はじめに
去年の年末にもちらっと書いたんですが(参考)、最近あらためて「ちゃんとギターが弾けるようになりたい!」と考えております。
いや、「ちゃんとギターが弾けるようになりたい」というのはずーっと昔から願望としてはあったんですが、思うだけで全然行動に移していませんでした。
しかし、思うだけでは当然ギターは弾けるようになりません。
なので去年の暮れぐらいから、「思うだけじゃなくてちゃんと練習する!!」という「行動」に移すようにしています。
というわけで、今回は僕がギターの練習を頑張っている目的や背景をあれこれ書いてみようと思います。
行動に移そうと思った動機は何?
行動に移そうと思った動機は結構シンプル(?)です。
憧れのギターが買いたい
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ギターはモノによって音や弾き心地が違うので、ネット通販とかじゃなく、実際に楽器屋に行って弾く必要がある
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当然楽器屋さんで試奏することになる
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しかし、楽器屋さんで試奏するときはたいてい周りに自分の弾いてる音が丸聴こえになる。当然、他のお客さんや店員さんにも聴こえてしまう
↓
今の腕前だとショボい試奏しかできない。安いギターを買いに来た中高生ならともかく、何十万もするギターを買おうとしているいいオッサンが「えっ、何?あの程度しか弾けないのにそんないいギター買おうとしてんの?ぷぷぷっ」と思われそうでイヤ (><)
↓
なので、いいギターを買うためにはまず、楽器屋で試奏しても恥ずかしくないレベルにまでギターの腕前を上げる必要がある
・・・というロジックになっています。
楽器を弾かない人だと、「周りの目なんて気にせずに好きなギター買えばいいやん」って思うかもしれませんが、僕は気になるんですよね~。
楽器屋さんで肩身の狭い思いをしたことも
これは去年、たまたま通りかかった楽器屋さんに入ったときの話です。
店内にはほとんどお客さんもいなかったので「よし、今なら試奏できるチャンス!!」と思い、「あのギブソン レスポール・カスタムを弾かせてください」って店員さんに頼んだことがあります。
で、店員さんが「じゃあチューニングをしますね~」と言ってチューニングをしたあと、そのまま僕に渡してくれるのかと思いきや、
ギャギャンッ、ピロピロピロピロッ、ジャジャジャージャ、トゥルルルルルルルルン、ギャンギャギャッ!!!
ってギターをかき鳴らしてから「はい、どーぞ」って僕に渡してきたんです!(><)
いや、おにーさん、あんたがそんなに弾きまくったら、僕、そのあとに弾けませんやん・・・。(萎縮)
それでも頑張って(?)試奏してたんですが、横からその店員さんが「お客さん、どんな音楽やってるんですかー?」とかヘラヘラ聞いてきて、「うっせーよ!!ほっといてくれ!!」という荒んだ気持ちになってしまいましたorz
とりあえず、楽器屋のにーちゃんがチューニング後に自分よりうまくギターをかき鳴らしてから「はい、どーぞ」ってギターを手渡すのをやめてほしい。。。ちょっとしたパワハラの一種かもしれんぞ、それ。(違う)
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) February 1, 2015
まあ、こんな話をしても「その心理、ようわからん」って思う人も多いかもしれませんが、なんせ「ギターは好きだけど、たいして弾けないコンプレックス」は妙に強いんです。(同意してくれる人がいたら嬉しい)
そんなに下手くそなの?
僕のギターの腕前は、全く楽器を弾かない人からすると「伊藤さん、結構上手いじゃないですか」と言われるけど、ギターをずっと弾いてる人からすると「こいつ、たいして弾けねーな」と思われるレベルなんじゃないかと思っています。
手数が少ない(ペンタトニックスケールから発展しない)、試奏してもフレーズがつながっていかない、ミストーンが多い、みたいな点がウイークポイントかな~という気がしています。
学生時代にバンドをやっていた頃は、ギターの練習よりも、きれいなメロディや洗練されたコード進行の研究をしたり、レコーディングの機材をいじったりするのが好きだったんですよね~。
他にもピアノを弾いたり、ドラムを叩いたりするのも好きだったので、いろいろ「浅く広くやりすぎたな~」という気がします。
まあ、それはそれで楽しかったんですが、「ギターに集中」はしてなかったので、そのせいで現在の「ギター弾けねーコンプレックス」に至ったんだと思います。
今も時々自宅のピアノやドラムを弾いたり叩いたりしてます。(自宅自慢)
しかしなぜこのタイミングなの?
もともと「いいギターは欲しいし、ちゃんと弾けるようにもなりたいけど、今すぐじゃなくていいから老後の趣味かなー」とか思ってたんですが、最近その考えを改めました。
ニュースを見てたりすると、40代や50代でポックリ亡くなってしまう芸能人やミュージシャンが非常に多いので、「老後の趣味、なんて悠長なことを言ってたら、そのうち予想もしないタイミングで人生が終わってしまうかもしれない」と考えるようになりました。
なので、最近は「仮に自分の人生が5年後に終わってしまうとしたら?」とよく自問自答しています。
何千万円もする高級車やスポーツカーに乗ることはちょっと非現実的ですが、いいギターを買ったりギターの練習をしたりするのは十分実現可能だと思います。
しかもギターは手元にあるんだから、ギターの練習は今すぐにでも始められる!!
というわけで、去年の暮れあたりからあこがれのギターを目指してギターの練習を始めることにしました。
憧れのギターって何なの?
