2018年7月19日から25日までの7日間、家族でハワイ旅行に行ってきました。
以前から「ハワイはいいよ」という噂はよく聞くものの、ハワイに行ったことのない僕は、何がそんなによいのかよくわかりませんでした。
が!
実際に行ってみると、本当に良かったです!!
「あー、もう一回行きたいね〜」と家族みんなで話しております。
というわけで、このエントリではハワイ旅行の感想や、これから旅行を計画している人の参考になりそうな情報をあれこれ書いていきます。
- もくじ -
滞在中にホテルで撮った写真
僕らはヒルトン ハワイアン ビレッジというホテルに宿泊していました。
このホテルにいるだけで、いろいろエンジョイできます。
実際に行ってみたハワイの感想
ここからは僕が感じたハワイの感想(日本とハワイの違い等)をあれこれ書いていきます。
気候について
- 日本よりもずっと南、緯度的には台湾と同じぐらいの場所にあるのに、日本よりも涼しくて過ごしやすいことにビックリ!(ハワイの最高気温は30度前後)
- 蚊が飛んでないので快適。
- セミも鳴いてないので、耳から入ってくる暑苦しさもない。
食事について
- アメリカの料理は雑な印象があったので、正直言って食事については期待していなかったが、ガイドブックに載っていたレストランやカフェはどこも予想以上に美味しかった!いい意味で裏切られた!
- 値段は日本の1.5倍〜2倍ぐらいするが、そのぶん量も同じく1.5倍〜2倍ぐらいあるし、味付けや調理も美味しいので満足感は高い。
- 特にハンバーガーの美味しさが際立っていた。日本では「ハンバーガー = ファストフード = 味もそこそこ」なイメージがあるが、ハワイのハンバーガーは肉やソースが格段に美味しくて、さすが本場だなと思った。
- 一番印象に残っているのは「チーズケーキファクトリー」というレストラン(スイーツ店みたいな名前だけどレストラン)。たくさんメニューがあってどれも美味しいのでオススメ!
- アメリカに比べると日本の外食のメリットは安さだけで、味に関しては中途半端な感があるなと思った。
- 公共のスペースは禁煙なので、食事中にタバコの煙を心配する必要がない点もポイントが高い。
ショッピングについて
- ハワイは南のリゾート地でありながら、アメリカの都市の一部でもある。なので、「アメリカの豊かさやスケールの大きさ」に触れることもできる。
- 特にホノルルはアラモアナセンターやロイヤルハワイアンセンターなど、大きなショッピングモールがいくつもあるので、いろんな店でショッピングを楽しむことができる(主に妻が)。
- ハワイで売っているものはちょっとした小物や日用品でもオシャレでかわいい(妻いわく)。
- スーパーマーケットにも新鮮で様々な種類の食材が並んでいて、料理好きにはたまらない環境になっている(妻いわく)。
物価について
- 食事と同様、日本に比べると物価は全体的に高め。「これいいな〜」と思って値札を見ると「高っ!」と口走ってしまうことがしばしば。
- ただ、この点についてはアメリカの物価が高いというよりも、日本のデフレが進んで相対的に貧しくなったせいなのではないか?という気がしなくもない。
現地の人々の雰囲気や接客について
- みんな明るくてフレンドリー。テレビや映画でよく見る「陽気なアメリカ人」のイメージ通り。
- エレベーターの中で突然話しかけられることもしばしば。明らかに初対面のアメリカ人同士が仲良く話始める光景もよく見かけた。
- フードコートやコンビニの店員は無愛想な人もいたが、ホテルやレストランのスタッフはみんなノリノリで仕事を楽しんでる印象を受けた。
- アメリカの接客と比較すると、日本は悪い意味で「平均的で凡庸」な印象を受ける。無愛想な店員はいないが、一方で「私、仕事を楽しんでます!」という感情を全面に押し出す人も見かけない。
英語と日本語について
- 日本人の観光客が多い&日系人が多い(聞くところによると、ハワイの人口の4割ぐらいが日系人なんだとか)せいか、日本語の対応率は結構高い。
- レストランに日本語のメニューがあったり、「ご注文」「お支払い」のような日本語の表示が店内に載っていることもしばしば。
- 観光客相手の仕事をしている人は片言の日本語をしゃべってきたりもする。
- とはいえ、日本語が通じるのはハワイ全体からすればごく一部。公用語が英語であることは間違いない。なので、英語ができればできるほどハワイ旅行が楽しめるはず。
- 僕はまあまあ英語は得意なので、自分が言いたいことはだいたい英語で表現できた。ただ、聞き取りはかなり難しい。一発で聞き取れた内容はたぶん半分以下。会話の流れからつい、適当に"yes"と答えてしまって訳の分からない結果になったことも2-3回あった(反省・・・😓)。
ハワイの風景や街並みについて
- 冒頭の写真で見てもらったとおり、海と空がすごく綺麗!これだけ人がいるのに、海が汚れていないのは素晴らしい。今回は一番メジャーなワイキキビーチしか行かなかったが、人が少ないビーチはもっと綺麗らしい。
- 「世界東京化計画」などで前からわかっていたけど、看板やネオンサインが日本に比べてずっと少ない。シンプルでスッキリして見えるので、僕は看板やネオンサインが少ない街並みの方が好き。というか、なんで日本人は「これでもか」というぐらいに看板やネオンサインを掲げまくるの??
