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「安全な場所から石を投げない」というマイルール

最初、Twitterに書こうとしたけど、明らかに文字数が収まらないのでこっちに書きます。

人間誰でも、というと主語が大きいか。
じゃあ僕の場合、「なんかおかしいな」「しっくりこないな」と思ったときに誰かを批判したくなることがあります。
特定の個人じゃなくても、「この組織はおかしい」とか「この業界は変だ」とか、そういう否定的なことを言いたくなるときはたまにあります。

でも、批判の内容によっては「僕が言った」ということを隠したくなるときがあります。
というか、多くの場合、「批判を口に出してスッキリしたいが、自分の発言であることは世間に知られたくない」という、わがままな願望が湧き上がってきます。

そんなとき、ネットは便利です。
本名を出す必要はないし、顔写真を見せる必要もない。
その場限りの捨てアカウントを用意するのも簡単です。

が、それは「安全な場所から石を投げる行為」に等しいです。

相手が自分を傷つけることは絶対にできない、という安全性を確保した上で、高い場所から相手に向かって石を投げる。
もしくは完全に自分の身を隠した状態で、突然相手の背後から石を投げつける。

ネットだとそういうことが結構簡単にできてしまいます。
(よっぽど悪質なものは警察が動いて身バレしますが、「よっぽど悪質」でなければ警察が動くこともないでしょう)

でも、それって卑怯だなあ、格好悪いなあ、と僕は思ってしまいます。
なので、捨てアカウントを作って誰かを(もしくはどこかの組織や業界を)攻撃するようなことは僕はしません。
どうしても批判せざるを得ない場合は「ええ、たしかにそれは僕の発言です」と確実に言える状態で批判します。

自分が匿名であることを担保したくなるような批判なら、ネットに何も書かない。
ネットで誰かを批判するなら、自分の身元を明らかにした上で批判する。

これが僕の中のマイルールです。
だから、そういう理由もあって、僕はネット上では本名と顔写真を出して活動しています。

とはいえ、他人に強制するつもりはないです。
あくまで僕の中のマイルールです。

ネットを見てたら「あー、これ、安全なところから石を投げるやつやー」と思う瞬間があったので(てか、普段からしょっちゅうありますが)、つらつらとポエムを書いてみました。

オチはありません。おしまい、まる。