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最新のレスポールは想像以上に良かった!(Gibson Custom Shop 1958 Les Paul Standard 購入レビュー)

はじめに

なんか定期的に「ギター買いました」っていうブログを書いてる気がしますが、今回もギター購入ブログです。はい。

買っちゃいました。これ。じゃーん。

Gibson Custom Shop 1958 Les Paul Standard。いわゆるヒスコレ(Historic Collection)。2021年製の新品です。
高かった……。レスポールの中では安い方だけど、それでも高かった💸

でも非常に満足しております。買って良かったです。(←これも毎回言ってる気がする)
今回のエントリではこのレスポールの良かったところを書いてみようと思います。

【もくじ】

その前に:僕のレスポール遍歴

これで僕が買ったレスポールは4本目になります。

最初に買ったのはこれ。2014年製のレスポールカスタム。

2本目はこれ。1999年製の1956 Les Paul Reissue。
ちなみにこれは今でも持ってます。

3本目はこれ。2006年製の1960 Les Paul Reissue Tom Murphy aged

で、今回買った1958 Les Paul Standardが4本目になります。

あと、レスポールに近いギターとして2020年製のPRS McCarty 594(シングルカットモデル)も追加しておきます。

これらのギターと今回買った1958レスポールを比較して、「1958レスポールのここが良かった」というポイントをいろいろ挙げていきます。

1958 Les Paul Standardの良かったところ

もともとは「とりあえず試奏してみよう。たぶん、買うかどうか迷うんだろうな〜」と思いながら楽器屋さんに行ったのですが、予想の何倍も良くて「これは絶対買いなのでは!?」という気持ちになり、そのまま買って帰ってしまいました😅

具体的にどのへんが良かったのかを書いてみます。

思った以上に弾きやすかった

僕が今まで買ったギターの中ではダントツでPRS McCarty 594が弾きやすく、「これを超えるギターはたぶん現れないだろう」と思っていました。
僕のイメージ的に「レスポールは音はいいけど、弾きやすさに関しては星3つから4つぐらい」だと思ってたのですが、このレスポールは弾きやすさも抜群に良かったです。
弾きやすいだけでなく、ネックが手のひらに触れる感触や握り心地も非常に良いです。

思ったほどネックが太くなかった

僕は基本的に細い・薄いネックよりも太くてガッチリしたネックの方が最近は好みです。
2本目に買った1956レスポールはかなり太めのネックです。最初は太すぎるような気がしましたが、最近は慣れて「これぐらいがいいかも」と思っています。

ちょっと前に楽器屋さんで2020年製の1958レスポールを弾いたことがあるのですが、それは1956レスポール以上にネックが太い印象でした。
とはいえ、そこまで弾きにくいわけではなく、音はすごく良かったので、「音がいいならこれぐらいのネックの太さもありかもしれん」と思った記憶があります。

同じ1958レスポールなので、このレスポールもめっちゃネックが太いんだろう、と想像していましたが、そこまでの太さではなかったです。
1956レスポールの方がちょっと太いぐらい。

前々から「1956レスポールのネックより、ちょっと薄いぐらいが最高」と思っていたので、この1958レスポールはちょうどいい太さでした。

ネックの仕上げが良いせいか、太めのネックなのにネックを握りこんで親指で6弦を抑えるようなスタイルでも全然苦にならないのが素晴らしいです。

思った以上にチューニングが狂いにくかった

僕が今まで買ったギターの中で最もチューニングが狂いにくかったギターは、これまたPRS McCarty 594です。
PRSは本当に狂わない。チョーキングをガンガンやっても狂わない。数日弾かない日があっても、ほとんどチューニングが狂わない。
本当に驚異的。

反対に、チューニングが狂いまくったのが最初に買ったレスポールカスタムです。
特に3弦の狂いやすさが致命的で、ちょっとチョーキングしただけで完全に別の音程になってました。
なので、僕の中で「レスポールは高くてもチューニングが狂いやすいものがあるので要注意」という認識でした。

で、今回の1958レスポールはどうだったのかというと・・・PRS並みでした!!
PRSと同じぐらいチューニングが安定しています。すごい。ギブソンもやればできるやん!

テクニックはないくせにチューニングがちょっとでも狂うとすごく気持ち悪く感じる人なので、これだけチューニングが安定しているとすごく気持ちが良いです。

チューニングするときにペグをわずかに動かすと、そのわずかな動きに連動して音程もわずかに変わってくれるところも良いですね。
ギターによってはペグを回してもなかなか音程が変わらず、あるポイントから突然ぐわっと音程が変わるものもあるので。

思った以上に音がブライトだった

レスポールというと「音がモコモコしがち」という印象があります。
少なくとも、何年か前に楽器屋さんで3本ぐらいレスポールを弾き比べしたときは「どれも音がこもってるなー」という印象がありました。
(今思えばアンプの設定とかがイマイチだったのかもしれませんが)

なので、「温かみはあるけど、必要以上に音がこもらないこと」というのが、僕がレスポールに求める条件のひとつなのですが、この1958レスポールはめっちゃ音がブライトです。
シングルコイルピックアップじゃないか?って疑ってしまうぐらいブライトです(ちょっと言い過ぎ?)。

PRS McCarty 594とも弾き比べたんですが、PRS以上にブライトかも。
ブライト過ぎてちょっと困るぐらいですが、「レスポールはモコモコしがち」という僕の先入観をいい意味で裏切ってくれました。

思った以上にピックアップの出力が弱め

レスポールのハムバッカーピックアップはすごくハイパワーなイメージです。
最初に買ったレスポールカスタムは超ハイパワーで、「これはメタル用ではないか?」と思ってました(メタルなんて弾かないのに)。

