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【ガス衣類乾燥機】乾太くんデラックスを買いました&我が家が脱オール電化しつつある話

最近、我が家にリンナイのガス衣類乾燥機・乾太くん(デラックスタイプ・9kg)がインストールされました。

これがあれば我が家がコインランドリーになります。

本当は洗濯機の近くに設置したかったんですが、設置スペースがなかったので2階に設置することになりました。

とはいえ、これで雨降りがずっと続く梅雨も、気温が上がらなくて厚手の冬服が全然乾かない真冬も怖くなくなりました🙌

よくある質問(よくある反応)

「良さそうですね。でも我が家はドラム式洗濯機の乾燥機能を使いますから」

……というのが、よくある反応なんですが、違うんですよ!!
実際、我が家にもドラム式洗濯機はあります。乾燥機能も付いてます。

が、電気とガスでは全然パワーが違います。
洗濯機の乾燥機能では1回で2時間以上かかりますが、ガスだと30分から50分ぐらいで乾きます。

また、我が家の乾太くんは9kgタイプなので、1回あたりに入れられる量も多いです。
洗濯物が多い日でも乾太くんを2回ぐらい回せば、洗濯物が全部乾いてしまうのでとても楽ちんです。

「でも毎日使ったらガス代がすごいんでしょう?」

それが思ったほど上がらなかったです!これは嬉しい誤算でした😄
乾太くんがやってきてからほぼ毎日使ってますが、月のガス代は3500円ぐらいしか上がりませんでした(使用量でいうと7㎥ぐらい)。
コインランドリーだと1回400円ぐらいかかるので、毎日使ったら1万2000円かかります。

もちろん、乾太くんならコインランドリーを往復する手間も不要です。
雨や風をなるべく避けながら、洗濯物を持ち運ぶ必要もありません。

乾太くん、すごい!便利!!

さらに:ここがすごいよ乾太くん

干す手間が省けるのがとってもラク

乾燥機のいいところは、洗濯物をどさっと放り込んでボタンポチ、で終わるところです。
これまでは避けられなかった「1枚1枚ハンガーに通して物干し竿にかける」「取り込むときもハンガーから1枚ずつ服を取る」といった手間がなくなり、洗濯の億劫さから解放されました。

緊急事態に対応しやすい

やんごとなき事情で「登校前に急いで子どもの体操服を洗って乾かさないといけない!」みたいなときでも、乾太くんに放り込めば30分ぐらいで乾かすことができます。
(子育てしているとこういう「予期せぬ緊急事態」が起こりがち)

洗濯と乾燥が並列実行できる

洗濯物が多くて2回洗濯機を回さないといけない場合、乾燥機能付きの洗濯機だと

洗濯→洗濯→乾燥→乾燥
または
洗濯→乾燥→洗濯→乾燥

と直列実行しなければなりませんが、乾太くんがあれば、

洗濯→洗濯
   乾燥→乾燥

というように、洗濯機を回しつつ1回目の洗濯物を乾燥させることができます。
また、前述の通り、あっという間に乾燥するので、トータルするとめちゃくちゃ時間の節約になります。

ベッドのシーツも乾かせる

物干し竿を一気に占領してしまう大きなベッドのシーツも、コインランドリー感覚で乾太くんに放り込んで乾かすことができます。

しっかり乾いて、なおかつふわっふわ!

僕や妻の経験上、洗濯機の乾燥機能は時間がかかる割にどこかうっすら湿度を感じる仕上がりになることが多かったです。
また、欲張ってちょっと多めに入れてしまうと、さらに乾燥時間が延びるだけでなく、乾燥が終わってからも「これ、いまいち乾ききってないのでは?」と思うことがありました。

しかし、乾太くんならしっかり乾いてなおかつふわふわに仕上がります。
あと、子どもたちが毎日来ている制服のシャツも乾燥が終わってすぐにハンガーにかければ、それだけでシワが伸びてアイロンがいらなくなりました✨

急速に脱オール電化しつつある我が家

ところで、今を遡ること約15年前。我が家は当時流行だった「オール電化」を採用してマイホームを建てました。

数年前まで、「我が家はオール電化だから」という理由で何でも全部電気を使ってやってきたのですが、ここ数年、急速に脱オール電化しつつあります。

IHコンロ→ガスコンロ

まず、キッチンのコンロがIHからガスに変わりました。

ガスの方が圧倒的に速いし、料理の味も断然美味しいです。
料理を作るのはほとんど妻ですが、妻は「料理するなら絶対ガスがいい!」と断言しています。

コンロの直火でカリカリおこげを作れる鉄鍋ビビンバ

ホットプレートやIHクッキングヒーター→カセットコンロ

テーブルの上に置いて使うホットプレートやIHクッキングヒーターもカセットコンロ+鉄板に切り替えました。
火力が全然違うのでスピーディですし、味も美味しいです。

ビジュがちょっと悪いかもだけど、味は美味しいもんじゃ焼き

たこ焼き器もイワタニの「炎たこ」に変えました。
炎たこで焼くと、たこやきの皮がカリッと香ばしく焼き上がります。

エアコンの暖房モード→石油ファンヒーター

冬場もずっとエアコンを使って部屋を暖めてたんですが、去年の冬から石油ファンヒーターを導入しました。

こちらもやはり立ち上がりのスピードと暖かさが全然違います。
あと、灯油の燃焼には加湿効果もあるので、加湿器もいらなくなります。

デメリットは定期的に換気が必要になる点と、灯油を買いに行ったり、タンクに灯油を入れたりしないといけない点でしょうか。

コスト面(電気代 vs 灯油代)はたぶんエアコンとあまり変わらないと思います。
とはいえ、コスト的に同じなら、エアコンよりも石油ファンヒーターの方が「あったかさ」を実感できてよいと思います。

僕「オール電化とはいったい何だったのか」

家を建てた当時は「これからはオール電化ですよ!」と言われて、「そうか〜」と深く考えずにオール電化で家を建てましたが、「何でも全部電気でやる」vs「ガスや石油も併用する」ではQOL(Quality of life=生活の質)が全然違うやん!というのが最近の学びです。

もちろん、15年前は「オール電化の方が経済的!」という触れ込みだったので、かつてはそういうメリットがあったのかもしれません。
しかし、ここ最近は電気代も急激に上がってきて、とりたてて「電気だから経済的」とも言えない状況になってきました。

仮に電気の方が経済的だったとしても、これだけQOLの違いを実感してしまった今となっては、我が家では「ちょっとコストがかかってもガスや石油を併用した方が良い」という結論になると思います。

まとめ

というわけで、このエントリでは最近導入した乾太くんと、我が家が急速に脱オール電化しつつある話を書いてみました。

妻とも話してたんですが、こういう話ってカタログを読んだり、人の話を聞いたりしただけでは、なかなか理解しづらいかもしれません。
僕のエントリを読んでも「そうは言ってもさあ〜」と思う人が多いかもしれませんが、実際に体験してみるときっと考えが変わると思います。

「なんでも全部電気」ではなく、適材適所、餅は餅屋で、火力が鍵になる分野はガスや石油を利用するといいんだね、というのが最近の僕の学びでした!

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2年前にやったリフォームのまとめ記事です。
このときにコンロもIHからガスに変更しました=脱オール電化の始まりです。
blog.jnito.com