治安について
- 滞在中は特に怖い思いをしたことはない。ワイキキ中心部やホテルの周辺は人通りが多いので、夜の買い物でも不安を感じることはなかった。
- ただし、低価格スーパーのウォルマートに行ったときは、店の周りに現地の低所得層っぽい人たち(?)がちらほらいて、若干の不安を感じた(単なる偏見だったら申し訳ない🙏)。
実用的なノウハウやTips等々
ここからは今後ハワイ旅行を検討している方に役立ちそうな、実用的なノウハウやTipsを書いていきます。
現金とカードの使い分けやチップについて
- 現地の買い物はほぼクレジットカードで事足りる。
- 現金が必要になるのはホテルのクリーニングスタッフに払う(=外出時に部屋に置いておく)チップぐらい。
- 飲食店でのチップもカード払いできる(=精算時にチップのパーセンテージを選択する)ので、現金で渡す必要がない。
- 旅行中にカードの上限額に達して支払いができなくなると結構焦ると思うので、渡航前に上限額を増やしておく方がよい。また、渡航前にカードで大きな買い物をすると上限額を増やした意味がなくなるので要注意。
- とりあえず日本で3万円ほどドルに両替してからハワイに行ったが、3万円でも多いぐらいだった。
- 海外は何かに付けてチップを払う印象があったが、実際にチップを払ったのはホテルのクリーニングスタッフと飲食店のウェイター/ウェイトレスぐらい。予想していたよりもチップを払う機会は少なかった(チップを払うべきシチュエーションに僕が気づいていないだけかもしれないが)。
- ちなみに、レストランやカフェではウェイター/ウェイトレスに直接会計を依頼するスタイルになっている。日本の飲食店のように店の出入口に会計用のレジがあるわけではない。
- チップの文化があるせいか、飲食店ではテーブルごとに担当のウェイター/ウェイトレスが決まっている印象だった。「あなたたちの注文やリクエストは全部私が担当します。がんばるからチップをよろしくね」みたいな感じ(というシステムに最初気づかなくて、いろいろ戸惑った)。
現地の交通手段について
- JTBのツアーパックに付いていた「オリオリウォーカー」という無料周回バスが非常に便利で、ワイキキ周辺の移動はほぼこれを使っていた。あとは徒歩。
- 今回の旅行では現地の有料バスやタクシーは使わなかった。「タクシーよりもUberの方がいろいろ便利で安心」と聞いていたので、日本でUberにアカウント登録して行ったが、結局使わずじまいだった。
- 現地でのレンタカードライブ(右側通行!)にもチャレンジしたかったので国際免許を取って行ったが、今回はまとまった時間が取れなくて断念。次回はチャレンジしてみたい。
- ちなみに国際免許は免許更新センターに必要書類を持っていって2350円を払うだけで取得できる。何か特別な試験があるのかと思ってたのに簡単すぎて拍子抜けした。
ネット環境について
- とりあえずポケットWifiをレンタルして持っていった。
- ポケットWifiはいっぱい種類がありすぎてどれを選んでいいか分からなかったので、会社のメンバーに相談した結果、グローバルWifiか、イモトのWifiのどちらかを選ぶことにした。
- 最初はグローバルWifiにする予定だったが、イモトのWifiの方が安かったので、イモトのWifiを選んだ。
- 会社のメンバーからは他にも「アメリカだったらフリーWifiが充実してるから手ぶらでも大丈夫なのでは?」という意見があったが、外出先で実際に施設のフリーWifiに接続しようとするとログイン画面に飛ばされて「え?パスワードは何?」となることが多かった。なので、ポケットWifiは持っていって正解だった。
- とはいえ、イモトのWifiはそこまで速いわけではない。「使えなくはないが、もうちょっと速い方が快適」というレベル。
- とりあえず上限が500MB/日のプランを申し込んだが、日本にいる感覚で僕と妻と息子の3人が使い続けると上限オーバーしそうでちょっと危なかった。余裕を持たせるなら1GB/日の方が良かったかも。
