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Effective C#とMore Effective C#を読破

ようやくEffective C#とMore Effective C#を読み終わりました。
主な感想はAmazonに載せています。


Effective C#

Effective C#

More Effective C#

More Effective C#


ここでEffective C#を読んでて「いいな」と思った部分を抜粋してみます。

new修飾子は注意して使用すべきです。見境なく使用してしまうと、型の挙動が非常に紛らわしいものになります。(省略)どのような状況においても、new修飾子は使わない方がよいことを認識しておくことが重要です。(P155)


こういう考え方って非常に大事だと思います。
文法を知っているだけの人と、その使いどころを十分理解できている人の違いはかなり大きいと思います。


たとえば例外の使い方でも、「try〜catchで囲むとエラーが補足できる」いう文法を知っているだけの人は、あちこちにcatchを書きまくってメソッドの結果をリターンコードで返そうとします。


でもそれじゃあ全然、例外機構の「うまみ」を引き出していることにならないんですね〜。
そういった話は初心者本には載っていないので、こういう中級者・上級者向けの本を読んで、「言語の一番おいしい使い方」を研究するのがおいらは大好きです。


似たような話は先日のエントリにも挙げているので参考にしてみてください。


「おいしい」ところを最大限に活かす!
http://d.hatena.ne.jp/JunichiIto/20100422/1271894769