発表(講演)に関するお知らせ
先日発売した「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」に関連する発表のお知らせです。
せっかく本を出したんだから、翻訳者と読者(これから読者になる人を含む)がリアルにやりとりできるような機会も作りたいな~と思っていました。
今回お知らせする2本の発表はそうした目的もあって、ネットで全国のRubyistたちと、そして実際に足を運んで関西のRubyistたちと交流できれば、と考えています。
RSpec初心者に送るRSpec最強チュートリアル ~RubyMineもあるよ!~ SonicGarden Study #08
1本目はソニックガーデンのオンライン勉強会、SonicGarden Studyでの発表です。
http://sonicgarden.doorkeeper.jp/events/9696
ご存知の方もいるかもしれませんが、SonicGarden StudyはソニックガーデンのメンバーがUSTREAM経由で技術的なトピックを説明する勉強会です。
参加費は無料、USTREAMなので日本全国のみならず、世界中どこからでも視聴できます。
質問があればTwitterで #sg_study というハッシュタグを付けて発表者に質問することもできます。
「魚を与える」のではなく、「魚の釣り方」を教えます
この勉強会での発表はかなり初心者寄りの内容になります。
未経験者の人でもRSpecでRailsをテストする第一歩を踏み出せるように、一番初歩的な内容を実際にライブコーディングしながら説明していきます。
教材として使うのはもちろん「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」です。
ただし、サンプルとして無料で読めるページを使うので、購入していない方でも問題なく視聴できます。
もちろん、限られた時間でRSpecのすべてをお伝えすることはできないのですが、この勉強会では「魚を与える」のではなく、「魚の釣り方」を説明するつもりです。
すなわち、「どういう方法で勉強すれば効率よく、そして途中で挫折せずにRailsをテストできるようになるか」というポイントをみなさんにお伝えします。
ライブコーディングしながらRubyMineの動作もお見せします
また、本題とは無関係なのですが、RubyMineの実際の動きを見てもらうというサブテーマもあったりします。
何となくの印象ですが、Rubyのコードを書く人はVim、Emacs、Sublime Textあたりを使う人が多い気がします。
一方、RubyMineを使う人はまだまだ少数派、という印象です。
この理由は僕が思うに、「RubyMineは有料だから無料で使えるエディタがいい (Sublime Textは有料ですが)」「動的型付けのRubyでIDEなんか使い物になるはずがない」と考えている人が多いからじゃないかと思います。
とはいえ、自分のイメージだけでRubyMineを避けてしまうのももったいない話です。
「百聞は一見にしかず」ということで、実際に使っている様子を見てもらうとより正しい評価ができるんじゃないかと思っています。(別にRubyMineの営業をするわけじゃないですが)
勉強会の詳細
この勉強会の詳細は以下の通りです。
- 日時
- 2014/03/17 (月) 19:30 - 20:30
- 場所
- USTREAM(http://www.ustream.tv/channel/sonicgarden-study)
- 参加費
- 無料
- 告知ページ
- http://sonicgarden.doorkeeper.jp/events/9696
「その時間は仕事中だから無理かも(><)」という方もぜひ参加登録してください。
参加登録してくれた方には、後日発表資料や録画した動画のURLをお知らせしますので!
「How to upgrade your Rails application to RSpec 3 (仮) 」Ruby/Rails勉強会@関西 60th
2本目の発表はRuby関西主催の「Ruby/Rails勉強会@関西 60th」です。
http://rubykansai.doorkeeper.jp/events/9215
こちらの勉強会ではRSpec 2.14で書かれたRailsアプリケーションのテストをRSpec 3にアップデートする方法を、やはりライブコーディングしながら(そしてRubyMineを使って)説明します。
説明で使用するRailsアプリケーションはGitHubで公開されている「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」のサンプルアプリケーションです。
このアプリケーションのテストではモデルスペック、コントローラスペック、フィーチャスペックがほどよく網羅されているので、「標準的なRSpec 2のテストをRSpec 3にアップデートすると何が起きるか」ということを理解しやすいと思います。
もちろん、ご存知かと思いますが、RSpec 3はまだ正式リリースされていません。
現時点での最新版は「3.0 beta2」です。
正式リリース時には多少変更される点が出てくるかもしれませんが、それでも大半の内容は正式リリース時にも有効なんじゃないかな~と勝手に予想しています。
勉強会の詳細
詳細なタイムテーブルは現時点(2014/03/12)で発表されていませんが、僕の発表時間はだいたい30分から40分ぐらいになる予定です。
- 日時
- 2014/03/29 (土) 13:00 - 17:00
- 場所
- 大阪梅田 グランフロント北館7F ナレッジサロン
- 参加費
- 500円
- 告知ページ
- http://rubykansai.doorkeeper.jp/events/9215
関西方面のみなさんはぜひぜひご参加下さい!!・・・と言いたいのですが、すでにキャンセル待ちが発生しているようです。
とはいえ、運が良ければキャンセル発生による繰り上げ当選の可能性もあると思うので、諦めずに参加登録していただければと思います。
よろしくお願いします~!
「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」チームパッケージ価格改定のお知らせ
最後は「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」の価格改定に関するお知らせです。
Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門 - Leanpub
本書は個人向けのパーソナル版と、複数メンバーで共有するためのチームパッケージ版があります。
このたび、チームパッケージ版の価格設定を以下のように変更しました。
スモールチームパッケージ
- ライセンス数
- 5 → 3
- 最低販売価格
- $60.00 → $42.00
- 希望販売価格
- $100.00 → $60.00
ラージチームパッケージ
- ライセンス数
- 20 → 10
- 最低販売価格
- $200.00 → $120.00
- 希望販売価格
- $400.00 → $200.00
単価としては若干上がっているのですが、ライセンス数を引き下げることで購入のハードルを低くしてみました。
「Rubyで開発する人たちって、そんなに大きなチームで開発しないよねー」というのが、価格設定見直しの理由です。
もちろん、パーソナル版を人数分購入するより、チームパッケージ版でまとめ買いした方がお得なのは変わっていません。(パーソナル版は最低販売価格=$16.00、希望販売価格=$20.00)
企業やコミュニティでまとめ買いしたい!という方はぜひ購入をご検討ください。
その他、チームパッケージ版に関する詳しい説明はこちらのエントリをどうぞ。
まとめ
というわけで、今回は勉強会で発表する内容とRSpec本の価格改定に関するお知らせを書いてみました。
勉強会での発表については、今後も機会があればいろんなところに足を運んでお話ししたいなーと考えています。
みなさんと実際にお会いする機会があれば、気軽に声をかけてやってください。
僕も楽しみにしていますので!
「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」はPDF、Kindle、iBooks等で読めます
ご購入はこちらからどうぞ。
Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門 - Leanpub
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本書の詳しい内容や購入方法、翻訳の裏話等については以下のエントリをご覧下さい。