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自分のブログがある日突然バズったときに気をつけること

よもやま話

はじめに:架空のブロガーにある日突然起きた出来事

あなたは新米ブロガーです。
自分のブログを開設して数ヶ月が経ちましたが、いっこうにアクセス数は増えません。
「僕のブログ、いったい誰が読んでるんだろう?」と思いながらも、いつもと同じように今日も新しいエントリを公開してみたら・・・なぜか思いがけず大ヒット!


あっちこっちでツイートされるわ、はてなブックマークは大量に付くわ、挙げ句の果てには「はてなブックマーク」のトップページにででーんと自分のブログが表示されてる!!
まさか自分の書いたブログがこんなに大反響を呼ぶとは思わなかった!!


・・・なんて日がそのうちあなたにも訪れるかもしれません。


たくさんの人に自分のブログを読んでもらえるのはブロガーとして嬉しいことです。
しかし、突然アクセス数が増える(つまり、バズる)と嬉しいことばかり、というわけにはいきません。


はてなブックマークのコメント欄を覗いてみたら、


「こんなこと言ってるやつに限って仕事ができない」

「意識高そうなこと書いてるけど、内容はいたって普通」

「結局何が言いたいのかわからなかった」


・・・みたいな発言がちーらほら。
こんなコメントを目にすると、「何??これ何なん!?なんで僕がこんなこと言われなきゃいけないの!!」と、怒りと悲しみと悔しさが入り混じったような感情がわき起こると思います。


今回のエントリでは、そんなときの心構えを僕の経験を踏まえながら書いてみようと思います。


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こんなアクセスレポートがあなたのブログにもいつかやってくるかも?


アクセス数が増えるとネガティブコメントは絶対出てくる

当たり前ですが、アクセス数が増えるといろんな人があなたのブログを見に来ます。
普段あなたのブログを読んでいない「通りすがり」の読者もたくさんやってきます。(というか、大半は「通りすがり」でしょう)


すると当然「ネガティブなコメントを残していく人」に遭遇する確率も上がります。
「たくさんアクセスがあるけど、やってくるのは自分のブログを好意的に読んでくれる人ばかり」というわけにはいきません。


なので、ネガティブコメントが出てくるのはバズったときの宿命として受け入れましょう。
これはほぼ避けられないと思ってください。

ネガティブコメントは原則スルー

ネガティブコメントを目にすると、「なんでそこをそんなふうに解釈するの!!」とか「偉そうなこと言いやがって!お前に何がわかんねん!!」と、反論したくなる気持ちが出てくると思います。
人によっては「僕、なんか悪いこと書いちゃったかな?謝った方がいいかな??」と考える人もいるかもしれません。


が、ネガティブコメントは原則としてスルーしましょう。
相手の顔が見えないネットは議論に向きません。
反論記事を書いたりすると、余計に泥沼化する可能性があります。


変に反応すると、その反応を面白がられてさらにツッコまれる恐れがあります。
「無視するのがネガティブコメントへの最大の攻撃」ぐらいの気持ちでいてください。

ネガティブコメントの方が目に付きやすい

自分のブログの反響をよーく見てください。
ネガティブなコメントばかりですか?


「とても参考になった」とか「今度試してみる」といった、ポジティブなコメントもありませんか?
はてなブックマークであれば、割合的に無言のブックマークが多かったりしませんか?


心理的にポジティブなコメントよりもネガティブなコメントの方が印象に残りやすいです。
たとえば「人生で一番嬉しかったこと」よりも「人生で一番悲しかったこと」の方がぱっと思い浮かびやすいと思います。


ネガティブコメントを目にすると「たくさんの人が僕のブログを批判している」という錯覚をするかもしれませんが、冷静に見るとそれは反響のうちのごく一部だったりします。

ネガティブコメントを残す人は常にネガティブなことが多い

はてなブックマークやTwitterであれば、その人の過去の発言やコメントを見ることができます。
イラッとした人の発言を覗いてみると、いつも不満ばかり言っていたり、他の記事にも同じようにネガティブコメントを残していたりすることが多いです。
そういう人を見たら「あ~、この人は毎回こんなことしか書けない人なんだな~」と諦める方がベターです。

割合的にネガティブなコメントが少なければ、内容を恥じる必要は無い

ネガティブなコメントは毒なのか薬なのかわかりにくい面があります。


もしかすると、本当に自分の考えが世間の常識的にズレているのかもしれません。
イラッとくる批判的なコメントでも、実は「その通り」だったりするかもしれません。


たとえば、「先輩が教えてくれた、プログラムの保守性を上げるたったひとつの方法:コード1行につき1コメントを書く」みたいなブログを書いたら、おそらく批判コメントだらけになると思います。


自分がズレているのか、そうじゃないのかはどうすれば見分けられるでしょうか?


