はじめに
2017年1月13日(土)に開催された第80回 Ruby関西勉強会で「プロを目指す人のための例外処理(再)入門」という発表をしてきました。
会場はすごくきれいで快適な、大阪梅田のグランフロントにあるAimingさんでした。
(どうもありがとうございました!)
このエントリでは僕の発表内容と、勉強会中のエピソードを書いていきます。
発表スライド
当日使用した僕の発表スライドはこちらです。
例外処理については過去にいろいろ痛い目に遭わされているのと、間違った使い方をしている初心者さんをよく見かけるので、「お願いだから正しく使って!!」という気持ちでこのスライドを作りました😅
例外処理にまつわる僕の体験談については「本当にあった怖い話」としてスライド内で紹介していますw
その他にも例外処理のバッドプラクティスやベストプラクティスなど、例外処理を書くときは絶対に押さえておきたいポイントを説明しているので、Rubyプログラマのみなさんはぜひ一度ご覧ください。
参考文献
スライドの最後にも載せている参考文献のリンクをこちらにも載せておきます。
- .NETの例外処理 Part.1
- 例外設計における大罪
- Railsアプリケーションにおけるエラー処理(例外設計)の考え方 - Qiita
- Nasty design can blast your brain! - give IT a try
- 技術書追加その2 - give IT a try
そして、もちろん「プロを目指す人のためのRuby入門」の内容もふんだんに盛り込んであります!(笑)
プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plusシリーズ)
- 作者: 伊藤淳一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
例外処理は第9章で詳しく説明しているので、こちらも一緒にご覧ください😄
参加者のみなさんの反応
Twitter上の反応をいくつかピックアップさせてもらいます。
rubyの例外処理の書き方に関する素晴らしいまとめの爆誕に立ち会った #rubykansai
— 黒木慎介@Aiming (@ShinsukeKuroki) 2018年1月13日
伊藤さんのセッションは相変わらずわかりやすくできてるなぁ。。#rubykansaihttps://t.co/XmVYJzOONy https://t.co/RwevLYSMwD
— ゆっき@ライブ支援SNS作成中 (@yucky_sun) January 13, 2018
そうそう、当日はUSTREAMによる中継もやっていたので、オンライン参加している方もおられました。
USTREAMから参加させていただきました。
— つよぽん と りーさん (@tsuyopon206) 2018年1月13日
例外設計の指針がとてもわかりやすく、実務でもすぐ使えるという印象があり、参考になりました。ありがとうございました。
本、買います!(笑) https://t.co/ji0Eg2JZk6
全体的に好評だったようでほっとしました。
勉強会全体のTweetについてはこちらのTogetterページをご覧ください。
なぜか勉強会中にサイン会がw
主催者の方から事前に「伊藤さんのサインがほしい人は、伊藤さんの本を持ってきたらサインしてもらえる、と告知していいですか?」と言われており、勉強会の休憩時間になぜかサイン会が始まりました。
「サインしてもらえますよ」と告知しておきながら誰も本を持ってこなかったらどうしよう??と心配していましたが、ありがたいことに当日は行列ができました。
みなさん、どうもありがとうございます😊
さらに、「プロを目指す人のためのRuby入門」のポップも書きました
スタッフの@higakiさんがジュンク堂の方とお知り合いなのか、「ジュンク堂にポップを置いてもらえるんで、これ、書いてください」と白紙のポップとペンを渡されました。
いきなり「ポップを書いて」と言われてもポップなんて書いたことがないので、「いったいどうすれば!?」とあたふたしたのですが、最終的にはこんなポップができあがりました。
今日は生まれて初めて自分の本のポップを書きました(なぜか勉強会中にw)。茶屋町にあるジュンク堂梅田店に置いてもらえるかも?とのことです。関西近辺の方は機会があればチェックしてみてください! #rubykansai #プロを目指す人のためのRuby入門 pic.twitter.com/5hX8gfymXS
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2018年1月13日
余談ですが、もしかするとみなさんもいつか突然「ポップを書いて」と言われるかもしれないので、僕が当日使った作戦を紹介しておきます(苦笑)。
その場でポップをすぐに書く方法
とりあえず、過去の事例を参考にしてアイデアを練ろう、ということで、いろんなキーワードで書店向けのポップを画像検索してみました。
その中で「これは参考になりそう」と思ったのが、湊川あいさん(@llminatoll)の書いた直筆ポップです。
9/24お知らせ:C&R研究所『わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門』の著者、湊川あいさんより直筆POPをいただきました!ぜひ店頭でご覧ください。 pic.twitter.com/tG74BqS75w
— ジュンク堂書店池袋本店/PC書 (@junkudo_ike_pc) 2017年9月24日
このポップを見て、「よし、僕はイラストは描けないけど、こんな感じで大きく目立つメッセージと、小さめな文字による詳しい説明の組み合わせでポップを書こう」という方針が決まりました。
しかし、いきなり白紙の紙に書き始めると失敗する可能性が大です。
そこで、MacのKeynoteを使ってポップのデザインを決めました。
画面上で完成形がイメージできたので、シャーペンで白紙のポップに下書きを入れ、その上からサインペンで文字を書き込んでいきました。
最後に消しゴムで下書きを消してできあがったのが、こちらのポップです。
なんとか結果的にはまずまずの出来になったかな?と思っております。
ジュンク堂梅田店に置いてもらえるかも?とのことなので、関西近辺の方は良かったら立ち寄ってみてください~😃
まとめ
というわけで、このエントリではRuby関西 勉強会での発表内容を紹介しました。
勉強会では僕の発表以外にもRuby関連のさまざまなテーマで興味深い発表がされており、僕もいろいろ勉強になりました。
参加されたみなさん、オンライン中継を視聴されたみなさん、他の登壇者のみなさん、そしてRuby関西スタッフのみなさん、どうもありがとうございました!
お知らせ:「プロを目指す人のためのRuby入門」の読書会が開催されます!
Ruby関西スタッフの@ogomrさんが主催するDDD.rbで、「プロを目指す人のためのRuby入門」の読書会を開催するそうです。
興味がある方はこちらもどうぞ!
「プロを目指す人のためのRuby入門」、好評発売中です!
「プロを目指す人のためのRuby入門」の詳細についてはこちらのエントリをどうぞ。
これからRubyを始めたい人にオススメです!