タイトルの通りですが、電子レンジのアース線を緑から黒に変えてみました。
我が家のコンセントのレイアウト上、アース線は、
から引っ張ってくるしかないんですが、我が家のキッチンは白と黒を基調としているので、緑色の「ザ・アース線」みたいな電線がキッチンを這っているとそこだけ浮いてしまいます。
というか、妻が「やだ!これじゃ美しくない💢」と申すので、ホームセンターに行って黒いアース線を買ってDIYしてみました。
用意するもの
1.25sq(1.25㎟)のIVまたはKIVケーブル(ホームセンターだと1mあたり86円)
圧着端子
電装圧着工具
コードステッカー
養生テープ(黒)
手順
以下のページを参考にしながら取り付けてみました。
電子レンジにアース線は必要ですか?/アース線の接続について教えてください。:日立の家電品
- 電装圧着工具のワイヤーストリッパー機能を使って、アース線のビニール被覆を剥ぐ
- 圧着端子をアース線につなぎ、電装圧着工具の圧着ペンチ機能を使ってアース線と端子を圧着する
- 電子レンジ本体に元からつながれているアース線を外し、新しいアース線を取り付ける
(image https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/range/q_a/a29.html) - 電装圧着工具のワイヤーカッター機能を使って、アース線を適切な長さにカットする
- 電装圧着工具のワイヤーストリッパー機能を使って、アース線のもう片方のビニール被覆を剥ぐ
- コンセントのアース端子にアース線を取り付ける
ちなみに圧着端子って今回初めて使ったんですが、正しい圧着と間違った圧着があるようです。
ホームセンターに説明用の看板があったので、今回はこれを参考にしながら圧着しました。
オプション:コードステッカーでアース線を固定する
取り付け作業はここで終わってもいいのですが、アース線が壁にピタッとくっついてる方が美しいので、コードステッカーを使ってアース線を壁に固定するようにしました。
養生テープを間に挟んで壁紙を保護
ただし、コードステッカーをそのまま壁に貼り付けると、粘着力が強いため取り外す際に壁紙も一緒に剥がれてしまう恐れがあります。
そこで養生テープを先に壁紙に貼り、その上からコードステッカーを貼り付けています。
こうすれば取り外す際に壁紙を傷めることはありません。
この方法のデメリットはコードステッカーの粘着力が弱まってしまうことですが、アース線を固定するだけなら養生テープぐらいの粘着力でも十分です。
まとめ
はい、というわけでこれで完成です!!
変更前の写真を取り忘れてしまってbefore/afterを比較できないのがちょっと残念ですが、「いかにもアース線」という雰囲気は払拭できたんじゃないかな〜と思います。
わざわざアース線の色を変えたい、と思う人は滅多にいないと思いますが、興味がある方は参考にしてみてください!
おまけ:プラグ形漏電遮断器(ビリビリガード)はどうなの?
実は電子レンジの背後にはアース端子のないコンセントがあります。
ネットを調べているとコンセントにアース端子が付いてない場合は、代わりにプラグ形漏電遮断器(ビリビリガード)を付けると良い、という話を見かけました。
これを使えばアース線そのものを無くせるかもしれません。
が、いろいろ調べていると、「プラグ形漏電遮断器=アース線ではないので、できればアース線を使う方が望ましい」という意見もちらほら見かけました。
まあ、滅多に漏電なんて起きないと思うので何が真実なのかよくわからないところもありますが、万が一感電するようなトラブルが起きると怖いため、今回は従来通りアース線を取り付ける方法にしてみました。
あわせて読みたい
以下のエントリにリフォーム直後のキッチンの写真が載ってます。
リフォーム直後はトースターと炊飯器が置いてあったので、中央のコンセントが隠れてアース線も目立たなかったんですよねえ。(どこに行った?トースターと炊飯器)
blog.jnito.com