はじめに:「今すぐ会社のホームページがほしい!」
僕の妻の叔母は、兵庫県西脇市で「株式会社 環境工学研究所」という小さな会社を経営しています。
先日、その叔母から突然電話がかかってきて、「いとーくん(注:僕のことです)、ちょっと会社のホームページって作られへん?できれば今すぐに!」と言われました。
叔母の会社は地元密着型のローカルビジネスなので、これまでホームページなしで問題なくやってこれたのですが、最近降ってわいたやんごとなき事情により(大した理由ではないものの、叔母の会社の話なので詳細は伏せます)、急きょホームページが必要なったとのことです。
「うーん、僕の本職はプログラマであって、Webデザインやホームページ作成は専門ではないんだけど😅」と言いたくなる気持ちを抑えつつ、やってやれなくはないので「わかりました、やりましょう!」と返事をしました。
Wixにするか、Jimdoにするか?
さて、「できれば今すぐにでもほしい」と言われているので、スピードを最優先するのであれば、巷でよく見かけるホームページ作成サービスを利用した方が速そうです。
ぱっと頭に浮かんだのはWixでした(よく名前を見かけるので)。
が、ネットを調べているとWixの対抗馬としてJimdo(ジンドゥー)が挙げられているのもよく見かけました。
別にどっちでも良かったのですが、作成例として載っていたサンプルページのデザインが、なんとなく自分のイメージと近かったのでJimdoを選んでみました。
試しにJimdoを選択 → そのまま採用
とりあえず、Jimdoの無料プランを選択して、トップページを作成してみました(あまりにも期待外れだったらWixに切り替えるつもりだった)。
使ってみると若干ツールの動きにクセはあるものの、さくっとトップページの叩き台みたいなものは作ることができました。
「よし、これなら何とかなりそうだ」と思い、そのままJimdoを使うことにしました。
ついでに有料のJimdoProプランにも申し込んで、独自ドメインの使用と広告の非表示をできるようにしておきました。
2〜3時間でいい感じのホームページができた
今回作ったのはごくごくシンプルに、トップページ、会社概要、アクセス(所在地)ページの3ページだけです。
これはだいたい2〜3時間で作れました(そのあとに費やした細かい微修正の時間は除く)。
そうしてできあがったのが、こちらのページです。
デザイン的にも(今すぐに!と言われて作った割には)いい感じに仕上がっているんじゃないでしょうか?
もちろんスマホ向けのレスポンシブデザインにも対応しています。
デザインや写真の出所など
基本的なデザインやレイアウトはJimdoが提供しているテンプレートを利用しています。
写真は以下のページで紹介されている無料素材を利用しました。
ページ内の各種文言は叔母の会社に以前からあったパンフレットの内容を流用しています。
参考:独自ドメインを設定するときの注意点
今回、独自ドメインはお名前.comで取得しました。
Jimdoで独自ドメインを使用する方法はいくつかあるのですが、今回はお名前.comでドメインを管理したまま、独自ドメインをJimdoに接続する方法を選択しました。
この場合は、お名前.comの設定画面で、ネームサーバーを"ns1.jimdo.com"と"ns2.jimdo.com"に設定します。
また、Jimdoの設定画面(ドメインの追加・管理画面)でも「新しいドメインの追加」を選択して、独自ドメインを追加します。
この状態で1時間ほど待つと、「ドメインの登録が完了しました」というメールが届き、独自ドメインでアクセスできるようになります。
僕はこの手順がぱっとわからず、サポートセンターに問い合わせたり、あれこれ試行錯誤したりして少し時間がかかりました。
(「追加ドメインの移管」を選択するとややこしいことになるので注意!)
ちなみに独自ドメインを選択してもちゃんとSSL(https)で接続できます。
まとめ
というわけで、この記事ではJimdoを使って親戚の会社のホームページを3時間で作った話を書きました。
Jimdoは初めて使いましたが、今回のようにそこまでデザインや機能にこだわらずにさくっとホームページを作りたい場合は便利ですね。
叔母もホームページの出来には満足してくれたので良かったです😄
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