はじめに:ラッカー塗装されたギターをHERCULESのスタンドに掛けたい!
我が家にはHERCULES(ハーキュレス)のギタースタンドがあります。
このスタンド、非常に安定していて使い勝手も良いので、とても気に入っているのですが、残念ながらラッカー塗装されたギターには対応していません。
ただし、ラッカー塗装をしている楽器には対応していないので、使用する場合にはギターを保護するように気を付けましょう。
Amazonの商品説明より
その昔、ラッカー塗装されていたレスポールを安物のギタースタンドに立てかけていたら、ほんの20〜30分でバインディングがうっすら変色してしまったことがあります。
こんな経験があるので、それ以来ラッカー塗装されたギターには必ずギタースタンド用のカバー(ブラジャーやブラと呼んだりもする)を付けるようにしています。
しかし、市販のギタースタンド用カバーはこういう安価なギタースタンド向けにデザインされています。
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- メディア: エレクトロニクス
HERCULESのギタースタンドは形状が少し独特なので、そのまま取り付けることはできません。
というわけで、このエントリではHERCULESのギタースタンドに、市販のギタースタンドカバーを付ける方法を紹介します。
用意するもの
用意するものは以下のとおりです。
- スタンダードなギタースタンド用カバー(ネック用とボディ用がセットになったもの)
- ハサミやカッターナイフ
- 20cmぐらいの結束バンド4本(100均で購入)
手順1:ヘッド部分にカバーを付ける
ヘッド部分にカバーを取り付けるためには、カバーの先端にカッターナイフ等で切り込みを入れます。
そうするとHERCULESのギタースタンドの先端部分を貫通させることができるので、ヘッド部分にカバーを取り付けることができます。
下は取り付けが完了したあとの写真です。
HERCULESのパイプは少し太いので、市販のギタースタンドカバーはキツキツになりますが、なんとか入ると思います。
手順2:ボディ部分にカバーを取り付ける
ボディ部分は安物のギタースタンドと形状が全く違うので、少し強引なアプローチになります。
ボディ用のギタースタンドカバーは筒型になっていると思いますが、ここにハサミを入れてギタースタンドカバーを開きます。
これでカバーが筒型ではなく平面になります。
そして、それをHERCULESのウレタン部分に巻き付けます。
しかし、巻きつけるといってもHERCULESのウレタン部分は太いので、市販のギタースタンドカバーは長さが足りません。
そこで結束バンドを使います。カバーの上下をぎゅっと結束バンドで留めてしまうのです。
(下記写真の矢印部分参照)
裏側から見るとこのようになります。
最後に、ギタースタンドカバーに付いてるマジックテープ部分(下記写真参照)はピロピロして見た目が悪いので、ハサミで切り取ってしまいましょう。
ちなみに、最初は結束バンドではなく輪ゴムでもいいかなと思ったのですが、輪ゴムだと耐久性の問題でそのうちプチンと切れてしまいそうだったので、結束バンドを使うことにしました。
完成!!
これでHERCULESのギタースタンドにカバーを取り付けることができました!!🙌
これならラッカー塗装されたギターを掛けても安心ですね。(過信は禁物ですが)
ヘッド部分はこんな感じです。
ボディもちゃんとカバーの部分に当たっています。
取り付け作業は30分程度で完了します。
結構簡単なので、HERCULESのギタースタンドにカバーを付けたいと思ってる人は参考にしてみてください!