- 他にもSIMフリーにして現地のSIMを入れたり、携帯キャリアの海外データ定額プランを利用したりする方法もあるみたいだが、試していないので良し悪しの比較はできない。
時差ぼけについて
- 日本とハワイの時差は19時間。日本時間に5時間足して日付を1日前に戻すと分かりやすい。たとえば「日本が朝の8時だったらハワイは前日の13時」みたいな感じ。
- 僕は普段、規則正しい生活をしてる人なので時差ぼけで体調を崩すんじゃないかと心配していたが、意外と大丈夫だった(ハワイ滞在中と帰国後のどちらも)。
- ただし、ハワイ時間の夜12時ぐらいに突然目が覚めて1〜2時間眠れない日が続いた(かといって、日中に眠くなるわけではない)。
その他
- 基本中の基本だけど、ハワイ最大の都市、ホノルルがある島は「オアフ島」。間違って「ハワイ島」のガイドブックを買ってきたりすると使い物にならないので注意。
- ローソンのような日本のコンビニもたまにあるが、ハワイではABCストアというコンビニが圧倒的に多い。そして何でも揃ってるのでめっちゃ便利。毎日何度も利用した。
- コンセントの形状は日本と同じ。電圧は110Vだが、iPhoneやMacのACアダプタは100Vから240Vまで対応しているので電圧変換器は不要。実際、日本から持っていた電化製品はiPhoneとMacだけだったので、電圧変換器はいらなかった。
- 重さの単位が"lb"や"oz"と書かれていて、何グラムなのかよくわからない。"lb"は「ポンド」で約0.45キログラム。"oz"は「オンス」で約28.3グラム。ちなみに16オンスで1ポンドらしい。ややこしすぎる。日本人には暗算不能。
- アメリカ入国時&日本帰国時の審査や税関・検疫はいろいろ身構えていたものの、意外とさらっと終わった。とはいえ、食品(肉類や果物、etc)の持ち込み制限はどちらも結構厳しいので、事前にちゃんとチェックしておいた方が良いと思う(制限されている食品が見つかるとたぶん没収される)。
- ハワイ滞在中はほとんど日本のネット(Twitter、はてなブックマーク、Yahoo!ニュース等)を見なかった。たまに開いてみたものの、暗いニュースやネガティブな話題ばかりが目に飛び込んで来たので、すぐにページを閉じた。
「ハワイって楽しそうですね。でも、お高いんでしょう?」
ええ、決して安いとは言えません(苦笑)。
旅行会社に払ったのが100万ちょっとで(=主に家族4人の飛行機代とホテル代)、現地で使った食費やおみやげ代、細々した買い物等が20万弱、といった感じです。
とはいえ、すごく楽しくて良い経験がたくさんできたので、お金を払っただけの価値はあったなーと思います。
家族みんなで「また行きたいねー」と話しています。
ちなみに、ご存じだと思いますが、旅行会社に払う費用は出発する時期によって大きく上下します。
僕らは夏休み直前のやや価格が安い時期に出発しました。
また、僕らが申し込んだのは4か月前ぐらいで、結構早めに予約したので結構大きな割引が受けられたりしました。
まとめ
というわけで、今回は初めてのハワイ旅行についてあれこれ書いてみました。
異文化体験というのは非常に面白いですね。
これまでなんとなく「日本はいいところ」「日本のご飯はどこでも美味しい」みたいに感じていたところがありましたが、今回の旅行で「いやいや、別に日本だけが特別っていうわけでもないんやで?」ということを身をもって体験できた気がします。
また、仕事に対する前向きさや積極性なんかは日本人の方が見習うべきところなんじゃないかなーと思いました。
楽しそうにハキハキと接客される方が、サービスを受ける側も楽しい気持ちになります。
ハワイでやり残したことはまだまだたくさんあるので、何年かしたらまた行ってみたいと思います。
とても面白いところなので、みなさんもぜひ!
参考にしたガイドブック等
美味しいものを食べたり、買い物をしたりする目的で妻が買ってきたガイドブックです。
ホテルの中で「明日はどこ食べに行こうかな〜」と調べ物をするときに使ったりしていました。
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