灘.rbの第3回合同もくもく会を開催しました。
今回はその開催レポートを書いていきます。


神戸電子専門学校さんの教室をお借りしました

第1回、第2回と、神戸カフーツさんにお邪魔していたのですが、今回は空きがなかったので別の会場を探す必要がありました。
会場探しは勉強会開催で意外と苦労する問題の一つです。


しかし、今回は第2回参加メンバーの一人、江口さん(@ryo1116)のご協力により、神戸電子専門学校さんの教室を会場として使わせてもらいました。
江口さんは実は神戸電子専門学校の講師なんです。


江口さん、神戸電子専門学校さん、どうもありがとうございました!
とても助かりました。


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ご覧のように、懐かしの青春時代を思い出させる机と黒板が印象的な教室でしたよ。


メンバーがちょっとずつ増えて9人になった

第1回は6人、第2回は8人、そして今回は9人でもくもく会を開催しました。
参加人数はちょっとずつ増えています。


毎回「初めて参加します」という方もおられるので、勉強会を開催するごとに新しい出会いが生まれるのも魅力の一つです。


中間報告会を取り入れてみた

もくもく会自体の流れは基本的に今まで通りで、「もくもくとコードを書いて、最後にみんなでわいわいとコードレビューする」だったんですが、今回は「もくもくタイム」の真ん中ぐらいに「中間報告会」を入れてみました。


これまでは「何か困ったことがあったら、メンバー間で質問し合ってもいいですよ」としていたのですが、みんな「もくもく」してると質問しづらい雰囲気になってしまい、会話が生まれませんでした。
そこで今回は途中で各自の進捗を報告してもらう時間を別途設けることにしたのです。


中間報告会で各自の進捗を聞いてみると、「xxがうまくいかなくてちょっと困ってます」という話が時々出てきたので、その分野に少し詳しい人がサポートしてあげる、という流れが生まれました。
こうして、当初考えていた「もくもくタイム中にメンバー間で協力し合う」雰囲気が作れたので、中間報告会の設定は成功だったと思います。


僕が今回作ろうとしたもの

今回のもくもく会で僕が作ろうとしたのは「妻の店の在庫管理ツール」です。


店の営業日は頻繁にお取り置きの電話がかかってくるため、どのパンがいくつ残っているのか、パッと頭の中で把握できない、という妻の悩みを解消するために作ろうと思いました。


が、事前にあまり設計をせずに当日もくもく会に挑んだため、すぐにコードを書き始めることができず、中途半端なところで時間切れになってしまいました。


家に帰ってからさらにコーディングをして、大体一通り動くようになったのが、こちらの画面です。


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で、昨日は店の営業日だったので、初めて実戦で使ってみたのですが・・・うーん、色々と改良の余地があったので、もうちょっと頑張ります(苦笑)。


ちなみに上のツールは妻が自分自身で使うもので、お客さんに公開するためのものではありません。


SPDYからBASICまで、非常に幅の広い内容だった

他のメンバーの発表はというと、今回はRSpecを自習の課題に挙げている人が多かったです。
まだまだRSpecを使いこなせていない、と感じているメンバーが多いようですね。(僕も全部は使いこなせていませんが)


他にも「SPDYとRailsの関係を調べたい」というナウい人から、「MeCabを使ってテキストデータを解析したい」という人、はたまた、「BASICで書かれた往年のテキストゲームをRubyで書き直したい」という温故知新なRubyistまで(笑)、今回も非常にバリエーション豊かな発表ないようになりました。


自分は仕事でRailsを使っているので、ついつい「Ruby = Rails」と捉えがちになってしまいます。
しかし、勉強会でみんなが集まるとRailsではない「プレーンなRubyプログラム」を書いている人も意外とたくさんいて、自分の視野が狭かったというか、ちょっと新鮮な感じがしました。


懇親会&MVP賞

そして、今回は第3回にして初めて、もくもく会後の懇親会を開きました。
懇親会の幹事は僕とAkiさんではなく、参加メンバーの寺田さん(@aq2bq)に担当してもらいました。
寺田さん、どうもありがとうございました!


初めてなのでいったいどうなるんだろうと不安なところもありましたが、終始みんな和気あいあいと、それでいて時々ディープな技術ネタも飛び出す、あっという間の2時間半でした。


それから、今回からの新しい試みとして「もくもく会のMVP賞」を設定してみました。
メンバー各自が「この人の発表が良かった!」というメンバーを一人選んで投票してもらい、一番多く票を獲得した人がMVP賞(景品付き)を受賞する、というシステムです。


「主催者なのに僕が受賞しちゃったらみんなに申し訳ないなあ。(えへへ)」と少し心配していましたが、それは全くの杞憂に終わり、SPDYやRubyのスレッドについて調査した西田さん(@sutetotanuki)が見事MVP賞を受賞しました。


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西田さん、おめでとうございます!(ちょっと悔しい)


まとめ

まだたった3回しか開催していない合同もくもく会ですが、毎回中身が濃いので感覚的にはもっとたくさんやってきたような錯覚を覚えます。
また、参加メンバーもちょっとずつ増えてきて、個性的でいろんなバックグラウンドを持った人たちが集まってきているのも嬉しいなあと思います。


たった3回しかやってないのに、こんなに順調にコミュニティが盛り上がるとは思っていませんでした。
この調子で今後も末永くこのコミュニティや勉強会を続けていけたらな〜と思います。


もくもく会を開くなら、コードレビューも一緒にやろう!

あと、ちょっと自画自賛になりますが、コードレビュー付きのもくもく会っていうのが、結構良い勉強会のシステムだと自分で思っています。


初心者も上級者も自分のレベルや興味に合わせて、好きなようにテーマを選べますし、それが発表内容のバリエーションの豊富さにつながって、一回のもくもく会でいろんな技術分野を知ることができます。


また、メンバーの中には、普段他の人に自分のコードを見てもらう機会がないので、このもくもく会のコードレビューは非常に貴重な時間になっている、と話す人も多くいます。
やっぱり、自分の書いたコードに対して他の人から良いアドバイスがもらえるというのは、技術者として嬉しいことなんですよね。


仕事や趣味でRubyのコードを書いてるけど、あまり他の人から意見をもらったことがない、という方は一度西脇.rb & 東灘.rbの合同もくもく会に参加してみてはいかがでしょうか?


次回の合同もくもく会は6月8日土曜日です!

というわけで、第4回 合同もくもく会のお知らせです。


次回のもくもく会は6月8日(土)に開催します。
会場はちょっとわけあって、西明石のとあるホテルをお借りする予定です。
告知ページは近日中に公開すると思いますので、興味のある方は是非ご参加ください!


なお、こちらのページからメールアドレスを登録すると、新規イベントの開催通知をメールで受け取れるので、確実に情報をキャッチしたい方にはオススメです。


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それでは今後とも西脇.rb & 東灘.rbをよろしくお願いします〜!


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