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新しいTwitterとどう付き合っていこうか迷っている話(君たちはどうツイるか)

いやあ、参った。
Twitterがどんどんおかしくなっていってるのはわかってたけど、僕の中でちょっと一線を越えてしまった。

サービス名とロゴを変えちゃうのは僕の中でNGだわ。

青い鳥がいなくなって、黒いXのロゴが見えた瞬間になんかこう、「違うんだってば!!」という感情が沸き立ってしまってまともに使う気になれない。

名前とロゴが変わって思ったのは、「あー、これがブランドってやつか」ということです。
自分は思ってた以上にあの名前とロゴに愛着を感じていたようです。
たとえ使える機能が同じでも、「ブランド」がまったく変わってしまうと使う気が起きないんだな、ということがわかりました。
ブランド、重要。

ブランドがガラッと変わるにしても、そこに納得のいく理由やストーリーがあるなら「新しくなった○○を使うか」という気持ちが起きそうだけど、今回はどうもオーナーのエゴや思いつきのようにしか見えない。
これまで利用してきたユーザーへの配慮やリスペクトが微塵も感じられない。

だからXって呼ぶことすら嫌。勝手に名前変えんな。全然納得がいかない。あれはTwitterなんだよ。だから俺はこれからもTwitterって呼ぶぞ!!

そもそも、Xって言ったら俺の中ではこっちなんだよ!!(←中学生時代にSilent Jealousyのギターソロをコピーしようとしてた人)
X Japan

「主要な機能は変わってないんだから、ブランドうんぬんには目をつぶって使い続ければいいじゃん」という考えもあるだろうだけど、昨年末に買収されてから次から次にがっかりさせられる変更が立て続けに行われてきたんだよね。
ということは、この先もまた「えー、まじかよー(がっかり)」というような仕様変更がすぐやって来るのは間違いない。
たとえばドメインもtwitter.comじゃなくなって、なぜか新URLにリダイレクトしないという超不親切設計で過去のツイートのURLが全部死んでしまうとか。

「お前はそこまでしてTwitterを使いたいのか?(あいつの靴を舐め続けたいのか?)」と自問したときに、どうしても「NO」っていう答えが出てきてしまう。

というわけで、僕はしばらくTwitterの利用を控えてBlueskyを使うことにしました。
Bluesky以外にも類似サービスはあるけど、Blueskyを選んだのは一番Twitterみを感じるからです。
(あと、ちょうどいいタイミングで招待コードをもらえたから、という理由もある)

アカウントはこちらです。よかったらフォローしてね。

https://bsky.app/profile/jnchito.bsky.social

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でもねえ。正直まだ迷ってる部分は大いにあるんですよ。
Blueskyで満足できてるのか、って言ったら全然満足できてない。
フォローしてる人数もフォローされてる人数もTwitterの比ではないので、めちゃくちゃ寂しい。
何かつぶやいたとしてもほとんど反応が返ってこない(まだほとんどつぶやいてないけど)。

Twitterアカウントはフォロワーが1万2000人以上で、Blueskyは現時点でわずか15人。
その差、約800倍。

「ブログ書きました!」とか、「今度登壇します!」みたいな告知をしたいときはBlueskyの拡散能力はほぼないに等しい。
そもそもBlueskyはまだ招待制だしね。使いたいけどまだ使えないっていう人もきっと多いはず。
Bluesky以外の類似サービスも、どこを使ったって使い始めの拡散能力は似たり寄ったりだと思う。

そんなこんなで、何か告知をしたいときは結局Twitterを使わざるを得ないのかなーという思いがある。
てか、たぶんTwitterを使うと思う。

さっき「お前はそこまでしてTwitterを使いたいのか?」という話をさっき書いたばかりだけど、完全にゼロにするのは無理だと思う。
なので、気持ちが揺れてるし迷ってる。
「格好悪いことしてんなー」と自覚しつつ、Twitterに変わる告知ツールが残念ながら思い当たらない。
あー、悔しい!

もちろん、告知ツールとしての機能だけでなく、界隈のひとたちのゆるーくやりとりするのもBlueskyだとまだまだ難しい。
気軽にメンションしたりされたり、リプライしたりされたり、そういう「ゆるいつながり」を作れるプラットフォームとしてはTwitterの方がはるかに優位。
BlueskyもTwitterと同じぐらい普及すれば・・・って思うけど、いつになるかわからないし、そんな時代は永遠にやってこないかもしれない。

もしかすると、「やっぱBlueskyじゃ無理だわー」って言いながら、またTwitterに戻ってきてるかもしれない。

こんな感じで、この1週間ぐらい「うーん、困ったなあ、参ったなあ」という気持ちが頭の中でぐるぐるしております。

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話は変わるけど、ウクライナ侵攻とかTwitterの買収とかを見てると、世界や歴史って「頭のおかしな権力者」によって、あっという間にこうも悪い方向に変えられてしまうのか、とちょっと悲しくなる今日この頃です。

「大国の指導者や、世界を動かせるぐらいの超の付く大金持ちなら、思慮深く自分の強大な権力を使う立派な人格者なんだろう。むしろ、だからこその指導者や超大金持ちなんだろう」、なんて勝手に思っていましたが、全然そうとは限らないし、そうじゃなかったときはたった一人の人間の思いつきで多くの人々が不幸になる(場合によっては命を落とす)んだってことを40年以上生きてきて初めて学びました。

一人のおかしな人間が世界中を不幸にできるの、怖い。
そんな権力に対抗しようと思ったら、自分がさらに大きな権力を持つしかないのか。
Twitterを元に戻したかったら、僕が6兆円用意しなきゃいけないのか。
いやあ、それはさすがに無理だわ〜。

あと、大きくて日常的に使っているサービスも未来永劫快適に使えるとは限らない。
FacebookもInstagramもAmazonもGmailもGoogle PhotoもGitHubもQiitaも、ある日突然方向転換して全く使えない(or 使いたくない)サービスになったりする可能性も十分ありうる。

もちろん、今までも頭の中では十分理解していたつもりだけど、こうやって現実にそういうことが起きてみると、結構途方に暮れちゃいますね。
いやあ、参った。

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・・・と、なんかとりとめのない話をしてしまいましたが、とりあえず、このエントリで言いたいことは以下の2つです。

  • 現時点ではTwitterは使う気が起きない。けど、告知とかはするかもしれない(他に手段がないので)
  • 一時的か恒久的かはわからないけど、Blueskyを避難場所として使っているので、アカウントを持ってる人はよかったらフォローしてください→ @jnchito.bsky.social

あと、今後はTwitterの代わりにブログの更新頻度が上がるかもしれません。
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あー、さっさとイーロン氏が退いて、昔のTwitterが戻ってきてくれないかな〜。うーん、無理か〜。

Jealousy

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