3本目に買った1960レスポールもかなりハイパワーで、いつもボリュームを3から5ぐらいに絞って弾いてました。

それに比べるとPRS McCarty 594はハムバッカーにしては出力が弱めで、「そうそう、これぐらいでちょうどいいんだよ〜」と思っていました。

で、今回の1958レスポールはどうだったのかというと、PRSよりもさらに出力が弱い印象です。
PRSのボリューム5が、1958レスポールのボリューム8ぐらいのイメージです。

ネットの情報などで最近のレスポールに載っているカスタムバッカーは出力が弱め、とは聞いていましたが、ここまでだと思いませんでした。
音色も含めてそうですが、1958レスポールのピックアップはハムバッカーだけどシングルコイルっぽい感じです。
ハムバッカーにしてはノイズがちょっと大きい気がするのもシングルピックアップっぽさを感じる原因のひとつかもしれません。

ピックアップの出力が弱めだと、ピッキングの強弱が付けやすくて良い感じです。

思った以上に軽い

レスポールはエレキギターの中でも重い部類に入ると思います。
今まで買ったレスポールも4kg越えで、どれも「ズッシリしてるな」という印象でした。
でも、PRS McCarty 594はレスポールによく似たシングルカットモデルでありながら、「レスポールよりちょっと軽いな」と思っていました。

では、1958レスポールはどうだったのかというと・・・PRSよりも軽かった!!
劇的に違うわけではないけど、両手に持つと「1958レスポールの方が軽いね」と分かる感じです。

1958レスポールは1959レスポールよりも重いものが多い、と聞いていたので、あんまり軽くないんだろうなーと思ってたんですが、PRSよりも軽いのには驚きました。

4kg越えでもいい音がするなら全然OKですが、どちらもいい音がするという条件下で軽いギターと重いギターのどっちを取るか、と言われたら軽いギターです。
なので、この1958レスポールは重量的にもすごくいい感じです!

思った以上に生音で鳴る

エレキギターはアンプでつないだときの音色が一番大事ですが、生音で鳴らしたときも気持ちいい音で鳴ってくれるに越したことはありません。
これまで僕が買ったギターはなんとなく半年から1年ぐらい弾いてるとだんだん生音が良くなってくる気がします(ちゃんと比較できないので単なる思い込みかも知れませんが)。

今回買った1958レスポールは最初からバランスが良く、気持ちいい生音が鳴っているように思います。
ネックやボディがニカワで接着されてる影響なんでしょうか?それとも純粋に作りが良いだけ?

思った以上に質感が高く、所有満足度が高い

僕がギターに求める三大要素は以下の通りです。

  • 音色(太くて温かい音が出るギターが好み)
  • 弾きやすさ
  • チューニングの安定性

見た目も大事ではあるのですが、上の3つに比べると優先度は低くなります。

最近のレスポールはビンテージスペックの再現性にめちゃくちゃこだわってるようで、「そこまでこだわる必要ってある?」みたいに思っていたのですが、実際に手にしてみると「うん・・・ええやん」って思ってしまいました(笑)

VOS仕上げなのでAgedモデルではないですし、プレーントップなので杢目もあまり出てはいないのですが、それでも実物を手にするとギターから雰囲気やオーラがすごく出ています。



ちなみに、杢目はボリュームノブの周辺にうっすら出ているんですが、この写真でわかりますかね?

PRS McCarty 594もすごくきれいなギターではあったのですが、PRSとは異なり、レスポールは渋さや威厳をまとった美しさがあるように思います。
というわけで、見るだけでも美しく、楽しめるギターです。

思った以上に?いや、想像通り弾いていて楽しい

1958レスポールは弾きやすいし、音色にも味や深みがあるし、弾いていてめちゃくちゃ楽しいです!
こういうのを倍音が豊かっていうんですかね?なんか音をひとつ鳴らしただけでも複雑で奥行きのある響きを感じます。
延々と弾き続けたくなってしまうので、ある意味時間泥棒ですね(苦笑)。

音色の味や深みという面では以前持っていた1960レスポールもすごく良かったのですが、1960レスポールはネックが薄めで、ややこしいコードを押さえるときに指がつりそうになるときがありました。
今回の1958レスポールは音色だけでなくネックの太さや弾きやすさも自分的にベストなので最高です!

結論:最近のギブソンを侮ってました。ふつうにハイエンドギターじゃん!

PRSもレスポールも最近は新品で買うと50万円以上します。
PRSを手にしたときはクオリティがめちゃくちゃ高かったので、「50万という価格は高いけど、このクオリティなら全然許せる」と思っていました。

それに対してレスポールは同じ50万でもなんとなく、「ブランド代の占める割合が大きくて、クオリティはPRSとかにはかなわないんでしょ?」と思ったりしていました。

すいません、最近のレスポールはふつうにPRSばりのクオリティを持ったハイエンドギターでした🙇🏻‍♂️

もちろん、個体差はあるのかもしれませんが、少なくとも僕が今回購入した1958レスポールは弾きやすさやチューニングの安定性もPRSと同等かそれ以上だったので、「ギブソンすげー!」と見直しました(上から目線)。

最初に買った2014年製レスポールカスタムが自分の中でちょっとハズレだったため、「最近のレスポールは品質がイマイチ。買うなら1999年から2006年ぐらいの中古でしょ」と思い込んでいましたが、最新のレスポールなら新品で買うのも全然アリだと思います。

かなりお高いギターなので気軽に買えるものではありませんが、頑張って買えば払ったお金と同じかそれ以上の満足感が得られると思うので、ギター好きの人(特にレスポールが好きな方)は楽器屋さんで新品のレスポールを弾いてみてください🎵