僕の場合、ネガティブなコメントが反響全体の1割以下であれば(=ポジティブコメント、またはコメント無しが9割以上であれば)、「自分の書いた内容に大きな問題は無い」と考えるようにしています。


ただし、これは書いた内容によります。
「日本における女性の社会進出は進んでいる(または遅れている)」みたいな内容であれば、賛否両論が巻き起こってネガティブなコメントの割合がもっと増えるでしょう。(というか、そういうテーマだと白か黒か結論は出ないですね)


定量的に「これ」という一つの基準は決められませんが、自分の書いた内容が妥当かどうかはネガティブコメントの割合を見て、許容できる範囲かどうかを客観的に測るのがよいと思います。

誤解を解きたい場合は追記 or 修正する

反響見ていると中には「あれ、この人なんか誤解しているな」と思うコメントがあったりします。
そして、しばらくすると同じように誤解している人が何人か出てきたりすることがあります。
改めて自分の書いた内容を読み返すと、「う~ん、これは確かにそう捉える人も出てきそうだ」という表現が見つかるかもしれません。


他人の意見に反論するのは泥沼化するので回避すべきですが、誤解されやすい表現は早めに修正しておいた方が良いと思います。
なぜなら、自分の真意ではない、誤解されたコメントがどんどんネットに拡散されてしまうからです。


具体的な例でいうと、僕が去年書いた「プログラマ歴12年の僕が選んだ『10年経っても役立つ技術書17選』」というエントリがそれに該当します。

このタイトルは「10年経った今でも役に立っている」という意図で付けたのですが、反響を見てみると「ここに挙がっている技術書が10年後まで役立つか?」みたいなコメントがちらほら散見されました。
そう言われてみると確かに「今から10年経っても役に立つ」と読めなくはないです。


なので、冒頭の「おことわり」欄にタイトルに関する注釈を追記しました。

(2014.09.29 20:00追記) このエントリのタイトルは「10年経った今でも役に立っている」という意味で付けています。「今から10年後まで役立つ」という意味ではありません。(紛らわしくてごめんなさい)
 

プログラマ歴12年の僕が選んだ「10年経っても役立つ技術書17選」 - give IT a try


この注釈を入れてからは「10年後でも役に立つのか?」みたいなコメントは出てこなくなりました。

どうせあなたのブログはすぐに忘れられる

ある日突然、爆発的に自分のブログのアクセス数が増えたりすると、なんかすごいことをしてしまったような気がすると思います。


「変な内容で注目を集めちゃったから、今後何を書いても白い目で見られるかも??」

「みんな次のエントリが出るのを待っててエントリを書いた途端、袋叩きにされるかも??」

「ああ、ブログを書くのが怖い・・・。」


はい、自意識過剰ですね(キッパリ)。


あるエントリで注目を浴びても、次のエントリの反響にはまったく無関係です。
「通りすがり」の読者の大半は、あなたのブログの固定客にはなりません。
「通りすがり」の読者はあなたのブログを一度読んだら、すぐ他のブログを読みにいきます。


実際、僕のブログでもあるエントリがバズったからといって、続けてバズるわけではありません。
以下の画面はFeedbackで見た、僕のブログの反響です。
ご覧の通り、ある記事がバズってもそのあとの反響には全然影響がないことがわかると思います。

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なので、バズったあとに「次は何を書こう??」とドキドキする必要はありません。
またいつも通り書いてください。
「この間の大ヒットは何だったの?」というぐらいに、「いったい誰が読んでるんだろう?」という状況に逆戻りすると思います。


しかし、「通りすがり」の中のごく一部の人は固定客になってくれます。
コツコツとブログを書いて、時々大ヒットや中ヒットを打てば、次第にあなたのファンが増えてくるはずです。
なので、「次もヒットさせたい」とか「批判されるのが怖い」とか変に気負ったりせず、淡々と新しいブログを書いていくのが一番だと僕は考えています。

まとめ

というわけで今回のエントリでは、思いがけず自分のブログがバズったときによく起きることと、そうした現象に対する心構えを僕なりにまとめてみました。


僕はかれこれ5年ぐらいブログを書いています。
最近でこそ、このブログの読者さんも増えてきましたが、ブログを始めた当初は当然「いったい誰が読んでるんだろう?」状態でした。
そんな状況で突然アクセス数が増えると「ひえー、一体なんだこれは!?」という気持ちになったのを覚えています。


ちなみに、そこまで爆発的にアクセスが増えたわけではありませんが、「通りすがり」の人が急に増えたと思ったのはこのエントリを書いたときです。

それからしばらくして、さらにどかーんとアクセスが増えたのはこのエントリですね。


当時はまだ「自分の記事がバズる」という状況に慣れていなかったので、「お前何言っとんねん!!」と思うようなネガティブコメントにどう対処しようかと悩んでいた気がします。
今回のエントリの内容はそんな当時の自分に読ませてやりたい、という気持ちで書いてみました。


このエントリを読んでくれているみなさんにもそんな状況がやってくるかもしれません。
(すでに経験済み、という人もたぶんいるでしょう)
このエントリがそうした人の参考になると嬉しいです。
自分の書いたブログがバズってちょっともやもやした気持ちになったときは、このエントリをまた読み返してみてください。

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「ブログが炎上しないように僕が気をつけている9つのこと」という続編エントリを書きました。
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