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気づけばあなたのクルマにも!?エンジンルームに子猫が隠れていた話

謎の来訪者

先週、我が家でちょっとした事件が発生しました。

月曜日の晩ぐらいから、外で「ミャアミャア・・・」と猫のような鳴き声が聞こえるんです。
火曜日は朝から一日中「ミャアミャア」という鳴き声がします。

「やっぱり猫がいるのかな?」と思い、外を見回してみるんですが猫の姿は見当たりません。
そもそも、声のする方に歩いていくと急に鳴き声がしなくなります。
とにかく不思議です。

思いがけない場所に奴はいた!

そして水曜日。
買い物に出かけた妻から突然電話が。

「ボンネットの中から猫の鳴き声がする!!車の中に猫がいる!!」

え~!!

ていうか、2日間ずっとボンネットの中に隠れてたのか??
月曜も火曜も車を使ったのに??

とりあえず家に返ってきてもらい、おそるおそるボンネットを開けてみることにしました。
そのときの様子がこちらです↓

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いた!本当に猫がボンネットの下にいた!!
しかもちゃっかりエンジンの上でくつろいでます。

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困ったことに、ボンネットを開けるとエンジンルームの奥の方へ入ってしまいました。

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さーて、どうしよう・・・。
何をやっても猫ちゃんはエンジンルームから出てきません。
仕方が無いので、ミルクとチーズでおびき寄せてみることにしました。
(こんなモノしか家になかった)

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・・・はい、効果なし!!
全然出てきません。

でもしばらく待ってると、猫ちゃんはすうーっと車体の下から出ていきました。
ミルクとチーズには見向きもせずに。(ちくしょう)

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いやあ、これで一件落着。
ではありませんでした!

翌日、奴はふたたび

次の朝もまた外から「ミャアミャア」と鳴き声が聞こえます(!)

「げげっ」

と思い、ボンネットを開けるとまた昨日の子猫ちゃんが!!
子どもたちは大喜び。
僕と妻は大弱り。
あのー、うちのクルマはあなたの家じゃないんですけど。。。

この時点でネットを調べてみたんですが、エンジンルームに猫が侵入するケースは結構よくあるみたいです。
「猫 エンジンルーム」で検索するとかなりの数のサイトが見つかります。

rocketnews24.com

http://matome.naver.jp/odai/2141586630986417301matome.naver.jp

隠れているだけならまだしも、ベルトに巻き込まれたり焼け死んだりすると大変なことになってしまうそうです。(クルマにとっても猫にとっても・・・)
というわけで、なんとしても外に出さなければいけません。

とはいえ、どうやって外に出したらいいかはやっぱりわからない。
ボディを叩けとか、クラクションを鳴らせとか書いてあるけど全然出てこない。

この日はツナ缶があったのでクルマのそばにツナ缶を置いておびき寄せる作戦に出てみましたが、用心深いのか餌を食べたらまたエンジンルームに戻っちゃいました。(ツナ缶返せ!)

いなば ライトツナスーパーノンオイル 4缶P

いなば ライトツナスーパーノンオイル 4缶P

仕方が無いので、ひたすら待機です。

しばらく待つとようやく子猫がぴょこっと車体の下から出てきました。
そのタイミングで猫に向かって小石を投げると、猫はびっくりしてまた逃げていきました。(ちょっと手荒な手段に出てしまった・・・)

追記とお詫び
ネットを見ていたところ、猫にツナ缶は与えない方がいい、という情報が載っていました。
知識不足で知らずに食べさせちゃいました。すいません・・・。

人間用に味付けされたツナ缶はカロリーも高く、塩分や油分も豊富。これは猫にとって害です。すぐに症状が出ることは少ないとのことですが、与え続ければイエローファットという猫特有の病気にかかってしまうリスクが高くなるのだそう。
 

【絶対だめ】改めて確認!猫に与えてはだめな食べ物5選 [kirin]|OKWAVE Guide[OKWAVE ガイド]

(苦肉の)侵入防止策

これ以上入ってこられると非常に困るので、防止策をあれこれ考えてみました。

まず、クルマを停める場所を変えてみることにしました。
水曜日は妻のパン屋の営業日ではないので、日中はパン屋の駐車場に車を停めました。
(注:妻は自宅の敷地内でクープ バゲットというパン屋さんを経営しています)

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そして夜間は折りたたんだ状態の野球のバッティングネットをクルマの下に潜り込ませて、ちょっとでも侵入しにくくしてみました。
(注:息子が野球好きなのでたまたまバッティングネットが家にありました)


どれも苦肉の策でしたが、木曜日は猫はやってきませんでした。(作戦成功!)

それからしばらくはどこか遠くから猫の鳴き声が聞こえていましたが、この週末以降、猫の鳴き声は聞こえなくなりました。
どこかに遠い旅にでも出かけたのでしょうか・・・。
見た目はキュートな猫だったのでちょっぴりさみしい気もしますが、それでもエンジンルームに入ってこられるのは困るので致し方ないですね。

まとめ

というわけで、今回は先週我が家で起きた「猫ちゃんエンジンルーム侵入事件」の顛末を紹介してみました。

猫の侵入は寒くなってくるとよく起きる問題みたいです。
クルマに乗っている方はあまり他人事だと思わず、エンジンをかける前にボンネットを叩いたり、ボンネットを開けるなどして安全確認することをオススメします。

みんな、気をつけるんだにゃー!(by 猫)
https://www.flickr.com/photos/62254293@N08/18842346305
photo by Adigan1