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#チェリー本 増刷のお知らせ&完全初心者さんがチェリー本に進むタイミングについて

はじめに:チェリー本の3回目の増刷(第4刷)が決まりました🎉

僕が執筆したRuby入門書、「プロを目指す人のためのRuby入門」(通称・チェリー本)の増刷が決まりました!
なお、今回の増刷は3回目で、刷数(すりすう)でいうと第4刷(すり)となります。

ちなみに増刷というのは、出版社が在庫を補充するために、まとまった部数を追加で印刷することを言います(書籍の内容は同じです)。

言い換えると、「増刷される=在庫がなくなるぐらい順調に売れている」ということなので、著者や出版社にとってはとても嬉しい知らせになります。
まあ、それ以外の人たちにとってはあまり関係ない話ではあるのですが・・・😅

何はともあれ、チェリー本を購入してくださったみなさん、どうもありがとうございます!
みなさんのおかげで3回も増刷することができました。
いやあ、こんなにたくさんの人に読んでもらえるなんて、本を発売する前は夢にも思っていませんでした。
引き続き「プロを目指す人のためのRuby入門」をよろしくお願いします🙏

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・・・というお知らせをしたあとで、本編に進みます。

プログラミング初心者さんがチェリー本に進むタイミングはいつ?

先日、Twitterでこんな質問をいただきました。

チェリー本のまえがきにも書いたんですが、本書は「まったくのプログラミング初心者さん」は対象にしていません。
「プログラミングの基礎の基礎」は説明していないので、他の言語である程度経験があったり、Rubyをさわり始めて半年以上経ったぐらいの人を対象としています。

が、「まったくのプログラミング初心者さん」がチェリー本に進んでも挫折しないタイミングというのは、僕もはっきりとはわかりません。
なぜなら、著者である僕自身はその経験はできないからです。

というわけで、Twitterで実際の経験者さんに「どういうタイミングでチェリー本を読むのがオススメですか?」と尋ねてみることにしました。

その結果、たくさんのリプライをいただいたので、みなさんの回答をこのエントリにまとめておきたいと思います。
同じように「完全プログラミング初心者なんだけど、チェリー本はいつ読んだらいいの?」と思ってる方は、以下の体験談を参考にしてみてください😉

Progateやドットインストールをやってから

Progateやドットインストールなど、オンラインの学習教材をやってからチェリー本に進んだ、っていう人が人数的には一番多かったです。

こちらの方は「今思えばProgateのあとで、Railsチュートリアルの副読本として読めば良かった」という感想のようです↓

先日のTokyoGirls.rbでも講演してくださった、かなきゃんさんからは「Railsチュートリアルの途中で挫折してしまったので、Progateのあとぐらいがオススメ」というコメントをいただいています↓


Railsチュートリアルをやってから

いったんRailsチュートリアルをやってからチェリー本に進んだ、っていう方もやはり多いですね。
自分で書いたWebアプリが動いた!という感動を先に味わった方が勉強のモチベーションを保ちやすい、ということのようです。


Railsに関する知識をもっと深めたい、と感じてから

自分でRailsアプリを作り始めたり、Railsを使いこなすためにはRubyの知識が不可欠と感じたりしてからチェリー本に進んだ方も結構いらっしゃるようです。
たしかに、本書のキャッチフレーズは「Railsをやる前に、Rubyを知ろう」ですからね。
実際にRailsをやってみたあとで、「やっぱりRubyの知識は必要なんだ」と感じるのは自然な流れだと思います。


ほかの入門書をやってから

ほかの入門書を読んでから、その次の入門書としてチェリー本を読んだ方もおられるようです。
たしかに、チェリー本よりももっと初心者向けのRuby入門書も発売されているので、先にそういった本を読んでおくのは良い作戦かもしれませんね。


まとめ

というわけで、このエントリではチェリー本の増刷のお知らせと、「プログラミング初心者さんはいつチェリー本を読めばいいの?」という質問に対する、読者のみなさんからの回答をまとめてみました。

チェリー本に進むタイミングは人それぞれ、という印象も受けますね。
Progateをやってからでも良し、Railsチュートリアルをやってからでも良し、Railsアプリの開発にのめり込んでからでも良し、ほかの入門書をやってからでも良し、つまりいつでもOK!!という感じです。

いろんなパターンがあるので、みなさんの中で「今だ!」と思ったときに手に取ってもらうのが、みなさんにとってのベストタイミングなのかもしれません。
何はともあれ、Rubyプログラミングに興味をお持ちの方は「プロを目指す人のためのRuby入門」をどうぞよろしくお願いします!😄

あわせて読みたい

「プロを目指す人のためのRuby入門」は後半(特に第7章以降)からちょっと難しくなります。
「あかん、もう挫折しそうや・・・」と思った方は、こちらのエントリを読んでもらうと、少し気持ちが楽になるかもしれません💁🏻‍♀️

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