ギターを弾く人ならご存知かと思いますが、エレキギター界にはフェンダーとギブソンという2大メーカーがあります。
僕は今フェンダーのストラトキャスターというギターを使っています。
真ん中のクリーム色のギターが僕のストラトキャスター。
なので、次はギブソンのレスポールというギターが欲しいと思っています。
レスポールにも種類がいくつかあるんですが、その中でも僕が欲しいのはレスポール・カスタムというタイプです。
ロックミュージシャンはレスポール・スタンダードというタイプを使っている人が割合的に多いですが、僕はレスポール・カスタムの方が高級感があって好きだな~と思っています。
ちなみにお値段はスタンダードもカスタムも30万から50万ぐらいが相場です。
(特別仕様のレスポールだと100万以上するものもあります)
エレキギターじゃない、アコースティックギター(アコギ)の方は数年前にヤイリという日本のメーカーのギターを買いました。(さっきの写真にも写ってます)
これが値段の割にいい音で鳴ってくれるので、アコギはこれを使い続けるつもりです。(最近あまり弾いてないけど・・・)
好きなギタリストは誰?
「このギタリストが大好き!」っていう特定の人物は特にいません。
どんなジャンルであれ、上手にギターを弾いてる人を見ると「あ~、上手いなあ。あれぐらい弾けたら気持ちいいだろうな~」と思ってしまう人です。
あえて挙げるなら、ジョン・メイヤーなんかは若い(といっても僕と同い年)のに渋くていいギターを弾くなあと思いますね。
あと、マリリン・マンソンとかで活躍していたジョン・ファイブ(John 5)もYouTubeとか見てると「すげー!!」って思います。
めちゃくちゃテクニカルなんだけど、ときどきカントリーっぽいフレーズを織り交ぜたりするのがすごく個性的です。
とりあえずこれぐらい弾けたら満足、という動画あれこれ
とはいえ、僕はあくまで「楽器屋で試奏しても恥ずかしくないレベル」が目標なので、超絶ギタリストにならなくてもいいかなーと考えています。(そもそも無理やし〜)
むしろ、YouTubeとかに転がっているギターやアンプの試奏動画を見て「あー、そうそう。僕はこんな感じで試奏したいんだよ!!」と思うことが多いです。
たとえばこんな感じです ↓
Gibson Custom Les Paul Custom Figured Electric Guitar, Iced Tea Burst
Matchless Avalon 30 Fat Sound Guitars amp demo by Greg V
FULL TEST - MESA BOOGIE EXPRESS 5:50+ (Head) - feat. Vincenzo Grieco
上の動画みたいに弾けたら楽器屋さんでも肩身の狭い思いをしなくて済むだろうな~と思います。
特に最後の動画に出てくる長髪のお兄さん(?)はハードロックっぽいフレーズから、ファンク系のカッティング、ジャズっぽいパッセージ等々、幅広いジャンルのギターを弾いてるので、「自分もこれぐらいあれこれ弾けるようになりたいな~」と思います。
スティーリー・ダンのギターソロも好きです
それから、ラリー・カールトンが弾いている、スティーリー・ダンのKid Charlemagne(キッドシャールメイン、邦題:滅びゆく英雄)という曲のギターソロがすごくカッコいいので、これを弾けるようなりたいな~とも昔から思ってます。
オリジナル音源ではありませんが、下の動画の1:30ぐらいからラリー・カールトン本人が弾いているギターソロが聴けます。
Larry Carlton - Solos (Hill Street Blues / Kid Charlemagne / Don't Take Me Alive / and...)
で、今どんな練習やってるの?
一人でもくもくと練習するだけだと、メリハリがなくてそのうちダラけちゃうかもしれないので、ギター教室でちゃんとギターを習うようにしています。
ちなみにこれまではずっと独学でギターを弾いてきたので、ギター教室に通うのはこれが人生初です。
去年は近くのギター教室に通ってたんですが、自分の好みに近いギターを教えてくれる先生がSkypeレッスンをやっていたので、最近そちらのギター教室に変更しました。
仕事だけじゃなく、ギター教室もリモートです。イェイ!(なんのイェイだ)
あと、ギターの教則本も買いました。
ギターの教則本を買うのも20年ぶりぐらいです。
(最後に買ったのは確かポール・ギルバートのハードロックギター講座みたいな本だった。しかもあまりちゃんと練習しなかったし・・・)
20年ぶりぐらいにギターの教則本買いました。他にも買いたい教則本があったけど、「一冊仕上げてから次を買え」と妻に止められた。。 pic.twitter.com/yLYe93uc9z
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2016年1月4日

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弾かないことには先に進まないと思っているので、最近は空いた時間でできるだけギターを弾くようにしています。
おわりに
僕のTwitterプロフィールには「Programmer, blogger, musician」と書いています。
プログラミングは自分の仕事です。
もう何年もこれでご飯を食べているので、それなりに力は付きました。(上には上がまだまだいますが)
ブログは趣味ですが、「ネットに文章を書く」という行為においては、そこそこ知名度が上がってきました。(ただし、ごく一部の界隈限定)
最後の「音楽」については、「音楽が好き」「かつてはプロミュージシャンを目指してた」という意味で musician と書いていたのですが、プログラミングやブログに比べると、実力が足りないな~と以前から感じていました。
今年からはプログラミングとブログと音楽がもう少しバランスよく自分のスキルとして身に付くといいなと考えています。
というわけで今年はギターの練習を頑張るぞー!
ギブソン レスポール・カスタムを買うぞ-!!
あ、仕事もちゃんと頑張りますのでw > 会社関係の方々